クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2007年03月

ラグジュアリーシップという世界 その3

81731632.jpgしばらく出張が続いたため、ブログが空いてしまいました。もうしわけありません。
それでは、ラグジュアリーシップ、その3として、スケジュールや料金など、具体的な内容をご紹介しましょう。

シルバーシー、リージェント、シーボーンといったラグジュアリークラスの船は、
夏場はだいたい、ヨーロッパに集中します。北欧のベストシーズンにサンクトペテルブルグやノルウェーのフィヨルドを巡るコース、地中海沿岸の港を巡るコース、ベニスからエーゲ海、トルコ、黒海、エジプトなどを巡るコースなど、特に大型船では寄港しないようなめずらしい国、港にも寄港します。
ベストシーズンにベストコースを巡ります。
一例をご紹介しましょう。

<シルバークラウド 2007/6/8出港 ローマ〜モナコ7泊8日>
ローマ〜マヨルカ島〜バレンシア(スペイン)〜バルセロナ〜ボルケロレス(フランス)〜モナコ

<料金>
ビスタスイート(標準的な海側窓付):5895ドル
ベランダスイート(プライベートバルコニー付):7395ドル
・・・・・・・
オーナーズスイート:20295ドル

ビスタスイートでも22平米以上とじゅうぶんな広さがあります。
1泊あたり、842ドルですが、実はシルバーシーのようなラグジュアリーシップでもディスカウントがあります。
今日現在、この6/8発のビスタスイートはなんと40%も割引の料金が出ていて3537ドル、つまり1泊あたり505ドル=約60000円。これぐらいになると日本の飛鳥兇箸曚榮韻犬阿蕕い領繕發砲覆蠅泙后しかもこの料金には、食事はもちろんのこと、ほとんどのアルコール類の料金も含まれています。

その他の出港日にもこういった割引が出ているのですが、個人的に興味を持ったのは、11/18発 モンバサ(ケニア)〜マーレ(セイシェル)の7泊8日に40%OFFが
出ていて、なんと2517ドルから。もう大型船のスイート並みの料金ですね。

こういった割引の情報は海外版の各クルーズ会社のWEBにも出ていますが、
やはり弊社のようなクルーズ専門のエージェントに問い合わせるのがいちばんです。
それは、一生懸命勉強して1銘柄に絞って株を買うよりも、投資信託を買うほうが
安全で確実なように(一概には言えませんが)、アバウトな条件を投げていただければ、私たちは、あらゆる情報ソースの中から、ベストなクルーズ、料金をご案内することができます。そこには今日届いたばかりのディスカウント情報があったりもします。
賢く選べば、ラグジュアリークルーズにも手が届くものが確実にあります。
次のクルーズ、ちょっといい船に乗ってみようかと思ったら、ラグジュアリーという
選択肢も考えてはいかがでしょうか?

ラグジュアリーシップという世界 その2

f3bbd03d.jpg前回に引き続き、ラグジュアリーシップのお話を。
では、現代のラグジュアリーシップとはどんなものなのか?
船自体は、現代の船だから、特別豪華な材質を使っていたりということはない。
では、なぜ1週間で5000ドルもするクルーズが存在するのか?
それは、ソフト面にある。
例えば、シルバーシーを考えてみる。乗船時にシャンペンのフルボトルが部屋に届けられる。ランチ、ディナーの多彩なワイン、ビールなどアルコールはフリー。
プールサイドのバーで、ビール・カクテル頼んでもフリー。ソフトドリンクは当然フリー、メインダイニングでの3色、ビュッフェ、アウトサイドのグリルのハンバーガーなどもフリー。ノーチップ制。とにかく乗ってからお金がかからない。
唯一、ハード面では、部屋が広い、つくりが贅沢。バスルームは船の上なのに大理石で2人用キャビンにはシンクが2つある。ふかふかのバスタオル、ローブが毎日2回のベッドメーキングにより補充され、ベッドもアメリカのホテルのような薄い毛布ではなく、日本人でも違和感のないふわふわのふとん、上質なリネン。
あまりにも部屋の居心地がいいからなのか、けっこう船客が乗っていても、パブリックスペースが、混み合うことはまずない。
ルームサービスでは、和朝食を頼むこともできる。日本人アテンダントが乗船のときなど、丁寧な日本語の情報が届けられる。私が「ここがラグジュアリーなんだなぁ」といちばん実感したのは、午後のラウンジでオレンジジュースを頼んだとき。
もちろんフリーだが、まずコースターを丁寧に置き、カクカクッとしたクラブの水割りとかに使いそうな氷のグラスに、果汁入りの100%オレンジジュース。ご丁寧にストローまで。 いわゆる日本のホテル並みの繊細さがその一杯のオレンジジュースに集約されていた。 とにかくラグジュアリークルーズには、その魅力の虜にしようとする甘い罠がいくつも仕掛けられていると思った方がいい。 〜続く〜

ラグジュアリーシップという世界 その15

クルーズ船にも格付けのようなものがあって、マスクラス、プレミアム、ラグジュアリー、人によってはその上にブティックという分類をする人もいる。昔はこのような分類はなかったが、高級船は明らかに存在した。私が印象に残っているのはロイヤルバイキングラインという船会社。ロイヤルバイキングスター・スカイ・シーの3船は
本当に美しい船体をしていた。アメリカの富裕層をターゲットとしていたと思われる。たしかシーだったと思うが、もうずいぶん前の話だが、船の舳先が思いっきり折れ曲がった状態で神戸へ入港したことがある。波の衝撃なのか、今も原因はわからないのだが、非常にショッキングな光景だった。同社が次に建造したロイヤルバイキングサンは、キュナード〜シーボーンと渡り歩き、今はホーランドアメリカのプリンセンダムとして現役。 現代のラグジュアリーシップといえば、シーボーン、リージェント、オーシャニア、シルバーシーあたりが考えられる。それぞれ個性溢れる船会社であり、そのあたりを次回ご紹介してゆきます。

QE2、ただただ、、素晴らしい、、、、5

62be172c.JPG先週、QE2が横浜に入港し、弊社スタッフが見学してきた。現代のクルーズ船とは異なる部分が随所にあって、とても興味深かったとのこと。写真は、プリンセスグリルだが、QE2は、キャビンのグレードによって5つのレストランにわかれる。上から3つ(クイーンズグリル、プリンセスグリル、ブリタニアグリル)は、こじんまりした隠れ家風。そのうちのひとつ、プリンセスグリルの中に下へ降りる階段があって、そこにはまた隠れ家風の小さなバーがあることを発見。デッキプランにも載っていない。おそらく大半の船客はこのバーの存在を知らないだろう。現代のクルーズ船は、人の流れを計算しつくした結果、各社ともだいたい同じような構造になってきた。しかし、QE2は全くレイアウトが異なる。デッキプランを見ても奇怪な構造が見て取れる。40年前の人はなぜこんな複雑な設計をしたのだろう。だけどそこが現代の船に見慣れた我々には面白くてたまらない。いつの日か、QE2に乗る日が訪れたら、片っ端から見てやろうと思う。だからQE2よ、もう少しがんばって現役でいてくれ!!

大手チェーンレストランに最近感じたこと

どこの店とはいいませんが、最近いくつか経験しました。
メンチカツを注文したら、冷凍食品のにおいがすっごいして、途中で食べるのをやめました。先日あるお寿司屋さんにいったら、一カンずつ注文するものは目の前で板前さんが握ってくれるのですが、私がセットを注文したところ、奥からもって来ました。そのしゃりは、真四角、明らかに機械で握っていました。どちらもどんどんと大きくなったチェーン店です。私は自分の会社がこんなふうになったら、すごくいやだなぁと思いました。クルーズを売る仕事は、明らかにプロが存在する仕事だと思っています。知識と情熱は誰にも負けないぐらいの気合でやってます。しかし将来、人を増やしたりするとき、そのサービスレベルが維持できるか、大変心配でもあります。かといってすべてのお客様を未来永劫私が担当することも不可能です。
それでも提案力を売りとしてやってゆく以上、このサービスレベルの維持は何が何でも継続してゆきます。
大人のクルーズは、ツアー旅行では味わえません。
自分で飛行機、船、ホテル、こだわってわくわくしながらプランを組み立ててゆく、
すべては自分が決める、納得のプランを組み立てる、その計画段階からもうみなさんのクルーズはスタートしているのです。
映画の主人公が旅に出るとき、ツアーではぜったいに行きませんよね。
エレガントなクルーズには、自分で組み立てる旅がぜったいに似合っています。

アジアのクルーズが熱い!!5

80d9f32b.jpg最近、アジアのクルーズが熱いですね。ロイヤルカリビアンやカーニバルなど米系大手が超大型新造船をどんどん建造するものだから、少し前の船をアジアに配船する傾向にあります。弊社が日本での代理店を努めるアジアスター、コスタアレグラ、ヴァーゴなどの他に、6月のはノルウェージャンウィンドが香港に(スターアクエリアスと改名)、12月にはラプソディオブザシーズがシンガポール・香港にやってきます。この2隻は、私がまだこの仕事の駆け出しの頃(もう7〜8年ぐらい前)、カリブ海に就航していて、マイアミに出張したときなど、よくマイアミ港に並んでいました。まだ日本でもそんなにクルーズが普及していなくて、それでもちょくちょく予約をいただき手配をしたのを憶えています。そんな思い入れもあるものですから、ウィンドとラプソディが飛行機でわずか数時間の近場で乗れるなんて、なんかうれしくなってきます。

ラプソディオブザシーズ・アジアのクルーズスケジュール
http://www.mercury-travel.com/cruise/asia/rcas01.html

QM2 香港寄港5

クイーンメリー2は現在、就航以来初のワールドクルーズを行っている。その船体の大きさゆえに、入港できる港も制限されることもあって、世界一周クルーズとしては異例の80日間という速さである。そのQM2が2/28、香港に入港した。弊社が昨年来、香港のアジアクルーズ社の日本地区総代理店を務めていることもあって、香港の同社社員とも、1月に香港出張した際にはこのことが話題となったのだが、おそらくQM2は、オーシャンターミナルには着けられないだろうと言っていた。今日付けの海事プレス社のメルマガで、やはりオーシャンターミナルではなく、コンテナヤードに接岸したと知った。しかし、出港時には船客にあの香港の素晴らしい夜景を見ていただくため、九龍と香港島の間のメインストリートを通過して出港して行ったという。そのために、キュナード社は50000ドルをかけて浚渫を行い、QM2は喫水を少なくするため、燃料を抜き取り、バラスト(船を安定させるため、船底に海水を入れる区画)の海水も抜き取り、涙ぐましい努力で、その航行を実現させた。
すべては、香港の100万ドルの夜景を船客に楽しんでいただくために。
やるじゃないか、キュナードライン!!
まだまだ現代にもドリームがあるじゃないか!!
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