大阪生まれの私にとって、幼少の頃外国客船を見ることが出来るのは神戸港のポートターミナル(第4突堤)。この場所が私にとっての外国客船の全てでした。三宮の駅からタクシーに乗り、港が近づくと客船の白いマストが見えただけで気分も高鳴ったものでした。あるときポートターミナルの建物の屋根の上から煙突が見えるほどの大きな船が初めて入港、それがクイーンエリザベス2、世界最大の称号と共に日本にやってきました。当時世界最大の称号は、このQE2とフランス(その後のNCLノルウェー)が20〜30年近くは競っていたと思います。両船とも英国とフランスの威信にかけて建造され、当然ながらオンリーワン。そこに価値がありました。その頃の世界最大という言葉への憧れ、重みは今とは比べものになりません。だからカーニバルやロイヤルカリビアンが10万トン、15万トンを連続して建造し、事実上の世界最大レコードは更新されようとも、私の中の世界最大1位、2位は永遠にQE2とフランスであります。再来週、QE2が横浜に入ります。QE2最後の世界一周。弊社のお客様もご乗船されます。そのときのギャングウェイを渡る胸の高鳴りは、人生最高の瞬間かも知れません。私も少し仕事をサボってその姿を見てこようかと思ってます。