今年のクルーズがようやく近づいてきた。あと3週間でボイジャーオブザシーズの
ギャングウェイに立つ。
オプショナルツアーの資料にもだんだんと真剣に目を通すようになって来ました。
皆さんもこんな感じでしょうか。
今回のクルーズ、ローマへ寄港するのですが、今から16年前、卒業旅行、初めての海外で訪れたのがローマでした。
バンコク経由のタイ航空で行ったのですが、途中知り合った男とローマについてから
待ち合わせたのですが、そのとき彼は財布をすられていたのです。
大半の現金をやられてしまったとのこと。
そのときは私もそんなにお金を持ってなかったし、私自身の旅もまだ始まったばかりだったので、貸してあげることも出来ない。やってあげられることはその日の彼の安宿を探してあげるぐらいでした。
翌日は1人でてくてくとローマ観光。とある広場で身なりの汚いお母さんと子供数人が近づいてなにやら話しかけてきた。その内容を一生懸命聞こうとしていると、子供の手が私のジャケットの内ポケットにすっと伸びてきた。財布を取ろうとしたのだ。
あわてて後ずさりしたら、その母子は笑っていました。初めての海外旅行、大きな期待を膨らませていた私はもう立ち直れないほどのショックでした。
レストランではメニューを見ても何を頼んでいいかわからず、トレビの泉は工事中。
連日の災難にすっかりまいってしまい、ホテルへ戻る。
「海外旅行なんて全然楽しくない!つらいっ!帰りたいっ」
天井の高いローマのホテルでそう思ったのを憶えています。
翌朝、このホテルには朝食が付いていることを知ってレストランへ行く。同量のコーヒーとミルクが出てきて「これは何だ?」と思った。自分で調合するのでした。
ここからは挽回して、最後はいい旅となったのですが、あのほろ苦い記憶は今も残っています。
そのローマを16年ぶりに訪れる。なつかしさと同時に少しばかりの緊張感。
多額の現金は持ち歩かない。
あまりきれいな服装はしない。
初心者のように基本に帰るべし、と肝に銘じよう。