af97da27.jpg6:00AM起床。ランドリーに洗濯物を入れて、恒例のパビリオンへ。パビリオンは、後部プールデッキにあるが、朝方はいつもデッキがぬれている。この時間帯、どんどん夜が明けてゆく。
QE2のクロワッサンが気に入っている。ほのかに甘い。
4日目ともなると、この場所に常連組ができつつある。妻は、ここ数日の揺れでかなりダウンしているが、なんとかのそのそと起きてきた。たしかに、全体の80%以上は体に揺れを感じている状態だ。
7:00AM、またしてもサプライズ。ちょうどボートデッキを散歩していたとき、我々のQE2が減速しているのを感じる。すると左舷側のQM2が加速し始め、QE2のかなり近い位置、前方を横切ってゆく。この凄い光景を船首部分でしっかりと見た。言葉では全然伝えられない興奮、その光景を目の当たりにした人は、みな驚いていた。QM2は、右舷前方に着くと減速、車のノックダウンのような状態なのか、QM2が一時激しく縦揺れを起こす。この我々へのパフォーマンスのおかげで、QM2の船客は全員起きてしまったのではないだろうか?
毎朝、7時に何かが起きる。明日に期待。
ランドリーに行き、洗濯機から乾燥機へ入れなおす。選択をしている人はほとんどが男性。英国では選択は男の役目?
本を読んだり談笑したり、生活感のある場所。その隣がとてもわかりにくい花屋さんになっている。
朝食はモーレタニア。今日もQM2を見ながら。昨日より並走距離が近い気がする。アテンダントの吉田さんによると1マイル程度とのこと。モーレタニアを後にしてリドへ行き、お味噌汁だけいただく。味がやや薄い、それでもこの味にほっとする。食後はデッキを散歩、これがかなりの距離となりいい運動になる。ライブラリへ毎日通う。今日はヨーロッパのフェリーという本にはまってしまった。これがフェリーか?というほど内装がすばらしい。
ヨーロッパ・フェリーの旅、おもしろいかも。
向かいのショップで本を数冊買い求める。SSノルウェーの写真集とベルリッツのクルーズガイド2009。すると、レジの女性が、著者ダグラスワード氏が乗船していて午後に講演があるとのこと。少し顔を出してみよう。
お昼のランチ、モーレタニアでスパゲッティとビール。スパゲッティは麺がすでにゆでてあるものを暖めなおした感じで、全然アルデンテではない。まぁしょうがないか。
4:00PM、チャートルームでダグラスワードさんを囲んでの船好きのミーティングに参加。そこには1969年の処女航海に乗られたおじいさん、70年代に乗船経験がある方数名、その他参加者もほとんどがイギリス人で、船に関する知識の高さに驚く。質問コーナーでのダグラス氏とのやりとりはとても参考になり、新たな知識も得た。一言で言うなら、ライナーとしてのQE2に魅力を感じており、キュナードが米国カーニバルの傘下だろうが、QE2は英国の船であるとの意識がとても強い。
ミーティング終わりに、ダグラス氏と名刺交換、著書へ丁寧なサインもいただいた。皆の前では聞けなかった質問を投げてみたところ、非常に明快に答えていただいた。
今夜はモーレタニアレストランの船客のキャプテン主催のパーティーがクイーンズルームで行われた、
一組ずつ、女性がキャプテンに船客の名前を伝えると、キャプテンと握手し写真に納まる。40代かと思しき若いキャプテン。誰かに似ているなぁと思っていたら、クリントイーストウッドのトゥルークライムという映画に出てくる、ちょっと2枚目のいやなやつに似ていた。
クイーンズルームでは、アテンダントの吉田さんと談笑。もう18年QE2に携わっているとのこと。
下世話な話、私はキャプテン主催のパーティーが好きだ。なぜならタダ酒が飲めるからだ。。。
パーティーからディナーへ。メインディッシュのシャトーブリアンは、旨みが凝縮している。ソムリエに選んでもらったボルドーの赤とレアに焼いてもらったシャトーブリアンの血の味が妙にマッチしている気がする。ワインも肉もわからない私だが、美味しいことは確かだ。
毎晩、ディナーのテーブルでは、日英の文化の違いについて幼稚な質問をすることが恒例となってきた。今日の質問は「日本では家では靴を脱ぐが英国では脱がないのか?」。大半の答えは、ぜったい脱がない。ごく一部の人だけが脱ぐとのこと。この日も、イギリス人マイケル氏のは舌好調。時に真面目な顔で、「QE2のなき後、君はお客さんにどの船を奨めるんだ?」との質問。
おかげで充実した時間を過ごさせていただいてる。