4c79b1b4.jpg22日エピックに乗船、久々のメガシップに圧倒されました。NCLが4年を費やして送り出すメガシップ「ノルウェージャンエピック」がついに就航。他者の真似をしない、我が道を行くNCLらしく、独創性に溢れた仕上がりになっていました。そして気づいたのが、色目が全体的にシックであること。ここ最近建造されたNCLの船は「色がうるさい」という印象があったので、ちょっと意外、高級感さえ感じる箇所もあります。これは今回建造された造船所が今までと違ってSTXヨーロッパ(旧フランス・アトランティック)であることも影響しているのかなと思っています。アトランティック造船所といえば、QM2、セレニティなど、ミレニアムなどセンスのいい船を送り出してきたことで有名ですね。
写真のキャビン、ご覧ください。壁が波打っております。ベッドもソファも波打っております。洗面のシンクがなんと部屋にあるのです。そしてトイレとシャワーが独立しています。これが最先端のクルーズ船のキャビン、そしてNCLの独創性。
詳細は後述するとして、今回強く感じたことがありました。この船で数日過ごしてみて、とにかく食事がかなり美味しい。日本食は外国船NO.1間違いなし。寿司の形なんか、築地寿司岩なみの美しさ。フレンチではエスカルゴ、フォアグラパテ、ラムチョップなど本格的な数々。そこで今まで固定観念で思っていた「カジュアルよりプレミアム、プレミアムよりラグジュアリーが上」という考え方は間違っているのでは?ということです。 グレードをあらわすのではなく、種類をあらわすのだとこれからは改めようと思います。カジュアルという種類の船なのです。けしてクオリティが一様に低いということはありません。そう考えると、なんだかとても楽しくなってきたのです。なぜかというと、「カジュアル船に今年は乗ろうか!」という気が起きてきたのです。特にNCLなら、10箇所以上のレストランで毎日好きな時間に食べられる。これならもう下船後に街の日本食レストランへ駆け込む必要もありません。今年、カジュアル船を新たな切り口でうまく魅力を伝えられるような情報発信をしてゆきたいと思いました。
ある方から聞いたのですが、検索エンジンで「クルーズ」という言葉より「豪華客船」と検索したほうがヒット率が高いそうです。いまだにこのフレーズを旅行会社は使っているのです。もう古いと思いません? 欧米のクルーズマーケットを席巻している大手船社はみなメガシップを所有するカジュアルなクルーズ会社です。豪華客船というよりは、アクティブ・カジュアル・お楽しみ満載の極めて自由なクルーズスタイルであります。そして値段も安い!
世界のクルーズ、特に米系大手はとどまることなく進化し続けています。そして確実にお客様の心をつかんでいます。 それをエピックで強く感じました。