クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2007年07月

クラシックな船に乗ってみたい5

毎年、新造船が就航する一方、古い船が一線から退いてゆく。
オールド客船ファンとしては、それらの船に辿り着けなかったことが、
時に残念でならないことがあるります。
私のこの40年のうち、30年ぐらいは世界最大の称号は、QE2とフランスが
競っていました。フランスはNCLノルウェーとなり、2000年にカリブ海クルーズ
に乗船し、夢を果たしました。もう一方のQE2、未だ夢かなわず。
それなのに来年で引退。後先考えず来年の大西洋横断を予約しました。
私の中ではこの二隻が永遠のNO.1、NO.2なのです。
ちょっと最近の話、気になっていた船がすべてイギリス船社に行くことが多いです。
ノルウェージャンクラウンは、船体延長工事を経てフレッドオールセンという会社へ。
セレブリティのゼニスは、RCI傘下のヨーロッパの会社へ。
カロニア(ビスタフィヨルド)は、サガホリティ(イギリス)へ。
ノールダムは、トムソンクルーズ(英国)へ。
でもその気になれば、動いているのだから乗ることができます。

船内のインテリア、工法など、現代ではコストがかかりすぎてやらないようなつくり
だったり、壁面の材質などが本物志向だったり、そして往年の客船には現代の
船にはない風格のようなものが感じられます。
また、30年ぐらいの船齢でも改装すれば見事に甦ることがあります。
昔高級船社として一世を風靡したロイヤルバイキングラインの船が、3席のうち
2隻が英国のフレッドオールセンに集まっています。
その前にスタークルーズで運行されてた時に乗ったことがあるのですが、
その古びた感じに「面影ないなぁ、もう駄目だなぁ。」と思ったのですが、
今や、素晴らしいインテリアで完全に生き返りました。
古い船を大切にそして魅力的によみがえらせるのは英国人の得意技なのでしょうか?
そして何より、外観が美しい。すべての船がオンリーワンのデザイン。
そんな船が時折日本にもやってきます。
ぜひ、現代の客船と見比べてみてください。その老練なる風格が感じ取れることでしょう。

クルーズに関する映画・ドラマ5

タイトルからするとタイタニックやポセイドンアドベンチャーなどがメジャーであるが、私流にご紹介。

映画タイトル:ランダムハーツ
主演:ハリソンフォード

ワシントンで刑事として働くハリソンフォード。高級百貨店サックスフィフスアベニューで働く妻が、夏のファッション誌の広告撮影の仕事でマイアミへ出張。しかしその飛行機が事故で墜落。実はそのマイアミ行きは不倫旅行だった。
妻の浮気に動揺する夫は、その真実が知りたくてマイアミへ飛ぶ。妻が男と泊まったホテル、バーなど足取りを辿る、、、といった始まり。
この映画の随所にマイアミが出てくる。まず「タイド TIDES」というホテルが出てくるが、アールデコ地区に実在していてこじんまりとした素敵なホテル。すべてが白で統一され、部屋のベッドには脱ぎ散らかしたのごとく2つのバスローブが並べられ、足元に白い2つのスリッパ。弊社でもハネムーンのお客様などにお使いいただいている。
ワシントンDCダレス空港からマイアミへ飛行機で移動するシーンが出てくるが、左右2列ずつの小さめの機材。日本からマイアミへ行くときは必ず1回乗継が必要だが、そのときのアメリカ国内線を思い出させる。
ハリソンフォードがタクシーで空港からマイアミ市内へ向かうシーン、マイアミ港の対岸、マックアーサーストリートを走るとき、カーニバルクルーズラインの船が少し映っている。マイアミが似合う船会社だ。
マイアミは、西海岸の陽気なカラッとした雰囲気とも、NYのちょっと緊張感のある感じともまた違う。スペイン語を話す人もけっこういて、タバコを吸う人も多い。中米の文化も垣間見れる。町のバーなどでも音楽もキューバ系ラテンが流れている。
マイアミから出港するカリブ海クルーズに行かれるなら、クルーズ前後のマイアミも
ぜひ楽しんでみてはいかがでしょう?
ちなみにもうひとつのクルーズポート、フォートローダーデールはマイアミから車で1時間程度の距離にあります。

TULIP 東京コンサートの夜5

昨晩は、東京フォーラムでTULIPのコンサートに行ってきました。
コンサートなんか滅多に行かないのですが、TULIPだけは欠かさず。
そういえばこの前コンサートに行ったのも2年前のTULIP。
会場の客層は、私(1967年生まれ)よりもやや高め。
だから、「心の旅」とか「青春の影」なんかが演奏されるととても楽しそう。
僕が好きになったきっかけはラジオから流れてきた「虹とスニーカーの頃」
不思議なメロディーライン。またバンドの名前自体がチューリップというのも変で
なんか逆に興味を持った。テレビにも出ず歌うときも普段着のままのバンドという
存在にも興味を持った。当時若者の音楽であっただろうが、35周年を迎えて
彼らの音楽はスタンダードになって、親子2世代で聴いている人もいる。
TULIPは、CDとコンサートの演奏がほとんど変わらない。だから演奏は上手いのだと
思う。時々コンサートに行ってCDとのあまりの違いに幻滅することがあるが。
東京フォーラムAは4000人入るらしいが2階席の最後列まで満員。すごいなぁ。
今でもこんな感じで全国の大きなホールでコンサートツアーをやっている。
新しいアルバム 〜run〜 は、1年かけて製作された。福岡、山中湖、東京のスタジオで。 彼らは幸せな人たちだと思う。50代、60代で、自分の作品を作るために1年も費やせる、そんな人が世の中に何人いるだろうか?その彼らの幸せな感じがコンサート会場ではお客さんにも伝わってくる。コンサートが終わって会場からJR有楽町駅に向かう人はみなニコニコしながら帰路につく。
人を幸せな気持ちにできるという点では、我がクルーズビジネスも同じだと思っている。事務所には毎日、世界中のクルーズ会社のチケットが届くのだが、それをお客様に送り届ける準備をするとき、このチケットが届いたときのお客さんの笑顔が浮かんでくる。
「えっ、クルーズに行くだって? しかもカリブ海? 007のジェームスボンドじゃないんだから!」 クルーズのイメージがそんな浮世離れした時代があった。でも今は違う。その映画の中のエレガントな世界は現実の世界にあって、誰もが楽しめるレジャーになった。だからうちのお客さんは全員が映画の主演男優、主演女優さんである。

HAL NEW SHIP EURODAM5

ホーランドアメリカライン、2008年のパンフレットが届きました。
まず注目したのは、来年就航する新造船「ユーロダム」。
そのスペックがちょっと不思議。
総トン数は、わずかながら大きくなってるのに、全長は短くなってる。
造船工学素人の私にはよくわかりません。
キャビンのインテリア(建造中なのでCGI)、ちょっと変えてきました。
スイートキャビンはモノトーン、ベランダ付キャビン、やわらかい色のカーペットにふかふかのベッド。この船はベランダ付キャビンがスタンダードクラスなのですが、
明らかにグレードアップしています。
快適だろうなぁ、この部屋。。。
ユーロダムは、来夏、北欧クルーズでデビュー、その後東カリブ海クルーズを
行います。
ホーランドアメリカ、プレミアムクラスだけど料金はマスクラスとほとんど変わりません。なのに部屋は広くバスタブ付き。ホテルなら定宿という言葉がありますが、
”定船”にしたいぐらい気に入っています。
ことし自分のクルーズ計画では、乗れないのですがその理由はホーランドのヨーロッパクルーズは、長い。。。最短でも10泊。 いい船は総じて長いんですよね。
ホーランドさん、ぜひ7泊のヨーロッパクルーズをお願いします!

友との語らい5

皆さんは、時々旧友と会ったりしていますか?
私は大阪生まれで、大学まで大阪にいましたから学生時代の友人はほとんどが関西にいます。
昨日から大阪出張中なのですが、久しぶりに大学時代の親友と梅田で再会。老舗のビヤホールで大ジョッキで乾杯。お互いの近況を話し合った。
40歳。お互いいろいろと背負いはじめている。子供のこと、家のこと、仕事のこと、、、、
私からは、クルーズのこと、少し話をしてみた。すごく興味を持ってくれた。
どうやったらいけるのか?
いくらかかるのか?
俺でもいけるのか?
。。。
矢継ぎ早の質問に、すべてYESと答えた。
クルーズはけっして一部の人のためのレジャーではない。普通のサラリーマン、OLさん、みんなが参加できるレジャー。またそうでなければならない。

彼は新婚旅行で、バハマのナッソーに行ったとき、カリブ海クルーズの巨大客船が
停泊しているのを見て、「これ乗ってみたいなぁ」と思ったらしい。

もう少し子供が大きくなって、手をはなれたら、また夫婦で、もしくはファミリーで行けばいい!
マイアミまでの航空券を買って、クルーズを予約して、スーツケースにスーツ1着、水着、カメラ、髭剃り、本を詰め込みさえすれば、それでいい。

新婚旅行で滞在したナッソーにクルーズ客船で入港できたら、どんな気分だろうか?

台風の爪跡1

出張で、大阪の某ホテルから打っています。昨夜は大阪もすごい雨風。大変なものでした。
飛鳥供■掘殖隠竿神戸−横浜は、キャンセル。弊社にもお客様がいらっしゃった。半年も前から楽しみにしていただいてたのに。ほんとに残念無念。この郵船の決断は先週の木曜日のこと、ちょっと早すぎるのでは?と思ったが、この天気ではやはり郵船の決断は正しかったといわざるを得ない。ここから半年先まで、飛鳥兇呂曚楷闇箴態。その後は世界一周だから、次に乗れるのは1年後になるかもしれないと思うと
本当に申し訳なく残念な気持ちです。ぜひまた、飛鳥兇望菫イ気譴襯船礇鵐垢来ることを願っています。

自分のクルーズ計画 Vol.53

いやぁ、6月は忙しかったぁ。そのため6月中旬からこの連載が空いてしまいましたが、寸暇を惜しんで自身の船旅はわくわくしながら毎日研究中。どうやら今年の休暇は11月になりそうだということ。視察も兼ねて今年は欧州へ行こう。ここまでは確定。そこで船をいろいろと調べたところ、ロイヤルカリビアンのボイジャーオブザシーズ、もしくはイタリアのジェノバにオフィスがある某クルーズ会社(コスタではないです)あたりで。しかし過去1度MSCリリカで西地中海を回っているから、出来れば寄港地があまりかぶらないようにしたい。(こういう心理ってお客様も同じでしょうか?)そう考えると、ボイジャーオブザシーズが条件的にはいいです。

2003年MSCリリカの寄港地:
ジェノバ・ナポリ・パレルモ(シチリア)・チュニジア・マヨルカ島・
バルセロナ・マルセイユ・ジェノバ

2007年ボイジャーオブザシーズの寄港地:
バルセロナ・ビルフランシュ(ニース・モナコ)・リボルノ(フィレンツェ)・
ローマ・ナポリ・パレルモ(シチリア)・バルセロナ

しかも、ニース、モナコ、フィレンツェ、ローマと名だたる観光地に行けることに
今更驚き。すごい寄港地を選んだなぁ。ロイヤルカリビアンもサービス精神旺盛だなぁと。

と、ある程度船を絞り込んだところで、キャビンの空き状況を見なければ。
あ、今日の夜は中華街で食事の予定なので、明日にして。
今夜は、ロイヤルカリビアンのパンフレットを持参で中華街に向かうのでした。

千の風に乗って

b7dd4223.JPG弊社のお客様で、今年3月、QE2で横浜からシンガポールまで行かれたご夫婦がいらっしゃいました。ご主人は、80歳で肺がんをわずらっており、ご予約の時点からもしかしたら、急遽行けなくなることもあるため、クルーズ保険にも加入をされた。
3月6日、無事ご夫婦を乗せてQE2は横浜を出港。大阪、上海、香港、ベトナム、バンコクを経てシンガポールまでQE2の船旅を楽しまれた。ご帰国後、ご主人の体調が悪化し入院、そして5月。。。
昨日、銀座で彼を偲ぶ会が開かれ、旧制高校の同級生など多数集まる中、奥様の依頼で私も参加させていただいた。私は奥様に「何をしゃべればいいですか?」とたずねると「QE2での船旅について語ってほしい」とのこと。その意味が最初は理解できなかった。しかし会が始まるとその理由がわかってきた。彼を惜しむ旧友のスピーチ、何人かのスピーチにクイーンエリザベス2の言葉が。つまり彼はQE2に乗ることを楽しそうに旧友に語っていたのだ。そして病床で、QE2での写真を看護婦さんたちに見せてあげていた。80年の人生の最後の1年で乗船したQE2の旅が、彼の人生に大きな花を開かせたのだ。会場のひな壇には、思い出の写真が並べられていたのだが、その中にQE2のキャプテンとの記念撮影の写真があった。白い蝶ネクタイの彼、その傍らにやさしく寄り添う奥様。彼らの2倍はあろうかという身長の大柄なキャプテン。キュナードの写真フレームに飾られたその一枚の写真はとてもすばらしいものだった。スピーチが私に回ってきたとき、彼の大航海に携われたことを誇りに思い、いつか彼の航跡を皆さんも辿っていただきたいとお話をさせていただいた。
そこでこの記事のタイトル。 彼はお墓の中にはいないでしょう。 きっと今もQE2で航海中でしょう。
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