クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2008年08月

QE2、驚愕のドレスコード指定5

244f8db4.jpg10月10日をひたすら楽しみに待っている毎日。QE2、サウザンプトンからニューヨーク行きの”最終便”に乗船する日。今日、クルーズバケーションから乗船前の資料が届く。その中にドレスコードのページがあり、6泊の航海中、フォーマル4回、セミフォーマル2回、カジュアルなし、とのくだりにびっくり。いつもは1週間の船旅なら、フォーマルは2回。荷物をなるべく小さくするため、1着のスーツ、2本のネクタイでなんとかやりくりしてきたが、さて困ったものだ。。。。要は毎日フォーマルということか。またしてもキュナードの洗礼。2年前の悪夢を思い出す。

パリ紀行 2

6b8b79fb.JPG最終日は、23時出発の飛行機まで完全フリー。ガイドブック片手に街歩きの普通の旅行者状態。凱旋門からスタートしてあてもなく散策。歩きつかれたらカフェで休憩。エッフェル塔へはタクシーで。全部エレベーターで昇るのと一部階段を使うのでは入場料が違うのだ。私は昇らずエッフェル塔の下の芝生でゴロゴロ。
ロマン・ポランスキーという映画監督がいて、ハリソンフォード主演のフランティックという映画が好きで、時々DVDで見る。医者のハリソンフォードが奥さんとアメリカから学会のためパリへやってくる。で、奥さんが何者かに連れ去られる、、、、。そのとき宿泊先として映画に出てくるのがル・グラン・インターコンチネンタル。こじんまりしたロビーのホテルとして映し出されていた。そのホテルを訪れてみた。それがこの写真、巨大ホテルでロビーもデカイ。(全然違うじゃないか!)
この頃、ちょっと歩きつかれて足がかなりの疲労。で、このホテルのスパで全身マッサージを受けることに。マッサージはスムーズな感じでかなりソフト。うーん、こういうときは、日本式指圧、整体のように強めでお願いしたいところだがそれは無理だった。
終わってみれば、パリは小さな街だった。地下鉄に乗ればけっこう行きたいところに簡単に行ける。お店はどこもバーゲンセールの最中で、この時期は女性にはとてもうれしいのでは。仕事柄、海のない街にはあまり行かないのだが、パリだけは、ちゃんとまた来たいと思える魅力的な美食の街でした。

パリ紀行 15

84fd852f.jpgパリのポナンクルーズオフィスでの打ち合わせは夕方にまでおよんだ。話し合っていくうちに、このクルーズ会社の本質的な部分がより理解でき、日本マーケットでのイメージ戦略についてもいろいろろアイデアが浮かんできた。
最近のクルーズ船は大型化の一途。小さくても10万トンという変な時代になった。
それは、なぜか? 答えは簡単。大きい船をたくさん作ったほうが儲かるからだ。
そんな中、90人のクルーズ船を運航するその意図はどこに?
私は、フランスのことがわかってないのだと思う。もっとフランス人を理解しなければならない。フランスにはぜったいに譲れない、とても大切にしている”何か”があるように思える。パリの街には24時間営業のコンビニがない。みな食事は朝昼夜、それぞれの時間にきっちりと食べる。それ以外の時間は街に出ても食べ物にありつけない。ディナーは、家族や友と語らいながら、じっくりと時間をかけていただく。作る方も手間ひまかけて作る。ホテルの朝の朝食、手搾りのオレンジジュースのなんとおいしいこと。暖かい焼きたてのクロワッサン。薫り高いコーヒー。ビュッフェではないから、そんなおいしいジュースもグラス一杯しかいただけない。とても丁寧に味わって飲んだ。”食べ放題”という文化自体が食べ物を冒とくしているのかも。長時間のミーティングの後、シャンゼリゼ通りのさほど高級ではないお店に入った。前菜にウサギのテリーヌ、メインに地鶏のグリルを注文したが、前菜は冷たく、メインは熱々のお皿で持ってくる。フランスパンとグラスのシャンペンをいただけばもう絶品の格安ディナーとなる。日本だとフレンチを食べるというとちょっと特別な感じだが、パリではこんなふうにどこでも気軽に食べられる。そしてその気軽に食べるフレンチのクオリティがすごい。そのことに驚いてしまう。フランス人は、食べ物、そして食べることをとても大切にしている。この点は見習いたいと思う。
ポナンクルーズとは、水で薄めたようなまずいジュースが飲み放題ではなく、手搾りのおいしい一杯のオレンジジュースをお客様に差し出す船会社だ。それは、たった90人の船客にだからこそできるサービスである。
フランスにはこんな極上の船旅を楽しんでいる一握りの人達がいる。
このクオリティ、心地よさ、快適さ、贅沢さを何としても日本に持ち帰って広めてゆきたい。今はその思いでいっぱいなのです。

ベニスからパリへ

昨晩からぐっすりと眠り、疲れもとれてホテルで朝食。運河に面したテラスでアメリカンビュッフェブレックファースト(絞りたてのオレンジジュース、丁寧に作ってくださるオムレツ、焼きたてのパン、生ハム、フルーツ、そして同量のミルクとコーヒーのポット)ヨーロッパで初めてウェスティンに宿泊したが北米やアジア同様食事やサービスは安心できました。
10時の飛行機でパリへ。昼前にドゴール空港着。パリは初めてなのでガイドブック片手に市内へ行くエールフランスのシャトルバスに乗り凱旋門で降りる。まぁ、なんと整った街だろう。美しい。今まで訪れた大都市でもっとも美しいとさえ思うほどに。好き勝手にビルをぶっ建てる日本とは全然違う。凱旋門からシャンゼリゼ通りを歩き、ホテルへ向かう。写真はそのホテル、サン・レジのロビー。小さなホテルで、歴史がある建物だがとても綺麗にリノベーションされている。最近どんどん小さな船に興味が移っているのだが、ホテルも大手チェーン系ばかりでなく時にはこじんまりしたホテルも、とても落ち着く。初めてのフランス、日本人。大丈夫かな?と思っていたが、ホテルのスタッフは暖かく迎えてくれました。
午後1時からポナンのパリオフィスで会合。(本音のところ、すっぽかしてパリ散策に出かけたいところだが、、、)

ベニス紀行 65

f5901fca.jpgベニスでのル・レバン取材を終え、大急ぎでホテルへ戻る。(くやしいが例のぼったくり水上タクシー)
午後4時、ジェノバからわざわざ会いに来てくれたS氏と待ち合わせ。昨年の夏、新宿のハイアットで初めてお会いして以来2度目だが、会えば自然とかたい握手。クルーズ関係の商談。お互いの主張が激しく飛び交って、聞き入って、いっしょに解決策を考える。何よりも私に会いにジェノバから列車で6時間もかけてベニスに会いに来てくれた。それだけでもいかに重要視してくれているかがわかるというもの。一応の合意を得て、10月に東京での再会を約束して、S氏は夕方のジェノバ行き最終便で帰路へ。やっと本日の全日程を終了。。。膨大な量の書類はホテルの部屋において、足早に夕方のサンマルコ広場へ。日本よりも日が長く感じる。広場には世界中からの観光客が押し寄せている。17年前、大学の卒業旅行で初めて訪れたベニス。あのときのホテルを訪ねてみた。うる覚えではあったが探し当てることができた。中ほどのとてもややこしい場所で運河に面している。ロビーに入ってみたがさすがに記憶がなかった。でも外観は全然変わっていない。俺は17年でいろいろあったけど、この一角はあのときから何も変わっていない気がする。ベニスとは変わらない街なのだろう。路地のレストラン、ベニスはシーフードだな。ピザやパスタではない。おいしそうではあるが、朝の4時にパリに着いてからずっと起きているため、もう体力が限界。せっかくのベニス、もったいないが食事もせずホテルのベッドで熟睡。。。。
まぁいいか。またいつか来よう。ベニスから出港する船旅のために。

ベニス紀行 55

0cdcec94.jpg訪れたル・レバンは、3500トン、定員90名のスモールシップですが、朝昼のビュッフェ用のレストランとこの写真のディナー専用のレストランがあります。
「グルメレストラン」という名のとおり、毎夜自慢のフレンチディナーがふるまわれ、フランス各地からセレクトされたワインが無料でいただけます。こんな小さな船なのにディナーのときしか使わないという贅沢な空間。上質な木材を使った装飾壁面、テーブルセッティングの美しさなど、このダイニングの格が知れるというものです。食べることって洋上の最大の楽しみだと私は思うのですが、この船なら期待できそうですよ。

ベニス紀行 4

316db670.jpgいよいよル・レバンへ乗船。船内に足を踏み入れると、キャプテン、クルーズディレクター(ともにフランス人)が出迎えてくれ、まず案内されたのが写真のメインラウンジ。その瞬間から、ル・レバン独特の空気に飲み込まれてしまいました。スタイリッシュな外観とはうってかわって、木を多用した内装、紺や濃いパープルなどのカーペットをあわせるところなど、センスは抜群。そしてラウンジのソファか白と黒の革張り。その瞬間、この船は普通のクルーズ船ではないことを実感した。たくさんの船客が乗船するクルーズ船では、こんなファブリックはぜったいに使うはずがない。やっぱりこの船は、プライベートクルーザーだ。取材の前にキャプテンとクルーズディレクターとの短いブリーフィング。同時にインタビューも行う。途中からホテルマネージャー(フランス人)も同席。今回の取材は、雑誌「クルーズ9月号」掲載に向けての取材である趣旨をまず説明する。フランス人ってなんか穏やか。言葉の響きなのか、けだるい感じもする。立ち居振る舞いと話し方に上品さを感じる。このフランス流のおもてなしは、きっと他者には真似のできない差別化になるのでは、と感じた。普通のクルーズを卒業した人、自分で豪華クルーザーを所有してみたいなぁと思う人、ぜひル・レバンにご乗船下さい。このプライベート感はたまらなく心地いいクルーズにつながるはずです。

5年ぶり、再びのシルバーシーへ5

6bccce0b.jpgラグジュアリーシップ、シルバーシーから2009年のスケジュールが届きました。それと同時に、最大50%の早期割引も発表となりました。
大型船で行ったことのあるカリブ海を小型のラグジュアリーシップで訪れてみたいと以前から思っていたのですが、シルバーシーの全クルーズの中でもカリブ海が最安値、さらに50%OFFで2500ドル前後。これは一石二鳥とあって、今日予約を入れました。来年の10月なのですが、今から大きな楽しみが出来ました。
実に5年ぶりのシルバーシー。前回はシルバーシャドーでしたが、今度はシルバークラウド。16800トン、船客296名、クルー212名。この3つのデータからいかに贅沢な船であるかはもう明らか。ちなみにカリブ海で2500ドル台となると大型船だと巨大なスイートキャビンに手が届きます。
これから、益々スモールシップの時代が来ると予想しています。
食べものでも、おいしいものを少しだけいただくありがたみ、ってありますよね。
少しだからそのありがたみを感じることができるのです。
少し上質なシャツを買ったら、とても大切に洗って、大切に着たりしますよね。
いいものは、結局長持ちしたりするものです。
それを船に例えるなら、時には小さな船で上質な船旅に出かけるのも変化があってたのしいと思います。
2500ドル台からたのしめる最上級の船旅、予約は今が狙い目です。

ベニス紀行 3

83ab2e85.jpg写真は、水上タクシーからの1ショット。激しく揺れるボートの上では、まともにフレームを見て船を追いかけて作画していられる状況ではなく、連写モードで写しまくり、その中に当たりを見つけるという写し方。フィルムの時代ならもったいなくてとてもできない。
ル・レバン。 その姿は、客船のそれとはまったく異質のものであり、例えるならフォートローダーデールにやモナコに留まっていそうな超富裕層が所有するプライベートクルーザーのよう。ル・レバンは、船客定員90名。年間の半分以上はチャーター。この日も北米の企業によるチャータークルーズで、クロアチア、ギリシャなどアドリア海の美しい寄港地を回るとのこと。今まで見てきたどんな客船とも全然違う。想像がかきたてられる。それでは乗船してみるとしよう。
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