アポロとは、アメリカの投資グループ。最近クルーズ会社を物色しています。今、傘下におさめているのは、オシアニアクルーズ、リージェントセブンシーズ、そしてNCL(株50%保有)。つまりクルーズ会社が魅力ある投資とみられているのです。
では、ホテルならスターウッドという投資グループがシェラトン、ウェスティン、メリディアンなど傘下におさめたような感じですね。私が危惧するのは、それぞれのクルーズ会社の個性が失われないかということ、その一点です。たとえば経営が苦しいクルーズ会社に潤沢な資金が流れて、その会社が輝きを取り戻すのなら、それは喜ばしいこと。でもその会社の経営まで口を出して個性が失われるのなら、私は反対します。でも今のところ、ロイヤルカリビアンもカーニバルグループもみな傘下のクルーズ会社の個性を尊重しています。キュナードは、今もイギリスの香りがするし、コスタは、思いっきりイタリアしてるし。なぜ、アポロのことを書いたかというと、実は私は、NCLに強い思い入れがあるんですね。だから、スタークルーズが株を半分手放したと聞いた時、またNCLは身売りか?、とすこし不安視したのでした。NCLはカリブ海クルーズのパイオニアで今も昔も本社はマイアミ、きっとこの感じは、尊重されてゆくことだと信じています。