クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2008年05月

交流会を検討5

当社は、インターネットが主たる販売チャネルなため、直接お客様とお会いする機会が少ないのが残念。その分インターネットはボーダレスだから、北海道から沖縄、さらにはメキシコ・北米・アジア各国・欧州など海外に在住の日本人の方からもよく問いあわせをいただきます。つい最近あるお客様とお会いしたとき、「マーキュリーぐらいの規模ならお客さんの交流会をやったら面白いかも。。。」といヒントをいただいてなるほどと思いました。会社が大きすぎるとあまりの大人数だと交流って深まらないそうです。でもほどよい人数ならより親密に、話もはずみますよね。そこで当社でも今年、お客様感謝パーティ&交流会(もうちょっとスマートなタイトル考えます。。。)を企画しようと思っています。ちょっとおいしいものが食べれて、軽くお酒も飲めて、雰囲気のいい場所、皆さんが集まってくれそうな場所(横浜より東京?)。○○さんと、来てくれるかなぁ?とか考えるだけで、けっこうわくわくしてきます。開催が決まったらブログ上でも発表しますのでみなさんもぜひいらしてください。 好きな船のことを存分に話が出来る場があるときっと楽しいはず。。。

ラプソディオブザシーズ横浜来航5

e834e13e.jpgアジアでのクルーズを終えたラプソディオブザシーズが先日横浜へ入港しました。ロイヤルカリビアン初の本格的なアジアクルーズは同社としても概ね成功裏に終わったようで、今年の冬もスケジュールが決まっており、近い将来通年で1隻をアジアにはりつける計画があるそうです。船内見学のときの説明で驚いたのは、中国の船客から、ラプソディオブザシーズのカジノは狭いというクレームが多かったとのこと。私にはとても狭いとは思えないのですが。その後ある方に聞いたら、スタークルーズのヴァーゴなんかは、この3倍ぐらいの大きさがあるそうです。クルーズはカジノ収益大きいので、アジアの中国系の方の熱狂は大きく収益に貢献したことでしょう。このラプソディなど、78000トン前後は私はベストサイズと考えています。このぐらいの大きさがあれば設備は十分充実しています。それでいてあまり混みあうこともないので、各社このサイズの船に好きな船が多いのです。
19:00ラプソディは、今夏のアラスカクルーズのためシアトルへ向け出港しました。

マーキュリーが選んだクルーズ会社5

e9f35eb1.jpgマーキュリーは、クルーズを主に取り扱うエージェントです。これまでは世界中の名だたるクルーズ会社の販売に携わってきましたが、3年程前からマーキュリー自身が今までにないクルーズの発掘を始めました。そうして出会ったのが香港のラグジュアリーワンナイト、”アジアスター”でした。自らが日本での情報の発信元であり、パンフレットも作成し、それはそれは大変な仕事でした。しかし3年経って、大手旅行会社の営業・企画担当のみなさん、日頃から販売に協力してくださってる東京のエージェントさん、そして個人のお客さん、色んな方に興味を持っていただき、面白いビジネスに成長しつつあります。”自らがクルーズ会社をプロデュースする”、”そのクルーズ会社のイメージ戦略を考える”。とても大変な仕事である一方、これほど面白い仕事はありません。それほど夢中になれる仕事なのです。アジアスターと期を同じくして、出張先への飛行中、機内誌でとある面白そうなクルーズを発見。すぐさま現地に乗り込んで日本での販売権についての交渉。それがバンコクからアユタヤ王朝へ行くたった8人乗りのリバークルーズ、”マノーラクルーズ”との出会いでした。そして今年、また大きな可能性を感じる新しいクルーズの販売が始まります。フランスのクルーズ会社、”ポナンクルーズ”。ル・レバンという船があるのですが、モナコにでも泊まっていそうな一見高級クルーザーといった感じ。黒塗りの船体、そのスタイル、かなり異彩を放っています。年間の60%は、フランス・スイスなどの個人・企業によるチャーターという異色の存在。”この船、絶対に日本で紹介してみたい!”の一心でようやく販売にこぎつけました。こういったビジネスの場合、当然相手方の会社を訪れることもあり、出張が発生します。今までは、アジアスターの本社がある香港、マノーラのタイ・バンコクでしたが、ポナンクルーズは、本社はパリ、クルーズ部門は港町マルセイユにあり、日本からはとても遠く、そうしょっちゅう行ける距離ではありません。ビジネス上のやりとりはメールや電話でも大丈夫なのですが、それでも会って話さなければならないこと、伝えなければならないこと、実際に見なければわからないことがあります。そんなことで今年もエールフランスの夜便にお世話になりそうです。ポナンはフランス色を全面に出したイメージで打って出たいと頭の中でイメージしています。これは最後に辿り着く究極の船旅かも知れません。このポナンクルーズ、現在1万トンクラスの新造船2隻を建造中。うち1隻はアジアへの配船が予定されており、もしかすると日本にも来るかもしれません。今月中には日本語のサイトもオープンしますので、ぜひご覧になってください。

QE2への道2

ab3d95b4.jpg10月10日サウザンプトン発のQE2への乗船を決断しました。もう10年近くこの船に敬意を表し販売に携わってきましたが、自身の乗船はなかなかかなわず、もたもたしているうちに引退の報道。やはり乗らずにはいられません。
私は40歳ですが、そのうちの30年ぐらいは、世界最大の客船の称号は、QE2とフランス(後のNCLノルウェー)が競っていた時代でした。だから私にとっても永遠のNO1,NO2はQE2とノルウェー(どっちがNO.1でもNO.2でもかまわない)なのです。ノルウェーは2000年の東カリブ海クルーズで夢を果たしました。一昨年引退しましたが、乗ったことで納得できる部分があります。QE2、乗らずに引退してしまっては一生の後悔となることでしょう。40歳のQE2。キャビンの快適さなど、現代の船に勝てるはずがありません。しかし幾度かの大掛かりな階層を経て、今なおパブリックスペースなどはしっかりとメンテナンスがなされています。工法にも目をみはるものがあります。このような船が二度と出現するはずもありません。数年前、横浜で訪れたとき、キャビンのドアの下のほうには無数の傷がありました。スーツケースが40年間ガチガチと当たって出来た傷でしょうか。迷路のようなわかりにくい船内。その時代の船の”匂い”がします。それでもよく輝きを保っているなぁと感心しました。(ノルウェーはキャビンの通路、スプリンクラーの配管がむき出しでした)
自分の贔屓のスターやミュージシャンが確実に年を取ってゆくように船も年を取り、引退してゆきます。そのときQE2のように大騒ぎしてくれる船がこの先どれだけ現れるでしょうか?
名船である絶対の条件、それは”オンリーワン”であることだと思っています。その時点で現代の船の大半が脱落してしまいます。そして2つめの条件、”外観が美しいこと”。これも現代ではかなりハードルの高い条件ではないでしょうか?

日本人のクルーズを考える1

この連休、レストランで食事をしつつ、ドライブをしつつ、風呂に入りつつ、考えることがありました。それはこの国のクルーズ事情。船は3隻。価格は1泊1人4〜5万円から。以上。以上とはこれでわが国のクルーズは全て、つまり他の選択肢がないのです。他の選択肢とは? 例えば海外なら1泊1万円ぐらいのカジュアルから5万円以上のラグジュアリーまで選択肢があります。アメリカ人もそれぞれの所得に応じて楽しめるクルーズ、行けるクルーズを選んでいます。それが日本ではできませんね。日本は燃料費、水、港湾使用料などすべてが高い国ですから1泊1万円は無理としても5万円では行ける人が限られてきます。半額の2.5万円なら行きたいけど行けなかった人が行けるかもしれません。そして日本人のお休み事情に適した3〜4泊程度のクルーズ。長くても7泊。そしてもちろん日本発着。クルーはすべて外国人のカジュアルスタイル。船籍の関係で外国にワンタッチしなければならないのなら、横浜−グアム3泊、4泊はどうだろう?グアムが目的ではなく、クルーズが目的。海外のクルーズ会社のように伊豆七島のどこかにプライベートビーチを買い取るか?毎週金曜日横浜出港、横浜−グアム3泊、帰りは飛行機。トータル10万以下。そんな船があったら年に何回か乗ってみたくなるはず。
実はアメリカにもそんな風になんども乗船されるクルーズがあります。例えば西海岸ならロサンゼルスから出港するモナークオブザシーズ。(3泊)カリフォルニア地区のご年配の方、年に何度も乗り、隣町(といってもメキシコ)に行く。これをビジネスモデルにできないだろうか?
横浜−グアムだけでは飽きられてしまうから、大阪−チェジュ(3泊)、横浜−沖縄−香港(5泊)も織り交ぜる。
クルーズだからエレガントさはぜったいに失わない。(旅館のように浴衣でうろうろはNG)
でもぜったいに旨い和朝食を出す。日本人の美意識を織り交ぜる。一部に富裕層向けのキャビンとサービスを用意。そしていちばん考えたのが燃料のこと。油はいつか枯渇するかもしれない。ならば無駄に暑い太陽。こいつを存分に使う。ソーラーパワー。
とにかくみーんなが予算的にOKで乗れる、楽しめるクルーズ船が1隻出てくれば、日本のクルーズ、レジャーはがらっと変わるかもしれない。

5/13はラプソディの日5

6cb18101.jpg5/13、横浜にラプソディオブザシーズが入港します。
過去にもロイヤルカリビアンの船は日本には来たことはあるのですが、
これほど、現役バリバリのロイヤルカリビアンが来るのは初めて。
船のスタイル、他の日本に来る外国客船とはまったく異なったイメージがあります。
一言で言えば、”ダイナミック”。 洋上のロッククライミングなんかも見えるでしょう。このラプソディ、7万トンクラスですが、この7万トンクラスにはとてもすばらしい客船が各社にそろっているのです。例えば、

セレブリティクルーズ → マーキュリー、センチュリー、ギャラクシー
NCL → ノルウェージャンサン
プリンセス → サンプリンセス
ロイヤルカリビアン → ラプソディオブザシーズ

これらの船は1995年頃に建造されたものが多いのですが、ほどなくして時代は10万トンのメガシップ時代に突入し、そんな背景から7万トンクラスはクローズアップされる期間が短く、ちょっとはしっこに追いやられた感があります。

しかし、私は現代ではこの7万トンクラスは、ベストサイズ だと考えています。十分な設備を備えながら、それほど混み合うこともなく、船のスタイルもバランスが取れている。私にはとても落ち着くサイズです。

ラプソディは、このあと太平洋を渡り、夏のアラスカクルーズに就航します。アラスカクルーズとはクルーズ各社にとっても”ドル箱”クルーズ。だから各社が最新鋭客船を持ってくる激戦エリア。そこに投入されるわけですから、いかにラプソディが
アメリカ系大手クルーズ会社の船としていかに資産価値が高い船であるかということがうかがい知れます。

機会があれば、13日ぜひ横浜にてご覧になってください。
カリブ海やアラスカで活躍するクルーズ客船とは、こんなにすごいのか!、というのが感じ取れることでしょう。

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