クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2012年04月

E-MAIL FROM SAGA RUBY5

645daa54.jpgCRUISE & TRAVELLER がお手元にある方は、54ページをご覧下さい。そこに出ているジェームス・デュグイッドが私のイギリス人の恐い上司であります。
彼からメールが来ました。
「5月にヨーロッパにいるらしいじゃないか。サファイアに乗れよ!すっごくいいぞ! サンクトペテルブルグに来てくれ。じゃぁな。」と、まぁこんな感じの乱暴なメール。 オレにロシアに飛べというのか、ロシアも恐いって。
しかしジェームスには、他社の船で休暇クルーズとは言えず、「あ、ちょっと考えます。」的な返信でごまかして。
ちなみにサガルビーは今日はスエズ運河を通過、なんとまだワールドクルーズ中なんですよ。ジェームスは、先週オマーンのサラーラあたりからエジプトのシャムエルシェイクまでサガルビーに乗って、スタッフとミーティングを行ってきたとのこと。
そして、特にダイニングのマネージャーなどは、「せめて100個ぐらい日本語の単語をクルーに教えておくべきだった。次はもっと日本のゲストとのコミュニケーションが取れるように改善したい。」とのこと。
そしてジェームスはイギリス人船客の何人かにも日本人船客について尋ねたところ、
なんと、「ディナーテーブルをご一緒するなど、もっと日本人船客と交わりたかった。そういう場をもっと設けてほしい」とサガに要望があったそうです。
うっれしい言葉じゃないですか!!
日本人とイギリス人は、絶対価値観が合うんですよ。
ジェームスは、今回長崎からご乗船いただいた日本人船客を、すでに Our Customers と表現します。SAGAの顧客として、「次はもっといいサービスを提供する。」と意気込んでいるのです。
 サガサファイアは、イタリア・フィンカンティエリ造船所のストライキの影響で、就航が8日ほど遅れ、4月3日サウザンプトン発で処女航海がスタートしました。
もしかしたら来月の中旬、幸運にもその洋上にいれるかもしれません。
サガサファイアの魅力をどのように伝えようか、それが今年の大事な仕事になります。

PHOTO
ハパグロイド時代のオイローパ(現サガサファイア)
神戸初入港の時に撮りました。

新年度がスタート5

d555c997.jpg新年度がスタートして、皆さんの中にも少し環境が変わったりした方もいらっしゃることでしょう。
私は、花にはとても疎いのですが、車に乗っていて満開の桜並木に出会って初めて「ここの木は桜だったのか。」と知ったりする次第です。
サガルビーを降りて、大きな仕事がひとつ終わったと思いきや、次から次と新しいことに追われております。
雑誌「CRUISE & TRAVELLER」が本日発売、昨日銀座で行われたコスタのパーティーで両出版社の方と話し、この本への意気込みを感じました。
巻頭の英国特集OLD&NEW、かなりの読み応えがあります。OLDとはサガルビー、NEWとはクイーンエリザベス。それぞれに味があり良さがある。
今日から代官山のTSUTAYAで英国フェアーがスタートしました。
http://tsite.jp/daikanyama/
みなさん、代官山のTSUTAYA行ったことあります? すっごい面白い空間ですよ。何というか、豪華なリビング・書斎のような、大人のラボラトリーのような。
4月に入り、ザーンダムやシルバーシー、来月はレジェンドと外国船の日本寄港は完全復活の様相、今月はチケット発送で大忙しです。ありがたいことです。
さて、自身、最近船に乗ったかといえば、3月に乗りましたが、あれは仕事。船に乗るなら”お客さん”で乗るのがいちばん幸せ。今ちょっとワクワクしてるんですよ。カレンダーの4月28日の欄に「旅行」と書き記しました。自分で書いておきながら、「何とベタな表現。」と笑ってしまいました。
話は前後しますが、先月末、米国某船社のCEOが来日、東京で会い、会議の後は築地の寿司屋へお連れしました。そんな中で「船会社の社長ってどんな感じ?」って聞いてみたら、「Hard Work」の一言。あえてそれ以上は聞きますまい。どんな仕事でも楽な仕事はありませんから。
さぁ、もうすぐゴールデンウィーク、みなさん「旅行」に行きましょう。
出来れば「船」でお願いいたします。

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おれんじ8 おだやかな瀬戸内海
また、久しぶりに乗りたくなってきたなぁ。

雑誌「CRUISE TRAVELLER」 創刊のお知らせ5



メディアのご紹介が続きます。
雑誌「AZUR」からクルーズ専門雑誌「CRUISE TRAVELLER」が創刊。
4月16日発売の創刊号では、
英国客船特集、 サガルビーで行くドーバーから英国・アイルランド・アイスランドクルーズの模様が掲載されます。
サガルビーだけで、ドドーンと10ページぶち抜きですから!
私のイギリス人の上司、ジェームス・デュグイッド氏も登場しております。
ぜひ、ご覧下さい。
 また、シップインプレッションという船そのものにフォーカスをあてたコーナーでは、
カンパニー・デュ・ポナンの「ロストラル」が登場、ベニスからクロアチア・モンテネグロを巡る素晴らしいコース、写真はキタムラミワコさん、記事は小職が担当しました。先に言っておきます。写真は素晴らしいです。記事はダメダメです。
CRUISE TRAVELLER / AZUR 購入サイト
http://www.tokyonews-webstore.com/funeazur/index.html

パーフェクトボート5月号 発売

http://www.perfectboat.jp/

パーフェクトボート5月号が発売となりました。
今号から、フレンチシップ「ル・ボレアル」で行く、
ニース発、カンヌ映画祭とF1モナコグランプリを巡る新しい連載がスタートしました。是非ご覧下さい。

WEBサライ クルーズレポートご案内5

日本のクルーズライターの第一人者である、上田寿美子さんによる、
サガルビー ワールドクルーズの模様が
WEBサライにて掲載されております。
ぜひ、ご覧下さい。
http://www.webserai.jp/

ザーンダム・HAL・神戸5

8c3d7ca3.jpgホーランドアメリカラインと神戸、そのつながりはとても深いです。
幼少の頃、外国船との出会いはいつも神戸ポートターミナル。”4突”。
三宮から親父とタクシーに乗って税関の前を通ってターミナルへの上り坂にさしかかると、船の白いマストが見えてくる。その高揚感は今も鮮明に憶えています。
その頃は、外国船なんてとてもとても乗れるような代物じゃなかった。とてつもなく遠い存在でした。
今週木曜日、ザーンダムが神戸から出港します。初クルーズの方も多いこともあって、当社も急遽神戸へ出張、ヘルプデスクを開設します。
速報「ザーンダム 2013年 神戸−神戸14泊」などの資料も取り揃えておりますので、当日のパッセンジャーの方はもちろんのこと、関西方面の方、お気軽にお立ち寄り下さい。
私は、ザーンダムには2001年にアラスカクルーズで乗船しました。見事な客船です。品格があります。スタンダードキャビンにバスタブがあることがまず驚きでした。アトリウムの巨大なパイプオルガンは圧巻です。ジャズの流れるオーシャンバー、クラシック演奏が楽しめるエクスプローラーズラウンジ、見晴らしのいいクローズネスト、絶品のステーキ&シーフードた堪能できるピナクルグリル、船内のパブリックスペースはどれも魅力的で、完璧なレイアウトのもとに配置されています。簡単に言うと”使い勝手がいい”船なのです。
よく手入れされたチーク材で敷き詰められたデッキを歩いてみて下さい。上質なリネンに包まれたベッドでゆったりとお休み下さい。ホーランドのウォッカマティーニはかなり回ります。ウォッカの量が多いんですよ。
とにかく、ホーランドの”質感”を感じていただきたい。だてに140年も続いてるわけじゃありませんから。
神戸4突から出港するホーランドアメリカライン。私も今の仕事にたどり着いた40年前の原点に立ち返る思いであります。うーーん、とても感慨深い。

PHOTO
ロッテルダム  遠い昔、神戸にて

永遠の安全を願う



来週の日曜日、歴史的なクルーズがスタートする。
タイタニックメモリアルクルーズ。
あの日から100年目。
超プレミアなチケットを得て、日本からも参加される方がいらっしゃる。
http://www.mercury-travel.com/titanic/schedule.html
サガルビーでのこと、天津での出港が遅れた。霧。港が一時閉鎖になった。しかし、サガルビーは先を急がねばならない理由があった。それは上海。河口から港へのルートが近年混雑が激しく、大型船は国際客船ターミナルを回避して宝山へ入る。サガルビーは予定通り国際客船ターミナルを目指すため、河口付近で所定の時間にパイロットと合流しなければならない。天津2日目の午前は、ずっともやがかかった状態でかなり視界が悪かった。上海の河口での約束の時間、船の速度、上海への距離から鑑みてデッドラインが近づいてくる。
午後2時過ぎだったろうか、事が動き出した。ホテルディレクターがあわただしく駆け寄ってきて、「港再開、船を出す!」と。巨大なタグボート2隻がサガルビーを引っ張り出す。この日、船内を歩いていて、私はやや異変に気づいた。何がしかの振動がいつもより大きい。「今日は飛ばしてるなぁ。」と感じた。
深夜、船内新聞の翻訳をしている頃、サガルビーはずっと霧笛を鳴らしていた。霧が濃いのだろう。今この瞬間も誰かがウォッチしている、という安心感を感じる。
平良で、白ひげのおじさんがニコニコしながら奥さんとシャトルバスで出かけていった。それがキャプテンだった。何事もなかったかのようにニコニコとして。
今年、残念ながら、あのコスタの事故があった。くしくもタイタニックのあの日から100年目。一方、今年船乗りになって50年の節目を迎える一人のキャプテンがいる。
ともかく、永遠の安全を願いたい。
逸話をひとつ。サガルビーは本当は平良ではなく石垣に入る予定だった。
しかし、サガルビーのドラフトは8.2メートル。石垣に入るには深すぎた。
そこで平良へ変更、そのためイミグレーション、税関係官もすべて石垣から
宮古島へ派遣されることになった。
ちなみにサファイアプリンセスのドラフトは8.1メートル。 つまり約2万5千トンの
サガルビーは、10万トンクラスの深さを持った船なのだ。
これが本物のオーシャンライナーの証しである。

PHOTO
霧の天津にて
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