7446cfd2.JPG久しぶりの神戸、快晴の中フォーレンダムはポートターミナルに停泊していました。「船の左舷をポートサイドと呼ぶのは港に接岸するのが左だから」と昔聴いたことがあります。ポートターミナルでは、昔からほとんどは左舷接岸だったのですが、最近ホーランドアメリカラインは右舷接岸します。これがどうもしっくりこないのです。
10:15AM、関西方面のお客様といっしょにフォーレンダムへ乗船。船内に一歩足を踏み入れるだけで、ぐっとその世界に引き込まれてゆきます。あわただしく清掃中のクルー、セキュリティチェックのガードマン、荷物の出し入れをするクルー。皆さんかなり忙しそうです。
写真は一番上のデッキからオープンデッキのプール越しにポートタワーの方を撮っているのですが、山がとても海に近いこの景色、昔は見慣れていたのに久しぶりに来てみるととても新鮮。「神戸からホーランドアメリカで出港する」、それは外国船の船旅が非現実でとても遠い存在の頃を思い出します。
6万トンという大きさは、絶妙な感じがします。大きすぎず、それでいてパブリックスペースは充分備わっています。メガシップでバーが20箇所ぐらいあっても落ち着いて酒を飲みたいと思うバーがほとんどなかった、という経験がありますが、この船なら、すべてのバーでシチュエーションが浮かんできます。
最上階のクロウズネスト・・・寒いアラスカ、ホットチョコレートとブランケット
オーシャンバー・・・フォーマルの日、食前酒とジャズ
スポーツバー・・・・メジャーリーグを見ながらビールで一杯
カフェ・・・・併設のライブラリのでっぷりとした椅子に座って読書
自分にあった船に乗ると、船上のどこで何をしようか、が勝手に浮かんできます。
それが自分にとってのいい船なんだと思います。
大型化が進行する今、6万トンはけして大きいほうではありません。スタンダードでもバスタブが付く快適なキャビンとアットホームなおもてなし。クルーズ代金はカジュアル船と変わらないぐらい。とてもバリューを感じていただける船会社だと思います。
ホーランドアメリカラインは10万トン以上は建造しないと宣言しています。
そんな船会社がひとつぐらいあってもいいと思います。