5e82fc63.jpgあえて選んだ5月のアラスカ、狙いは当たった。山々の雪の量は夏に比べ格段に多く残っており、アラスカの幻想的風景をより一層引き立ててくれた。ハバード氷河へのアプローチ、ロッテルダムはエンジンを切っているのか、無音、無振動で超スロー航行。氷河が崩れて海に散らばっている箇所に差し掛かると、その氷が船体に当たり、サラサラーと夏の風鈴のような音がする。キャプテンはあらんばかりの操船技術を駆使して、あえて、狭いけど景色のいい水路から氷河へと歩を進めてくれる。そして氷河にダメージを与えないよう、それでいて極限まで船を近づけようとする。
ハバード氷河のスケールの大きさ、雄大さは今も健在だった。よかった。本当によかった。これならまたいつか、訪れることが出来るかもしれない。
今回の寄港地、ジュノーやケチカンではロッテルダムはいつもベストポジションに接岸する。先に入港しているプリンセスやセレブリティがその場所を空けてくれているのだ。今もHALのアラスカにおける既得権益は健在である。やっぱりアラスカはHALで行った方がいい。