クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2010年10月

ホーランドアメリカライン 2011年の展望

ff92b658.jpg一昨日、当社のホームページに2011年の全コースを掲載しました。
約80本以上に上るなか、ホーランドアメリカラインだけで14本と最多の掲載になってしまいました。
ホームページを訪れていただいたお客様に”選ぶ楽しさ”を残しながら、当社の”こだわり”を全面に押し出した80本になっています。
2011年、ホーランドアメリカラインは今年に比べて価格は総じて下がっています。
今、カジュアルクラスとプレミアムクラスは価格は同じと考えていいと思います。
そしてカジュアルはプレミアムの下ではなく、ジャンルの違いと考えています。
ということで、ちょっと落ち着いた船旅を良心価格で、という方にはこの会社をおすすめします。現代のクルーズビジネスがひたすら新しく大きい船の建造に向かう中、5〜8万トンにこだわるホーランドアメリカラインは貴重な存在と言えます。この大きさが上質なサービスのリミットなのです。そして価格面では同じ5万トンでもラグジュアリーになると価格は3〜5倍に跳ね上がります。
そろそろ、来年のクルーズについてお問合せをいただいております。新しいシーズンの幕開けに我々もワクワクしてきました。

洗練の極み、HALアムステルダム5

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この会社は、金色が大好きだ。
私はもう慣れてしまったが、見学会などで初めてHALの船に足を踏み入れる人は一様に驚いたり眉をひそめたり。これは趣味がいいのか悪いのか?
この会社の船は昔からキンキンなのです。

洗練の極み、HALアムステルダム5

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ライブラリの一角、でっぷりとした革張りのソファ。
となりのスターバックス調のカフェでお茶と注文すれば、ドーナツやサンドイッチは無料。朝食後などに、だらだら過ごすのに最適。

洗練の極み、HALアムステルダム 5

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ピアノバーからダイニングへのアプローチ。
明かり、椅子、カーペット。
インテリアのお手本ですね。

洗練の極み、HALアムステルダム 5

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清水港から無事に太平洋へ。
右に旋回しているアムスに少し左前を当てる程度で絶妙のハンドルさばきのパイロット船、ひょいとジャンプして乗り移るパイロット、プロの仕事ですね。
それにしてもパイロットのおじさんは、みんななぜ帽子をかぶっているのか?

洗練の極み、HALアムステルダム 5

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熱烈歓迎、清水港。

洗練の極み、HALアムステルダム 5

67a0bcd9.jpgアムステルダム、静岡県清水港へ初寄港。
港は朝から大騒ぎの大歓迎ぶり。
お茶のデモンストレーション。
ちびっ子のエキサイティングな踊り。
そして、すごい数の人がアムステルダムを見に来ている。
なぜ横浜を出て、次が清水寄港なのか、よくわからなかった。(今もわからない)
船を降りるとき、地元の係の人に「おはようございます」と挨拶したら、びっくりして「あんた、日本語上手いねぇ。」と言われてしまった。まぁ、いいか。
でもすごい盛り上がり。なら、いいじゃないか。
船は絶好の町おこし?

洗練の極み、HALアムステルダム 5

3dd7de9e.jpg・何になさいますか?
・ウィスキーに氷と水をあわせて。
・かしこまりました。
椅子に腰掛け、ナイトライフが始まります。
ジャズが流れるオーシャンバー、アトリウムに面した船体中央部にあります。今回の70日にもおよぶロングクルーズには、ダンスのお相手をしてくれる男性が何名か乗船していて、シングルの女性船客を楽しませてくれます。時間が昔に戻ったかのような、オールドクラシックな船旅とでも言うのか、そんな時間が現代のホーランドアメリカラインにもしっかりと残っていました。
ダンスをたしなむ、ということはとても素敵なことだと思います。私自身はダメですが。しかしこういう仕事をするなら、少したしなんだ方がいいとは思います。

洗練の極み、HALアムステルダム 5

12e9dfea.jpgアムステルダムには、ピナクルグリルというスペシャリティレストランがあります。こじんまりとしていて、ブルガリの更にリーデルのワイングラスが並ぶハイエンドなレストラン、しかも厨房はメインダイニングとは別に独立しているという贅沢な空間。まず席に着くと、写真のような光景になります。フレンチオニオンやロブスター日輔、その他前菜類から好きなものを選び、メインディッシュは子牛、ラム、サーロイン、フィレ、ロブスターなど幅広いメニューから一品を選択。メインダイニングよりも上質な素材をグリルしてくれます。悩ましきはお肉の焼加減。総じて船の肉料理は火が通り過ぎであるがゆえ、レアと注文するとほどよいミディアムレアが出ると読んで、厚手のフィレステーキをレアで注文したら、血がしたたる本当のレアが出てきて唖然、今回は子牛のチョップをミディアムレアで注文、ちょうど良い火加減で出てきました。シーザーサラダはわざわざテーブルの脇で調理するなど、視覚的にも楽しい、洋上の一流料理店といった雰囲気があります。 この高級感あるレストラン、昼はなんどカバーチャージ10ドル(850円?)。夜でも25ドル程度。HALの全船にありますから、ぜったいに通ってみて下さい。

洗練の極み、HALアムステルダム5

4ee4eec8.jpg10月6日、HALアムステルダムが横浜へ入港、シアトルから太平洋を1週してサンディエゴまでの70日間のロングクルーズの途中。船客は全員ホーランドアメリカラインのリピーター。シングルのお客様も多く、ダンスのホステスも乗船、アラスカやカリブ海とは全く違って、ぐっと渋い大人のクルーズ、ゆったりと時間が流れる船内。それは、私がイメージしたHALの世界、実は今もこの雰囲気が残っていたのです。70日間のロングクルーズだからか、船客同士もよく言葉を交わします。アフタヌーンティーや朝食など、気軽に話しかけてきます。私は廃止されたと思っていたホットオードブルも夕暮れ時のバーではちゃんと用意されていました。つまりHALは何もコストダウンすることなく、10年前と何ら変わらない、いや私の知らないもっと昔と同じサービスを今も続けているのです。5月にアラスカで乗船したロッテルダムとは準姉妹船でダブルフラッグシップですが、微妙に船内は異なっています。ロッテルダムの方が若干船齢が経っている為、先に大掛かりな階層を行い、パブリックスペースには新しい施設などがオープン、しかしアムステルダムは建造当時のまま、むしろその方が調和が保たれているのです。新しく階層で作られた設備はどこかとってつけたような違和感を感じることがあるのです。そして全体の配色もアムスの法がシック、渋い。何度も見学会で訪れていますが、あらためてじっくりと船内を歩いてみて、「この船は完璧だ。」と感じました。HALは今後、この6万トンサイズを作ることはあり得ません。年を重ねるうち、貴重なそして偉大な存在になっていくことでしょう。
それにしても乗船する海域によって同じ船会社でもこんなにも雰囲気が違ってくるのか、と驚かされました。それは船客の年齢、船客そのもの(客層)、混み具合、クルーの心のゆとり、空、海の色、空気、様々な要因から感じ取っているのだと思います。
HALは、日本から乗船しようと思えば、毎年チャンスはあります。しかし寄港地がどうしても韓国、中国になり、やや新鮮味にかけるため、そして最短2週間という長さもあって乗船には至りませんでした。
しかし、それをも超えるこのすばらしい船内の雰囲気は、かなり価値があります。
近しい将来、神戸から香港やシンガポールへ乗船したくなりました。
日本から乗るホーランドアメリカライン。それはロングクルーズを得意とする同社の真髄でもあります。バルコニー付きキャビンは26平米の広さがあり、収納スペースもたっぷり、当然バスタブ付き。寄港地が面白くなければ降りなければいい、ずっと船内で過ごしていればいいだけのこと。「せっかくだから降りなきゃ」なんて思わないで、贅沢に読書したり、ジャグジーにつかったり過ごしていればいい。
5月のアラスカ7泊で通算30泊に達しました。(7泊×4回+2泊)アメリカのお客様には何百泊という方がざらにいます。自身の生涯でこの会社にはこれからも何度もお世話になるでしょうが、はたして何泊に達するのか、楽しみになってきました。
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