クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2010年04月

ル・ボレアル 始動!

ff42bad5.jpgフランス船社、カンパニー・デュ・ポナンの新造船「ル・ボレアル」の実写が届きました。4月上旬、アドリア海にてトライアル(試験航海)が行われ、南極への配船を意識した環境配慮型エンジンなど最新の技術を満載したル・ボレアルは、その静粛性、バランス、つまり乗り心地において乗り合わせた検査機関によるオール5(満点)の評価を得ました。久々に胸躍るいいデザインの船が就航したなぁと、やや贔屓目に見ております。自動車レースの世界で「速い車は美しい」という定説があると聞いたことがあります。QE2を代表格として、「良い船は美しい」という定説もあるのではないでしょうか。
世界規模で急速なクルーズ市場の拡大化が進み、毎年10万トンを越えるメガシップが次々と就航する中、ル・ボレアルという1隻の新造船が進みだす出来事、その喜びを自分なりに丁寧に伝えてゆきたいとの思いがあります。ル・ボレアルは、5月13日ニースから出港、カンヌ映画祭とF1モナコグランプリを巡る夢のようなクルーズで華々しくデビューを飾ります。
ぜひ、今年はこのル・ボレアルに注目してみてください。

春の訪船ツアー総括

4c0bc696.JPG3月の後半から始まったコスタクラシカ、オーシャニア・ノーティカ、HALアムステルダムと続いた訪船も終了、夢のような毎日でした。たくさんのゲストとのお喋りと出会いも貴重な財産、大変参考になるご意見も多数拝聴しました。
さて、どの船がNO.1?と聞かれれば、、、、、
今回は、オーシャニア・ノーティカになります。海外版のパンフレットを憧れを持ってながめていたのですが、「やっぱり素晴らしかった」の一言に尽きます。3万トン、定員約700名は特段トピックス性のあるスペックでもありませんが、世界にこういう上質な船があるんだ、と実感しました。今や世界最大は22万トン、ひたすら大型化が進行しているように思われますが、まったく目指す方向性が異なる船社もあって、落ち着ける我が家のような船も存在するのです。では、ノーティカに乗るにはどうすればいい? 真剣に考えてみました。カリブ海で2000ドル以下10泊、大西洋横断でローマから乗船し横断前にリスボンあたりで下船で1500ドル台。自身が休みを取れる日数と予算と相談して、乗船を実現させたいものです。
以下、アムステルダムはやっぱり格調高く巧みなパブリックスペースのレイアウトに感服、初コスタはすべてがとても新鮮でパスタも美味しく、しかし後部のプールを取り囲むチーク材の損傷が激しく、早々にもやり直していただきたい。
でも、外観は神戸から出港を見送ったレジェンドオブザシーズ、かなりカッコイイ!そしてデカイ!

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オーシャニア・ノーティカのダイニング

アムステルダム 横浜来航

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ピナクルグリル、大テーブル。
有料のスペシャリティレストランですが、カバーチャージは昼10ドル、夜20ドルと格安!この雰囲気でこの値段は破格ですね。

アムステルダム 横浜来航

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アトリウムの巨大オブジェ。
壁面はゴールド。この会社は、金色が好きなんですよ。

アムステルダム5

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最上階プール
全天候型で、アラスカクルーズの時などは屋根が閉まるようになっています。

HALアムステルダム World Voyage5

78625992.JPGホーランドアメリカラインのフラッグシップ、アムステルダムがワールドクルーズの途中、横浜へ寄港しました。最近、自身が乗船したHALの船は、82000トンのザイデルダム、86000トンのユーロダム。いずれもHALの新しい船型ということで大きな期待と興味を持って乗りました。しかし、どこか違和感を感じたのです。80000トンという大きさは驚くほどではありませんが、その実は全長は290mにも達する巨大船であり、2000人近い船客で溢れかえる船内には、”HALの匂い”が全くしないのです。そして度々日本を訪れる5〜6万トンクラス、これが本来のホーランドアメリカラインの姿であると、実感するのです。
アムステルダムは、約62000トン、定員1380名。クルーズ経験を重ねた人たちが多くたどり着く大きさとも言えます。まだ船齢10年の船ですが、日本を訪れるごとに船内の変化を感じます。常に船内のどこかを触っているのです。写真は、ライブラリの一角、隣にカフェとインターネットがあって、ゆったりとしたスペースになっています。私はこの船でこの連なったスペースがとても気に入っています。ソファやカーペットにオレンジや朱色といった派手な色を使っているのだけど、なぜこんなにも調和が取れているのか?と以前から不思議に思っていましたが、今回見学をご一緒させていただいた船舶史家の山田廸生氏の説明で謎が解けました。イタリアにはフィンカンティエリという大手の造船所があり、イタリア各地にヤードを持っていて、とりわけこのアムステルダムはベニスで建造され、インテリアデザイナーはミラノを中心としたチームであること。つまりオランダ船籍なのだけど、船内の粋な配色はイタリアのセンスだったのです。さらに教えていただいたことで、どんな船でもそうですが、船は夜輝きを増す。HALのライティングはすごく考えられているのだと。それはなぜか? かつてHALがカーニバル傘下に入るずいぶん前のこと、経営が厳しい頃に船を建造する時、極力安価で豪華に見せる方法はないか?と考えた結果、ライティングに目をつけたそうです。このアイデアは家庭でも生かせそうですね。

コスタクラシカ イタリアン フルコース

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デザート。 なぜかとても甘さ控えめ。ローファットを選んでしまったか?
この後のコーヒーはアメリカン以上の味の薄さ。イタリアのバールで飲むコーヒーはどこも薫り高く感動するほどに美味しいのに。 残念。

一通り食べてみて、カジュアル船の食事としてはけっこう美味しいと思いました。コスタに1週間乗ったとしたら、前菜とパスタでメインを抜いたりなど、自分でメニューをアレンジすれば、食べ方のバリエーションも広がりそうです。

コスタクラシカ イタリアン フルコース

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メインディッシュ
味について特筆すべきことはないのですが、どのお皿もボリュームが控えめなのに少し驚き。「コスタは量が多いんだよ。」という感想をよく聞いていたので。

コスタクラシカ イタリアン フルコース

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アンチョビのパスタ
実は、パスタの写真だけ取り忘れてしまったのですが、この後にノーティカの見学でご一緒した大阪のエージェントの方が撮られていたので、お願いしてこの写真をご提供いただきました。感謝。
で、お味は?
うーん、イタリアの会社だけあって、けっこうイケますよ。麺の茹で加減、味付けなど。

コスタクラシカ イタリアン フルコース

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スープ
この緑色はグリーンピースでしょうか。少し玉ねぎがとろけて入っていて、船のスープだなぁとうれしくなりました。
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