クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2011年04月

乗り越えなければならない

0cc1878c.jpgこのブログは、当社のお客様やクルーズファンの方、そして私と同じこういった仕事に従事する人たちも読んでいただいています。
そういった”我々”には、当然今も余波は続いています。日本発着クルーズ中止、心理的な要因での取り消し、自粛。時には思いがけない要因で、思いがけない規模にいたることもあるでしょう。もちろんそれは当社も同じです。
そういったことについて相談や要請を受けることもあります。私も誰かに相談したいときもあります。
でも、本当に船が好きだったら、当然ながら乗り越えなければなりません。
自分が好きな船の仕事に携われているという思いがあれば、乗り越えられます。
取引のある海外のクルーズ各社からも、毎日のように力強いメッセージが送られてきます。
そして、お客様からは「今夏のクルーズを考えたいんだけど」とのお問合せも日増しにいただいており、それは大変力強い応援をいただいております。
それらの根底には、「クルーズはとても魅力ある旅」ということがあると思っています。
こんな時だけど、この仕事に従事できる喜びを感じます。
最近ふと新しいクルーズの魅力を発見しました。
例えば、部屋のベランダに出ていて、終日航海日、通り雨に出会い、バルコニーのデッキチェアとテーブルをびしょびしょに濡らしてゆくときがありました。でも大海原にいると腹が立つこともなく、「まぁ、いいや。。。」と思えるのです。
そんな、おおらかな気分になれるということが、今さらながらの発見なのです。

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一昨年、ル・レバンでジェノバからヴィアレッジオ(イタリア・リボルノ近郊)への航海中、通り雨がよく磨きこまれた手すりを濡らしてゆきました。
知らずに手を置くと、手のひらはびしょびしょ。でも、まぁ、いいや。

銀座5

d4fcdee7.jpgトークショーの行われた銀座のハンティングワールド、銀座6丁目。サラリーマン時代に新橋で飲み始めて、2軒目、3軒目となった時、必ずこのあたりに流れてきて、遊び人の先輩の行きつけの店へ、という頃がありました。
トークショーが終わって、懇意にしていただいてる方とちょっと寄り道、お腹もすいたし、でも他の方はお昼は済ませていらっしゃるかもしれない、両方を満たす場所は? そうやって頭で考えていると、「あ、三笠会館のカレーが食べたいなぁ」という欲望が。自然と足が並木通りに向かい、迷うことなく三笠会館へ到着。
(うん、おれの”銀座カン”もまだまだ使える)
お客様からは、先日乗船されたオーシャンプリンセスの話をお聞きし、楽しい時間を過ごしました。
お店を出たのは午後6時、まだまだ明るいです。いい季節になってきました。

アッサムリバークルーズ5

f57af3fe.jpg昨日銀座にて、クルーズ雑誌アジュールとハンティングワールドによるトークショーが行われました。
最近のアジュール(旧船の旅」は、巻頭特集が50ページにも及ぶなど、内容クオリティともに大幅に刷新、今までとは違うクルーズ雑誌に生まれ変わっています。
今回のテーマは、インド・アッサムリバークルーズ。
以前から誌面でお名前だけは存じていて、スマートな文筆だなぁと気になっていた丹治たく氏とリバークルーズのパイオニア的存在のオーシャンドリーム・堅田氏によるトーク。人、動物、自然、川、太陽、文明化された日本とはすべてが対極にあるインドの地をゆくリバークルーズ、写真を見ながらトークを効いていると「この感動は、シャンパンとキャビアの毎日といったラグジュアリークルーズをはるかに超えてるなぁ。」と思ってしまいました。
トークショーのあとにアッサム地方の紅茶をいただきました。濃いめの紅茶にすでにミルクと砂糖が混ざっていて、ややジンジャーの香りがしました。
日本で飲む紅茶よりも荒削りで、それでいて濃くて美味しい。
それにしても、世界にはまだまだ私の知らない船旅がある。知らないから楽しい。
船旅は奥が深い。

セレブリティ、アジアへ 、 ヨットスタイルを極めたい

a653f021.jpg最近、ユニワールド(リバー)のチケットが届きましたが、その贅沢なケースに驚き。今こんな立派なチケットは、シルバー、クリスタル、シーボーン、ポナンぐらいしか見たことがありません。船旅は乗るまでの”ワクワク感が大事なんだ”ということをユニワールドはわかってらっしゃる!
伊集院静の本に「物の価格は長い時間をかけて定まっている、大人になって初めて物の値段は理解できる」とのくだりがあります。
このフレーズに出会ったとき、「そうそう、それが言いたかったんだ。」と共感しました。ガンガンコストダウンして価格を下げて、つまらないEチケットに誰がワクワクするだろうか。いや、それでもいいから価格が安い方がいいのか? いろいろと意見が分かれるところでしょうが、私は”チケットらしいチケット”を送って欲しいと今も思っています。
セレブリティクルーズ、初のアジアクルーズが発表になりました。船は改装を経てのミレニアム。もう最高じゃないですか!
ホーランド熱狂ファンの私も心揺らぐニュースであります。
美食度ではセレブリティが若干上回ってるかも、という感を持っています。
さて、ヨットスタイルを極めたい。
究極の船旅って何だろう? 自分が所有する船かなぁと。
それに近いクルーズは? スモールシップのヨットタイプかなぁと。ポナン、シードリームあたりでフランス・イタリアを流せば、それが究極かなぁと。
ここまでは、そう遠い話ではない。
下記のような地味なページをご存知でしょうか?
http://www.mercury-travel.com/princess-myc/
プリンセス、というヨット販売の会社。いつしかこんな会社にたどり着いてしまいました。ロンドンのオフィスを訪ねた時のこと。玄関先にドデカイ犬が寝そべっている。「何じゃこりゃ?」
担当者と打合せをするも、どうも噛み合わない。
「この10人乗りのヨットをチャーターする場合、その価格は?、食事は?、ベッドメーキングは?、シェフは乗るのか?、夜の海を航行したい、可能か?」
それに対する回答は「 Yes All is up to you . 」つまり、オレが人間が小さすぎたのです。すべては金で実現するのです。 数十億のクルーザーを所有しなくても、仲間でチャーターしてバカンスを楽しむ、そんな当たり前のレジャーがヨーロッパにはあるのです。希望するところ、どこへでも行ってくれるのです。プロのシェフに極上のディナーを作らせてもいいし、セブンイレブンでおにぎりとカップ麺を買い込んで食べても誰にも怒られません。ベッドメーキングをクルーズ船並みに頼もうが、自分でシーツを洗濯しようが、何だっていいのです。(くそーっ、情けないほどにおれは人間が小さい!!)
よし、今年はひとつこのジャンルを攻略してやろうじゃないか! 
お客さんに電話しまくって、”究極の10人”で実現しようじゃないか!
モナコでF1見て、マルセイユでブイヤベース食べて、感動のフィナーレはベニスか?
よし、今夜はこの件について真剣に「やきとり大吉弘明寺店」で考えるとしよう。


太平洋を渡りますか?5

7afba2dc.jpg今春、唯一の外国船日本発着、それが5月2日神戸出港のフォーレンダム、18日間かけてバンクーバーまでの太平洋横断が1199ドルから。帰りの片道航空券が10万円程度。
値段はじゅうぶんOK。
あとは、18日間大洋を渡る”度胸”でしょうか。
大丈夫、現代のクルーズ船、しかもプレミアムクラスの船なら超快適。
今日のおすすめです。

昨年同じコースに就航した「アムステルダム」
http://www.mercury-travel.com/cruise/cruiseline/hal/amsterdam/

クルーズ需要と供給の狭間5

0044b8e4.jpgクルーズ会社は、将来の成長性や需要を見越して船を造り運航します。世界各地のエリア、どこへ配船するかも需要予測に基づいています。それはかなり綿密に行われているはず、、、、ですが、
最近、ちょっとその予測をはずしているクルーズが時々あります。
予約状況が鈍いと当然船社はディスカウントをかけてきます。
そして、乗ってお客さんが少ないと、クルーにもゆとりが生まれ、サービスも丁寧になったりします。
ずいぶん前、ビジョンオブザシーズという7万トンクラスでロスからバハメキシコに乗ったときのこと、たまたま商用でロサンゼルスにいて、数日空いたので次の日出港の3泊に予約を入れたら、船客は300人程度。(定員2000名)私のダイニングテーブルは8人用でお客は私を含めて3人。ウェイターは「全種類持ってこようか?」から始まって結局1時間近く雑談状態。巨大船のウェイターが1時間近く雑談なんて信じられます?
歴代、船で食べたステーキの中でも、このときのステーキが最もおいしかったかもしれません。ふだん「焼き加減は?」なんて聞いてきて、「レア」と言っても、そのとおり出てきたためしがない! しかしこのときは、バッチリのジューシーな焼き加減で出てきて驚き。
また、基隆からスーパースタージェミナイという船に乗ったときのこと、これまた船内はスカスカで、ウェイターは暇をもてあまし、私がメニューから注文することもなく、勝手に全種類を持ってきたのが写真の料理。とてもじゃないけど食べきれません。
クルーズって、どんなに船客が少なくても定刻どおりに出港しなければならない酷な商売。でも、船客はすごくハッピー。
そんな、みなさんの”スカスカ・ガラガラ体験談”お寄せ下さい!
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