横浜もやや暑さがやわらぎ、過ごしやすくなってきました。
次の日曜日、東京日本橋の三越本店にて少しお話をさせていただくことになりました。
スモールシップアライアンスで28,29の2日間6コマが予定されていますが、
http://www.smallship.jp/MITSUKOSHI2013.html
私は29日の12:30〜 英・仏・独 ヨーロッパ系クルーズ会社の魅力と
14:00〜 南極・北極クルーズ成功の秘訣を担当します。
南極・北極は昨日オーシャンドリーム堅田氏と打ち合わせを行い、
極地へ向かう旅の基礎知識、準備などの実用的情報から、リアルな実写画像、
そしてツアーではなく個人旅行で行く極地クルーズ、今からでも間に合う出発日と料金などをお届けします。
準備編では船社によって支給されるパルカやレンタルする長靴なども実際にご覧いただきます。
 さて12:30からのヨーロッパ系船社の話、英・仏・独とはお察しのとおり、英サガ・仏ポナン・独フェニックス
のことです。なぜ私はこういった船社に惹かれて行ったのか。
一例を挙げるなら、昔キュナードはとてもとても英国的で、コスタはイタリアの抜群のセンスを醸し出し、
ホーランドアメリカラインはオランダの船会社であった。カーニバルグループのことですが、そのそれぞれの個性を
最近あまり感じなくなりました。グループ会社であるがゆえの船型の共有、姉妹船の乱発、様々なコスト削減。
良いとか悪いとかではなく、私はちょっと興味が薄れてしまいました、ということなのです。今あげた3社でいうなら、ホーランドアメリカは、今でも最も独自色が強く個性が受継がれていると感じますが、今のコスタの船内はカーニバルそのもの、今となってはカーニバル傘下に入る前の最後の船「ビクトリア」のインテリアセンスに惹かれる部分があります。
キュナードはQE2、QM2まで、QVはユーロダムの船型でQEはQVの姉妹船で、これも時代の流れなのかと先日実物のQEを見て感じました。正直実物のクイーンエリザベスを見て感動しなかった自分にショックを受けました。
 では、私が追いかけるヨーロッパ独立系船社はどうか?
英国サガはキュナードやP&Oよりももっとブリティッシュであり、
フランスのポナンは一歩船内に足を踏み入れた瞬間からその空間はバカンスを満喫する為のフランス船であり、
ドイツのフェニックスは誠実な販売姿勢や船内の清潔さ、実直だけどユーモアもある船内の雰囲気、
どれもお国柄という個性が今も色濃く残っており、サービスに温かみがあり、コストパフォーマンスが素晴らしい。
サガこそがイギリスの客船であり、ポナンこそがフランス船であり、フェニックスこそがドイツの客船である。
1泊2.5万円は1泊1万円より高い。それは当たり前の話ですが、内容を見ていただければサガやフェニックスの1泊2.5万円は大喝采ものです。ポナンで4万円ぐらいからですが、そこにはまた次元の違うValue for moneyが存在する。どんな品物もそうですが、それぞれの価格帯にそれぞれの支持層がいる。しかしそのことが、ことクルーズにおいては日本ではまだ上手く説明がなされていない気がします。
ちょっと自慢になるかもしれませんが、今夏サガルビーやサガサファイアで北ヨーロッパのクルーズを楽しまれた方、そのほとんどのお客様から「大絶賛」のお電話を東山指名でいただきました。何としてもその喜びを私に伝えたかったのだそうです。それはこの上ない喜び、だけど私は何もしていない、サガという会社が凄いのです。
ヨーロッパ独立系船社の実力、そのすべてに共通しているのは「誠実さ」と「サービス精神」です。
それら極限まで磨き上げられたサービスは、最新鋭船のハードにも余裕で優ります。
ハード面を見ても、サガサファイア、アマデア、ル・ソレアルなどは絶妙な出来映えの船と感じています。
そんなお話が、次の日曜日出来ればと思っております。

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