10/10サウザンプトンを出港し、4日目の朝を迎えました。
ここまでの道のり、数え切れないほどのすばらしい光景に出会いました。
そしてそれは今も進行形であります。
サウザンプトンでは、QE2、QM2、P&Oのベンチュラ、アマデアが停泊。
午後5時、まずベンチュラが先に動き出します。
その後QM2がゆっくりと動き出し、QE2の後ろで待機します。
船内放送でも「まずベンチュラを先にやり、QM2は我々QE2に従います」とのこと。
ほどなく、QE2もタグボートに引っ張り出され、加速をつけて港を出てゆく、それにぴたりとQM2もついてきます。こんなふうにして、大西洋横断の旅ははじまりました。
ここまでの道のり、やや揺れが厳しいときもありました。
ピッチングがどうしてもおさまらない、それはQM2も同じ事象です。
2日目、QE2の右舷を並走するQM2,実に美しい様、この船にはオーラがあります。
3日目の朝、QM2は進路を大きく左へ振り、我々の航跡とクロスして今度は左舷側に位置します。左舷側のキャビンの方は大喜びでしょう。
QE2の食事、私の過去10数隻の経験の中でも、かなり素晴らしいです。
とてもパーソナル、とても丁寧なホスピタリティ。こんなサービスは現代のメガシップでは望めるはずもありません。朝はビュッフェではなく、メインダイニングに行きたくなります。それは、窓越しにゆっくりとQM2を眺めながら静かな落ち着いた空間で、メニューでチョイスしたものをゆったりといただきたいからです。
大西洋の波、けして易しくはありません。四方八方からの厳しい波に打ちのめされますが、細い船首がその波を切り裂いて、ある意味”攻めの航海”が続いています。
しかし、昨晩ディナーのテーブルで得た情報ですが、QM2に何かメカニカルトラブルがあり、QE2はそれに速度をあわせているとのこと。現在23.6ノットでの航海であります
船内は暖かく、明るく、キャビンのお湯の調整もよく、ぐっすり眠れるベッドが用意されています。船客はみな、遠いニューヨークへの夢を膨らませています。
QE2、その実像は、あまりにもエレガントで優美であり、比類なきグレートライナーであります。