毎年、新造船が就航する一方、古い船が一線から退いてゆく。
オールド客船ファンとしては、それらの船に辿り着けなかったことが、
時に残念でならないことがあるります。
私のこの40年のうち、30年ぐらいは世界最大の称号は、QE2とフランスが
競っていました。フランスはNCLノルウェーとなり、2000年にカリブ海クルーズ
に乗船し、夢を果たしました。もう一方のQE2、未だ夢かなわず。
それなのに来年で引退。後先考えず来年の大西洋横断を予約しました。
私の中ではこの二隻が永遠のNO.1、NO.2なのです。
ちょっと最近の話、気になっていた船がすべてイギリス船社に行くことが多いです。
ノルウェージャンクラウンは、船体延長工事を経てフレッドオールセンという会社へ。
セレブリティのゼニスは、RCI傘下のヨーロッパの会社へ。
カロニア(ビスタフィヨルド)は、サガホリティ(イギリス)へ。
ノールダムは、トムソンクルーズ(英国)へ。
でもその気になれば、動いているのだから乗ることができます。

船内のインテリア、工法など、現代ではコストがかかりすぎてやらないようなつくり
だったり、壁面の材質などが本物志向だったり、そして往年の客船には現代の
船にはない風格のようなものが感じられます。
また、30年ぐらいの船齢でも改装すれば見事に甦ることがあります。
昔高級船社として一世を風靡したロイヤルバイキングラインの船が、3席のうち
2隻が英国のフレッドオールセンに集まっています。
その前にスタークルーズで運行されてた時に乗ったことがあるのですが、
その古びた感じに「面影ないなぁ、もう駄目だなぁ。」と思ったのですが、
今や、素晴らしいインテリアで完全に生き返りました。
古い船を大切にそして魅力的によみがえらせるのは英国人の得意技なのでしょうか?
そして何より、外観が美しい。すべての船がオンリーワンのデザイン。
そんな船が時折日本にもやってきます。
ぜひ、現代の客船と見比べてみてください。その老練なる風格が感じ取れることでしょう。