クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2011年11月

時計の針は戻らない。

bb12aedc.jpg大学生の頃、親父に言われた。
「おまえ、毎日暇なんやったら、キャンベラでも乗ってこいよ。」
当時、船に対する興味から全然離れていたので、その言われたことに特に興味を示すこともなかった。
たしか、かなり安い料金でシドニーから神戸ぐらいに乗れたと記憶している。
今思えば大失敗である。大学の後半なんてほとんど学校にも行かない。毎日日曜日状態。そして船はP&Oキャンベラなのに。
その教訓から憧れは憧れで終わらせない、何とかして乗るのだ、と心に決めた。
だから初めてのカリブ海はノルウェーだった。
QE2も引退直前、土壇場で間に合った。
旧ロッテルダムは間に合わなかった。
船は、古い船から乗るべし。

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Miami

次はサガサファイア

 最近は、サガの仕事がとても多く、これもまた反響をいただいていることの証しであり、大変ありがたいことであります。
サガルビー、あとひと月もすればイギリス・サウザンプトンを出港、114泊の長きにわたる世界一周クルーズがスタート。南南西に進路を取り、マデイラ島〜大西洋横断〜カリブ海〜パナマ運河〜南米〜タヒチ〜オーストラリア〜インドネシア〜フィリピンを経て、3月12日には長崎へ寄港。まぁ、世界一周とはあらためて、なんとも凄い船旅であると実感します。もっとも実感するのは、出港したあともそのクルーズの販売が続いているということ。例えばこれが1週間ぐらいのクルーズならありえないですよね。しかし世界一周ともなれば、3/28ホーチミンからサウザンプトン33泊など、まだまだ我々セールスの現場はすでに出港しているクルーズの販売が続いているのです。もちろん長崎乗船の特別区間も連日お問合せをいただいております。
 今、1隻の船が巨費を投じられ、イタリアのフィンカンティエリで大改装が行われています。その船に着けられる新たな名前は、「サガサファイア」。
この船もサガルビー同様、グレートなヒストリーの持ち主なのです。
始まりは1982年、ドイツのハパグロイド社のオイローパでした。就航後ほどなく、クルーズガイド誌で最高のレーティングをたたき出すほどの注目を浴び、主にドイツマーケットでしか販売されなかったこの船はその他の国のクルーズファン羨望の的でした。船内はドイツ語しか通じない、それでも「乗せてくれ!」というファンがいるほどでした。その後以外にもスタークルーズに在籍、「スーパースターエーリス」として博多発着の定期クルーズを行っていました。その時に乗った方の談話、
「あの船は凄いよ。キャビンの添乗に埋め込まれた3人目のベッドが電動で下りて来るんだから。まさにドイツ製だよ。」とのこと。つまりは洋上のメルセデスベンツということか?
その後、クロワジールドフランス社などを経て来春サガサファイアとしでデビュー。
私見ではありますが、この船はハパグロイド以来、サガが最も似合う船社では、と思っています。その素質をいかんなく生かせる船社だと思っています。
今から30〜40年ぐらい前、今よりももっともっと外国船の船旅が遠い存在だった時代、さらにその時代においてもとてもとても手が出ない船がサガルビー(ビスタフィヨルド)、サガサファイア(オイローパ)だったわけでして。
サガサファイアは1980年代の船。同じ80年代にも名船があります。代表格はダイアナ妃が命名者のロイヤルプリンセス(1984年)、ロイヤルバイキングサン(1988年)。今なお現役であり、やはり素晴らしい船ばかり。
サガルビーの販売を日本でスタートしてからいただいた反響で、私の中にはひとつの確信が芽生えました。
それは、「日本は、”本物”が理解してもらえる国」であること。
サガサファイア、2012年3月26日、サウザンプトン発の地中海23泊で新たな歴史が始まります。

雑誌「クルーズ」1月号 発売5

73468aaa.jpgクルーズ専門誌「CRUISE」1月号が発売となりました。
http://www.cruise-mag.com/index.php
サガルビー、今夏の取材、英ドーバーから英国・アイルランド周遊〜アイスランド(レイキャビク)へ向かう「アイスランド・ナチュラルワンダーズ」特集が掲載されています。8ページにも及んでいますのでかなりの読み応え、ぜひ誌上でのクルーズ気分をご堪能下さい。

雑誌「パーフェクトボート」12月号 発売



海とヨットのスタイルマガジン「パーフェクトボート」12月号が発売となりました。
http://www.perfectboat.jp/
先月より、「新・世界洋上紀行」と題した連載がスタートしました。今回は「ル・ポナン フランス・コートダジュールからスペイン・リゾート島周遊」の続編で、フランスからスペインへ国境を越えたすぐの街、パラモスからダリ美術館への小旅行、続いスペイン有数のリゾート島メノルカまでの紀行になります。是非ご覧下さい。


NCLフリースタイルクルージング5

2af9908e.jpg先週、ノルウェージャンジュエルに乗船する機会を得ました。そして身をもってフリースタイルクルージングを体験してきました。NCLは実に12年ぶり、もうまったく別会社といっていいほどの変貌をとげていました。
 まずフリースタイルダイニング、船内に10箇所以上あるレストラン(メイン、ビュッフェ、イタリアン、フレンチ、ステーキ、鉄板焼、寿司、メキシカンなど)で好きな時間に好きな場所で食事をすることが出来ます。
これは画期的、しかし初体験の私はしっくりくるのに少し時間がかかりました。
いつでもどこでもお好きな方とお食事を、がフリースタイル。私流に解釈するとそれは
「約束された場所がない。」と感じたのです。
つまり従来のオーソドックスなクルーズのディナーは時間とテーブルが決まっていて、いつも同じ船客と歓談しながら食事をする、毎晩いつものウェイターが笑顔で迎えてくれる、そのスタイルになれている為そのように感じました。
しかしクルーズの中盤あたりからこのフリースタイルに順応してきて、とある夜は、まずタパスバーでサングリアで一杯やって、その後寿司バーでレインボーロールを少しいただいて、その後本当のディナーにイタリアンへ、といった感じで。
またある夜は、あえて25ドルを出してステーキレストランのステーキをいただく。
(メインダイニングに行けば、ステーキは食べられるのにもかかわらず)
そのステーキハウスで出されるブラックアンガスビーフよばれるお肉は、絶妙な焼き加減で出され、素晴らしいお味でして。25ドルなんて全然安い!とうならせるほどの味です。
どうでしょう、すごく自由に感じませんか?
 次にドレスコードについて、NCLはフォーマル不要なのでおそらく初めてスーツを持ってゆかない船旅でした。おかげですごく荷物が軽くて済みました。
乗船してみて、毎日カジュアルでOK。これも週に最低2晩はフォーマルというスタイルに慣れている私としてはどうしていいものやら。毎日カジュアルは、正直ちょっとダレてしまうところがありました。どういうことかというと、時にはTシャツでディナーに行ってしまうのです。でも周りがそんなラフな感じなのです。正直これがラクなんです。
逆にバハマなどリゾート地を巡る船でスーツはおかいいんじゃないか?とさえ思ったりするほどです。
お食事とドレスコード、クルーズ選びの大切なポイントですが、正直な感想は「こんなに自由でいいのか?」というぐらい自由なのです。そして自由が居心地が悪いはずがないんです。
クルーズの本場、アメリカの船旅はすごく進化しているんだなぁと今さら実感、そして船客2700人のうち、1000人は子供じゃないか、と思うぐらいファミリーから絶大な支持を得ている、そしてNCLの極めつけはやっぱりEPIC。世界最大のRCIアリュールとの比較をよく聞かれるのですが、アリュールはたしかに大きいが予測の範囲だった、しかしEPICは想像をはるかに超えた船でした。
おそらくNCLという会社は、これからも新しいことを仕掛けてくる、次のNew Shipはまた想像を超える船を造ってくる、そんな感じがしています。

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NCLジュエル&NCLスカイ ナッソーにて

リブラとアクエリアス5

6cfd62fe.jpgスタークルーズといえば、ヴァーゴが日本では主流ですが、ヴァーゴに次ぐ船としてリブラとアクエリアスという船があります。
あまり日本では販売されていないようですが、当社ではこの2隻もウェブに掲載しています。
そこには私独自の思い入れがありまして。。。。
両船ともNCLの船でした。NCLが船体の若返り、大型化にともない、数年前相次いでスターにやってきました。言わばNCLの90年代を支え、主にカリブ海で活躍した船たちなのです。
スーパースターリブラ、ノルウェージャンシーという名前でした。ヒューストン発の西カリブ海7泊8日を長くやっていました。ヒューストンがテキサス州ということとカリビアンクルーズを掛け合わせた「テキサリビアン」という造語のキャッチフレーズで、かなり人気のクルーズでした。
アクエリアス、ノルウェージャンウィンドという名前でした。すごく好きな船の一つです。マイアミ発のカリブ海、当時ノルウェーが東カリブ海でウィンドが西カリブ海で、いつも土曜日のマイアミに2隻並んでいました。一度だけ、NCLブランドとして日本を含むアジアでクルーズを展開したことがあります。その時日本に来たのもウィンドでした。
両船ともカリブ海クルーズに就航していたとき、私にはまだカリブ海クルーズやフロリダは縁遠い世界でした。雑誌を見て憧れていました。時代が変わってその2隻に台湾、香港、シンガポール、ペナンといった身近なアジアで乗船できるようになりました。スタークルーズとNCLは同じグループ会社ですが、船内のインテリア志向は全く異なります。元NCLのリブラとウィンドはしっかりと「カリビアン仕様」になっています。リゾートホテルのような明るさと開放感と遊び心に溢れています。
いつかあの時代のNCLを辿ってみようと思って、まだ実現していません。身近なアジアのクルーズゆえ、「いつでも行けるから」ということで後回しになってしまうのです。週末や連休で実現させたいと思っています。
今リブラはラストミニッツキャンペーンをやっています。通常料金から40%OFF、通常料金だから出発間際でも適用されるので、思い立ったら行けるメリットがあります。
アクエリアスは、注目のリゾート地海南島からハロン湾への新しいコースがスタート、”地元系”らしくアジアの新しい寄港地を開拓してゆきます。
コスタ、RCIとの違いの一つにノーチップ制が挙げられます。それはアジアの流儀とも言えます。
ヴァーゴだけじゃないスターの魅力を上手く伝えてゆきたいと思っています。

スーパースターリブラ (NCL SEA) ペナン発着プーケット・クラビ3泊
http://www.mercury-travel.com/cruise/cruiseline/starcruises/libra.html

スーパースターアクエリアス(NCL WIND) サンヤ(海南島発着)ハロン湾3泊
http://www.mercury-travel.com/cruise/cruiseline/starcruises/aquarius.html

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スーパースターアクエリアス Swimming Pool
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