c903d29f.jpgカンヌ映画祭の熱気も冷めやらぬ翌朝、ル・ボレアルはモナコにアンカーを下ろしました。この土日は、F1モナコグランプリウィーク。今やモナコ最大のイベントと言えるでしょう。この日のために世界中から豪華クルーザーで乗り付けてくる世界の富豪、1週間単位でしか泊まれないモンテカルロの高級ホテル、私にとっての驚きの光景はもう50年以上前から繰り返されていることなのです。今年のモナコグランプリに訪れたクルーズ船は、ウィンドサーフ(帆船)、MSCシンフォニア、ル・ボレアル、そしてスタークリッパー(帆船)、すべて沖止まりでテンダーボートで上陸、モンテカルロの隣のパブリックヨットハーバーを共有します。そして、シーボーンレジェンドだけがモンテカルロのハーバーに接岸、これは某社によるチャーターによるもの。いずれもモナコに漂っている姿がとても似合う船ばかりでした。
日曜日の午後2時、モナコGPの決勝がスタート。私はニースのホテルで偶然テラスのチケットを得て、モナコ在住者の邸宅(アパート14階)から観戦。そしてエンジンの音のあまりの大きさにビックリ。車のスタイルだけでなくエンジン音まで美しいフェラーリ、やたらと音がでかいルノー。ちょっと壊れそう、という音の下位チーム。テレビではわからないものです。今年はF1歴代チャンピオン獲得回数1位のミハエルシューマッハーがメルセデスチームから復帰、ほぼ同じ世代ということもあって、ちょっと応援したくなりますが、彼が絶頂期の驚異的な速さはありません。無難に7位完走。今、レッドブルというチームが強く、この日も1位2位独占。
F1は世界の経済をよく反映しています。今やオーナーにインド人がいたり、グランプリ自体が中国やマレーシアで開催され、ポルトガルやメキシコでは開催されなくなったり、フェラーリの車体の広告主がエティハド航空だったり。世界のマネーが明らかにロシア、アジア、中東に動いています。
ちなみにこの邸宅の主はスペインの女性、モナコ以外にもスペインとイタリアに所有しているとのこと。モナコに居をかまえるには億単位の基礎財産とかなりの所得が条件ということは聞いていたので、見かけによらず(失礼)ミリオネアなのでしょう。

YouTube映像 (注意! 音量を小さくしてご覧ください)
http://www.youtube.com/user/MercuryTravel#p/a/u/0/Ikpg6qz5n7s