クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

2013年10月

ル・ソレアルの洋上から

ル・ソレアルの日本寄港クルーズもようやく半分を超えました。
昨日、大阪でお客様の下船、乗船があり、新しい区間がスタートしています。
昨晩ディナーを食べていると、キャプテンから呼ばれました。
「Masaaki、今日は定刻どおり出港、明日は極力飛ばして深夜にも鹿児島の金港湾へ入れる。日本人船客への承知を頼む。」とのこと。フランス人レミ・ジェネバスがそう判断しました。
思えば、小樽から金沢への行程、間に終日航海日がありましたが、最も台風に近い日でもあり、5mはあろうかという波、それでも見た目ほどにル・ソレアルは揺れなかった。その証拠に全員元気にディナーも出てこられていました。そして次の日、金沢へは定刻どおり入港、これがプロというものですね。レミ・ジェネバス船長とは私がカンパニー・デュ・ポナンの販売を始めた2007年、ル・レバンという3500トンの船で初めてお会いしました。ニースから出港し、翌日はポルトフィーノ、あの美しい入り江に降り立つことを頭の中で描いていたのですが、波が高くテンダーが出せないとのことで抜港。その代わりにジェノバへ寄港した思い出があります。
今回、2区間で総勢約50名の日本のお客様へご乗船いただいておりますが、お食事をしながらこれまでの船旅をうかがってみると、クリスタルクルーズやシルバーシーに乗船経験の方がかなり多く、しかもクリスタルクルーズが凄く評判が良いのです。私は今のところ縁がなくまだクリスタルに乗ったことがないのですが、これほどまでに船客の心を惹きつけるクリスタルクルーズの魅力を探るべく、来年は身銭を切ってでも乗ってみようと思いました。きっと何か日本人船客を魅了する秘訣があるのだと思います。
osa

横浜の週末

今日は横浜も変な暑さ、なんとか今週も乗り切ることができました。
たぶん、みなさんもほっとされてることでしょう。
Weekendって、いい響きですね。
気がついたら、あと数日で小樽へ行く、そんな時期になっていました。
今年もたくさんの外国船が日本にやってきましたが、ル・ソレアルは想像をはるかに超える期待を様々な方から
お寄せいただいていると実感しています。
私がカンパニー・デュ・ポナンという船社と出合ってはや6年、まだ1万トンクラスすらない時代でした。
一昨年は好調なセールスながら、あの惨事でル・ディアマンは日本には来ませんでした。
それでもこの国はよみがえり、ポナンは船を日本へ配船してくれました。
この数週間での仕事を振り返ると、
雑誌パーフェクトボートへの原稿、
日本橋三越でのスモールシップのイベント、
クルーズコンサルタントの座学研修・試験の仕事などに加え、
船客へのチケッティング、エクスカーション、宅配準備、
ポートエージェンシーとの調整、
テレビ、雑誌、エージェント各社との取材調整、
見学会のアレンジ、
寄港する各港との調整
などなど、1隻の船が来るということはこんなにも忙しいことなのか、と実感しました。
そして1隻の船の日本寄港クルーズのために、たくさんの方々に様々なご協力をいただいてます。
本当にありがとうございます。
しかも昨年のサガルビー、今春のアマデアの比じゃないぐらいの仕事量でした。
「これってなぜなんだろう。」って考えた時、
たぶんそれは注目の度合いなのだと思いました。
6年前、ヨットスタイルという言葉を初めて使い始めました。メディアの方もきょとんとしていたような時代です。
今、少しヨットスタイルという言葉が独り歩きし始めた気がします。
ラグジュアリー、プレミアム、モノクラス、リバー、エクスペディション等々、様々な形容がすでにある中で、
ヨットスタイルというジャンルが少しずつ確立していると実感しています。
ヨットスタイルの船旅って何ですか?
その答えとして、
「それはあたかも自身が豪華プライベートヨットのオーナーであるかのような、プライベート感覚に溢れた
贅沢な船旅のことです。」とずっと言い続けてきました。
ル・ソレアルの日本寄港は、実質ヨットスタイルの日本での幕開けなのです。
みなさん、日本で見たことのないタイプの船です。
2008年頃だったか、初めてポナンの船に乗ったとき、船内は思いっきりフランス色で船客もほとんどフランス人
で、ディナーは今まで洋上で食べたことのない美食で、何といおうか”超アウェー”な感じがしました。
例えるなら甲子園球場で8割方阪神ファンの中、阪神と戦うチームのような気分です。
それは初めてのサガのときも超ブリティッシュのアウェーを感じ、
初めてのアマデアのときもドイツ船に足を踏み入れるというとんでもないアウェーを感じ、
でも今となっては、どれもとてもなつかしい思い出です。
ぜひ、ポナンに乗られたなら、このアウェー感をぜひ体験し、楽しんでいただきたいのです。
きっと忘れられない思い出になりますから。

LOUISPONANT 128

Photo : Le Levant
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