f0077d68.JPGそもそもクルーズ船とフェリーを同じ土俵で論じては話にならない。
まったく別の乗り物である。
仕事柄、海外のクルーズ船、カジュアルからラグジュアリーまで色々乗るが、それでもフェリーに乗りたくなることがある。それはなぜか?
フェリーには独特な哀愁があります。
フェリーに乗って何か楽しい時間を期待するというよりは、トラック輸送のドライバー、帰省する人、移動の手段としている人など、乗っている人の生活が見え隠れします。
長距離トラックのドライバーにはうれしい休息のひと時。仲間でビールを片手に盛り上がっているのがなんとも楽しそう。
瀬戸内海の夕日を眺めながら、文庫本を読んでる人、携帯をいじってる最近の若い人。
普通の乗船客のためのカフェテリアの食事には、「うるめいわし」、「イカの丸焼き」、「刺身」、「あおさうどん」など哀愁たっぷりのメニューも用意されている。
これをつまみに一杯やるのもいい。
今回は、前回のおれんじ8もご一緒したYさんと大阪から乗船、四国・東予からは、以前広告などでお世話になったTさんも合流。深夜まで談笑。あっという間に2時になっていた。
日本海を走る大型フェリーにはプライベートバルコニー付キャビンなどもあって、そういったクルーズ性をフェリーに探すのも楽しいが、フェリーにはフェリーの哀愁があって、それに浸るのがいちばん心地いいと私は思うのです。
大風呂もあり、部屋にはゆかたもあって、至れり尽くせり。
フェリーの旅は、普段着の船旅といったところでしょうか。