クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2008年01月

NCLのフリースタイルクルージングとは5

時折、アメリカのクルーズ関係者と話すことがありますが、ノルウェージャンクルーズライン(以下NCL)のアメリカで放映されているTVコマーシャルが面白いとのこと。そしたら下記のサイトでそれが見れるのでした。
http://www.ncl.com/nclweb/cruiser/cmsPages.html?pageId=TV_Spots2008

これらCMの意味理解できます?
つまり他社(=オーソドックスなクルーズ会社)は、食事は時間指定、テーブル指定、フォーマルデーはスーツ&ドレス着用。これらの習慣がいかに窮屈なことか、
ということを強調し、次にNCLならいつでもどこでも食事が出来る、フォーマルも不要、そんな自由なクルーズですよ、というメッセージを送っている。
いちばん面白いのは、セールスマン編で、ディナーテーブルの相席のおじさんが、自分の仕事のことをひとりしゃべりまくって、他方の男の人がどん引き状態というやつ。それを見て、「なんだ、アメリカ人も同じ感情を持っているんだ。」と感じました。

実際のクルーズ、テーブルの相席の人、気になりますよね。合わないともう最悪。
このCM見て、アメリカ人はどう思うのでしょう。「こんなクルーズがあったんだ」と感じる人もいるでしょうね。じゃぁ、日本人にはどうか?というと、当社のお客様も含めてフォーマルディナー、ドレスコード、そういったクルーズ特有の文化をむしろ楽しみにしている方のほうが多いようです。つまり日常の生活の延長ではないところがクルーズの楽しさのひとつであると。それは十分理解できますね。
じゃぁ、NCLは日本人には合わないか?いやそれも合うと思います。何回かクルーズ経験を積んでゆく中で、時にはカジュアルなクルーズをしてみようと思ったときに、NCLという選択肢があるのはうれしいことだと思います。

最近、当社もNCL全船の販売開始とのメッセージを発信し、NCLでも最近の船のスケジュールを掲載しました。
http://www.mercury-travel.com/cruise/cruiseline/ncl/

私自身、今のNCLにとても興味を持ち始めました。スーツを持ってゆかなくていいクルーズ、ちょっと気楽でいいかなぁと。

QV、徐々に人気が出てきました。5

6452203d.jpgQV、お客様からの問い合わせが増えてきました。
クイーンビクトリア擁するキュナード、ホーランドアメリカラインは同じカーニバルグループ。就航前のQVのイラストを見て「なんだ、ホーランドのザイデルダムの煙突を赤く塗っただけじゃん。。」など生意気に斜に構えておりました。おまけにゴッドマザーが、”カミラ婦人”。。。。
しかし、船内の写真など情報が入るにつれ、私の評価も一変しました。
外観はザイデルダムの煙突を赤く塗った、というのは変わりませんが、中身、すごいです。めちゃくちゃお金がかかってます。こんな船、見たことがないです。シアター、ダイニングなどクラシックを極めています。これは乗る価値ありますよ。15万トンQM2のあとの9万トン。インパクトは小さいですが、この船は徐々に評価が高くなると思いました。ゴールデンウィーク付近、4泊ぐらいのショートクルーズがあります。お試しにはいいですね。

ラプソディ、おおむね好評4

12月からアジアに登場したラプソディオブザシーズ。ご乗船されたお客様からちらほらとレポートをいただきました。
食事、エンターテイメントは概ね好評。味もアメリカでロイヤルカリビアンに乗るよりよかったとの声も。その一方、ターミナルが不便な場所だったりすることがあるようです。後発参入の悲哀でしょうか。
ヴァーゴに乗られたことがある方のラプソディ評、大変面白いです。ヴァーゴがアトリウムになぜか金の馬のオブジェ、ラプソディは明るい吹き抜けのアトリウム。ラプソディの方が好き、などなど。
キャビン、これはクラスによって評価が分かれます。スタンダードクラスの内側、海側のお客様、シャワーブースが極めて狭い、とのこと。キャビンも狭く感じるなど。
ベランダ付以上のお客様、上層階に位置するため景色もよく、広さも十分とのこと。つまりラプソディは少し前の船なので、こういう印象なのかなと感じました。最近の船はスタンダードがベランダ付なので快適さの平準化が図られているように思われます。
あ、でもヴァーゴの方がよかったと言う意見、ありました。それは日本食ですね。
ロイヤルカリビアンのアメリカンスタイルクルーズ、
スターのフリースタイルクルージング。
シンガポール発着でコースはほとんど同じ。
この比較は、非常に興味深いですね。

下記は、ラプソディのレポート、最も詳しく写真もきれいなのでお奨めです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yotajii/

スタークルーズ NCL WEB更新5

417b902b.jpgスタークルーズ、NCLのウェブを更新しました。
スタークルーズ
http://www.mercury-travel.com/cruise/cruiseline/starcruises/
NCL
http://www.mercury-travel.com/cruise/cruiseline/ncl/

ダイレクト予約システムを駆使して、スタークルーズ、NCLのすべてのクルーズ予約に対応します。
この2社、スタークルーズが親会社という関係ですね。しかし子会社のNCLは、アラスカ・カリブ海といったクルーズ激戦区に就航しているため、より新しく、より大きな船をすべてNCLにまわし、NCLの中型船をスタークルーズへ回す策を採っています。
たとえば、アクエリアス。この船はノルウェージャンウィンドとして、90年代から昨年まで、NCLの中核をなす客船としてカリブ海・アラスカ・ハワイに就航していました。スタークルーズ傘下に入る前のNCLの船は、思いっきりカリブ海仕様で、明るくやさしい配色でリゾート気分高まるいいセンスをしています。しかし5万トンでは、他社の10万トンクラスに比べ、小さく感じることは否めません。しかしその船がアジアに来れば、まだまだ活路はあります。身近なアジアでカリブ海仕様のクルーズ船を楽しめるチャンスと言えるでしょう。もう1隻、リブラという船がありますが、この船もノルウェージャンシーとしてNCLで活躍していた船。アクエリアスとも待ったく違う船です。両船ともフリースタイルに対応していて複数のレストラン、好きなところで食事が出来ます。
NCLは、ノルウェージャンスターから始まった90000トンシリーズが気がつけば6隻にもなっていました。10箇所のレストランがあって人気のシリーズ船です。今年は、ヨーロッパに3隻、バミューダ1隻、アラスカ2隻と配船されます。10箇所のレストランが毎日夕方5時から夜10時まで開いていて、いつどこのレストランで食べてもOKなんです。いろんな食事があると飽きることもなく、それにテーブル指定がないから、仲間だけで気軽に楽しく食事が出来ます。単発ですが、ニューヨークでワンナイトクルーズなんかもあります。NCL、次の新造船はついに15万トンに突入。海側は全室バルコニー付となる模様。船上にボウリングレーンを作ったりと、いつもユニークな発想のNCLのこと、革新的なNEW SHIPに期待したいところです。

にっぽん丸 2008年商品発表パーティにて5

昨日は、東京タワーに程近い、ザプリンスホテルパークタワー東京にてにっぽん丸の商品発表パーティがありました。コース設定にあたっては、総力を挙げ練りに練って作成されている、その情熱を感じました。そして、社風なのでしょうか、にっぽん丸のお料理同様、とても手作り感があってアットホームなパーティでありました。外国船が主の当社は、このたび初めてお邪魔したのですが、いろいろと得るものがありました。にっぽん丸の主たる船客の年齢は60〜70代であること、それでいて船客の半分近くが初乗船であることなど。。パーティの冒頭、スピーチをされた商船三井客船の萩原社長、ご挨拶の折いろいろと話をさせていただき、半年前に社長に就任されたとのこと。昨今は燃料費の高騰、その他食材費などの高騰もありコスト高には頭を悩まされておりました。それでも商船三井客船は前向きに、2009年は世界一周の代わりに、69日間のタヒチ、南米周遊クルーズを発表するなど、非常に企業の活力というものを感じました。
私は幼少期、初代にっぽん丸(元あるぜんちな丸)、2代目にっぽん丸(元セブンシーズ)に乗船した経験があり、その私からすればにっぽん丸の食事は昔から美味しかったんだとずっと思っています。
にっぽん丸のアットホームな雰囲気、食へのこだわり、熱烈なファンがいることに納得です。

アメリカのビールを真似てみる1

53cc8d51.JPG13日、深夜3時をまわりました。2008年シーズンのクルーズ販売の準備等で延々と仕事は続きます。ふと思いついて、アメリカのビールを真似てみました。どこを真似てるかというと泡立てていないこと。アメリカでビールを注文すると、グラスいっぱい擦り切れまで泡いっさいなしで注いでくれます。最初は不味そうに見えました。でも今はビールは泡はないほうがいいと思っています。今まで船旅や出張で幾度となくアメリカを訪れましたが、特にトランジットのとき、空港内のバーでよくドラフトビールを注文します。マイアミへの出張のとき、乗り継ぎのダラス・フォートワース空港、日本へ帰る前に、サンフランシスコ空港でクラブミートをおつまみに、去年デトロイト空港では、次のニューヨーク便の遅れで半日以上空港に閉じ込められ、やることもなく飲むしかなく。。そんな記憶の片鱗をたどってみると、いつも擦り切れいっぱいの泡なしビールが浮かんできます。

HALウェブ完成、NCLウェブ改良中5

1cd79e0a.jpgホーランドアメリカライン(HAL)、2008年は日本人コーディネーター乗船
のクルーズを増やします。
ホテルに定宿という言葉があるように、もし船に”定船”という言葉があるなら、私なら、ホーランドアメリカラインを”定船”にしたいといつも思っています。
もちろん、他の船にもいろいろ乗ってみたい。でも時々あのホーランドの船上に戻りたくなる、そう思わせる魅力がぎっしりと詰まったクルーズ会社です。
今のところ、日本ではまだ知名度が今ひとつなのですが、”良いものはいつか必ず評価される”との思いで、お客様にも幾度となくおすすめしてきたのですが、時折言葉の問題で、泣く泣くホーランドアメリカラインを諦め、他社にするといったこともありました。そういった問題を解消し、より多くの方にこのHALの良さを知っていただくため、今年の4月の日本寄港クルーズ、人気のビスタシリーズで行くアラスカ、そして今年就航の「ユーロダム」カナダクルーズなど、日本のお客様にとって乗りやすいコースに絞ってコーディネーターが乗船します。
http://www.mercury-travel.com/cruise/cruiseline/hal/jpn.html

NCL、プライドオブアメリカの4月以降の料金がやっと発表となりました。
http://www.mercury-travel.com/cruise/hawaii/ncha7.html
昨年、とても人気の高かったクルーズなのですが、内側、海側窓付、ベランダ付のスタンダードクラスの上に、ミニスイート、ペントハウスなど面白いスイートが何種類かあります。当社はNCLのオンラインシステムが入っているので、これら希少なキャビンをお客様と相談しながら部屋番号や位置指定で押さえたりします。
最近のNCLの船、ジュェル、パール、ジェムといった名前なのですが、この会社発送がとてもユニーク。ついにボウリングレーンを作ってしまった。。。スイートは前方に向かったベランダ付や、最上階のコートヤードビラ(プライベートプールへアクセスできる)、さらに”ブラックダイヤモンド”と名付けられた超隠れ家的なスイートなど、面白い造りになっています。食事はフリースタイルだから、10箇所のレストラン(すべて17:00〜22:00までオープン)、好きな時間に好きな場所で食事ができます。そんなまったく他社と違うカジュアルスタイルがクルーズの本場アメリカでも大変な人気ぶり。その魅力をお伝えすべく、ウェブサイトの作成中であります。

今、いちばん人気はカリブ海です5

c9179e73.JPG当社のウェブサイトは、クルーズエリアごとに数ある中から私が厳選したクルーズを掲載しているのですが、どのエリアに対してもっともアクセス数が多かったのかを調べることが出来ます。ここ3週ほどは、カリブ海が最も人気がありました。私には少し意外でした。
カリブ海はクルーズの代表的なエリアですが、経験よりも情報が先行してしまい、情報だけで頭でっかちになってしまって、”いや、カリブ海よりも地中海がいいんだよ。。。”とか言う人がとても多いなぁと感じていたのです。かく言う私もその一人かもしれません。
しかし、あらためて考えてみると、”カリブ海のクルーズに行く”、すごくカッコいいフレーズだなぁと思ったりするのです。出港地の”マイアミ”だけでも、もう夢のかなたですね。アメリカでありながら中南米の文化が混ざり合い、音楽もラテン系で陽気。そんな魅力的な街から、さらに大型船でカリブ海にクルーズに出かけるわけですね。クルーズ各社が最大級、最新鋭客船を投入する言わば”クルーズ激戦区”なわけです。私も過去2度カリブ海をクルーズしましたが、いずれも東カリブ海。だから西カリブ海のジャマイカやグランドケイマン、コズメルはまだ見ぬ地、南カリブ海のバルバドス、アルバ、キュラソーなどもっと見果てぬ地。そしてクルーズ各社が工夫を凝らしていろんなコースを設定してきます。世界最大客船でマイアミから豪快に出港するもよし、ラグジュアリーシップで南カリブ海の小さな島から出港するもよし。2週間あれば、パナマ運河やアマゾンにもコースがある。
その多彩なコース設定、選択肢の多さは、クルーズ選びにはもっとも楽しいエリアかもしれません。
*写真は、バハマ・ナッソー 船はホーランドアメリカラインのザイデルダム

前回の続き、、、

2de17de8.jpg前回、デトロイトまでお話しましたが、デトロイトからNYへの乗継便がなかなか出発せず、7〜8時間は待つことに。おかげでNYに着いたのは深夜1時をまわっていました。日本からの長いフライト、そこに追い討ちをかけるような出来事が。なんと荷物がターンテーブルから出てこないのです。その中にはカメラ、フォーマルの日の服などが詰まっていて、翌日(正確には当日)QM2に乗船するまでにどうしても必要なものばかり。結局手続きを済ませてマンハッタンのホテルへ。数時間眠ると朝になり、それでも荷物はホテルに届かず、タクシーでニューアーク空港へ行くことに。
なぜこんなことになったのかと言うと、乗継便が変更になったのですが、航空会社もノースウェストからコンチネンタルに変わったのです。両社は同じグループと言いながら、荷物が届かないのはお互いのせいと責任のなすり合い。とうとう荷物は間に合わず、午後3時QM2の乗船地、ブルックリンのターミナルへ向かうこととなったのです。雨の中タクシーを降りると、黒い壁が。。何だろうと見上げるとそれがQM2だったのです。すごい威圧感がありました。船腹の”CUNARD”の赤い文字もなんだかお高くとまってるって感じ。こうしてとうとう、あろうことか、QM2に”手ぶら”で乗船することとなったのです。このとき私は思いました。あの時軽い気持ちで、バミューダクルーズを取りやめてQM2でも乗るかぁと予約を入れてしまったこと。その軽薄な行為に対しての強烈なしっぺ返しなのだと。
もう、NYへは乗継便は絶対に使いません。直行にします。この洗礼はあまりにも厳しすぎるものでした。

前回の続き、、、5

去年ではなく一昨年は、9月に休みを取ったのですが、当初はセレブリティクルーズのゼニス、もしくはノルウェージャンクルーズラインのノルウェージャンクラウンで行くニューヨーク発バミューダ7泊8日でほぼ決まりって感じでした。ゼニスもクラウンもその選択がちょっと渋いなぁと自画自賛。でも成田−ニューヨークの単純往復の航空券を組み合わせるだけで、はい出来上がり、というのに何か物足りなさを感じ、いつもの悪い癖が出てしまいました。ある日のこと、キュナードのパンフレットを見ていたら、丁度その時期に、クイーンメリー2、NY発4泊5日というのを見つけてしまったのです。恐れ多くもキュナード、QM2。1年以上前から準備し、用意万端で乗るべき船ですね。私、やってしまいました。次の日には予約を入れていました。すると10日間の休暇、クルーズが短くなったので余ってしまい、QM2の後に、過去ランドの旅で最も素晴らしいと思ったあの”カナディアンロッキー”に行こうと思いつき、手配を済ませました。妻は唖然としていました。ニューヨークとカナディアンロッキーの玄関口であるカナダのカルガリーを周遊できる航空券手配は困難を極め、超複雑な経路となりました。(ニューヨークとカナディアンロッキーなんて組み合わせで旅する人はいないということか?)
成田−デトロイト−ニューヨーク・ニューヨーク−ミネアポリス−カルガリー・エドモントン−シアトル−成田 by NorthWest
この旅は、デトロイトに着いたときからもう波乱の大荒れでありました。 続く
Profile
カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ