d9e04501.JPG久しぶりに大阪の実家に帰省したところ、親父の本棚に「QE2、豪華客船の素顔の乗客たち」という本を見つけ、立ち読みしていたらはまってしまって、そのまま拝借してきた。これは、QE2のドクターを務めたナイジェルロバーツ氏著で、QE2のワールドクルーズ、大西洋横断でのエピソードが紹介されている。英国人だが、QE2は世界中からのゲストが乗船してくる。あるとき日本人の老人男性が医務室を尋ねてきたのだが、この男性の英語力は、ハロー、イエス、ノーだけ。そして英国人ドクターの知っている日本語は、ボンサイ、スシ。。。。そんな困難な状況でも身振り手ぶりを交えて、患者のどこが痛いのかをつきとめてゆく。患者の男性が、海外旅行者用のハンドブックを取り出し、CHEST(胸)、PAIN(痛み)と指を指す。こんな悪戦苦闘のはてに、胃炎であることが判明。適切な処置をしてあげると、翌日この男性は、再び診察室を訪れ、例のハンドブックを取り出し、FEELING GREAT(気分は爽快)を指差した。他にもQE2の医療設備は特に優れていて、あらゆる治療に対応できることが紹介されている。船酔いには、効果覿面の薬、注射などが用意されている。
これなら、大西洋横断も大丈夫ですね。

(写真は、QE2ライブラリ)