4e20af40.jpg2012年、タイタニックのあの悲劇から100年になります。
そして、英国のフレッドオールセン社のクルーズ船によって、タイタニックと同じスケジュールで同じコースを辿るメモリアルクルーズが行われ、その販売を手がけることとなりました。
http://www.mercury-travel.com/titanic/
手がけるにあたり、このクルーズをどういうふうに打ち出そうか、と色々と悩みました。一言で言うなら、悲劇と夢の部分をどのぐらいの割合で表現するか?
もちろん、現代のクルーズ船にはあのような悲劇は起こるはずもなく、しかし史実は史実であり。
そこで、ウェブサイトにも掲載しているが、専門家の方にコメントをいただくことにしました。山田氏のコメントから、タイタニックの悲劇がSOLASという厳格な安全条約の発端となり現代のクルーズ船の安全につながっていて、その厳しさは航空機の比ではないことを知りました。西村氏のコメントから、キュナードを強く意識した背景などに「なるほど、そうだったのか」と深くうなずき、海事プレス社の植村氏のコメントには、「実際のクルーズ船を使って”あの日”を再現するなんぞ、ある意味掟破りである」とのショッキングなコメントもいただきました。しかしまさにその通りだと思いました。
このクルーズに参加するとしたら、
サウザンプトンから出港し、タイタニックが消息を絶ったあの場所で記念のセレモニーを行い、そしてタイタニックが辿りつくはずだったニューヨークのマンハッタンが見えてきたとき、はたして自分はどんな思いを抱くのか、と考えた時、「これはすごい出来事になるかもしれない」との思いに駆られました。

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タイタニックメモリアルクルーズの主役、「バルモラル」