61ee8460.jpgきょう一日で何十本の電話を受けただろうか。
長い一日がやっと終わろうとしています。
3月26日の長崎を皮切りに日本寄港クルーズを展開する予定であったフランス船「ル・ディアマン」の上海−東京クルーズが大幅なスケジュール変更となり、日本寄港がなくなりました。
裏話になりますが、ここ数日カンパニー・デュ・ポナン社のマルセイユの運航部門と連夜協議を重ねてきましたが、連日フランス国内でも報道される今回の震災、とりわけ原発に関する報道に、今回の日本寄港クルーズに乗船する予定のフランス人船客がかなり恐怖感を持っており、いたしかたなく今回の結論となりました。
フランスは、原発への依存が非常に高い国であり、かなり敏感になっているということです。
今朝、まず今回のクルーズをご予約の旅行会社様、お客様へのご案内を行い、その後雑誌やテレビなどのメディア関係者、各地の港湾関係者へ向けてのプレスリリース配信、東京・大阪・広島3都市での見学会中止などの対応に追われました。
実は今回の見学会には、ル・ディアマンがソングオブフラワーとして川崎汽船がクルーズ事業を行っていた時の関係者の方、カンパニー・デュ・ポナン社の親会社であるCMA CGM JAPANおよびその招待客の方など、他の船とは違った多彩なゲストをお招きする予定でした。それだけに今回の抜港は残念でなりません。
しかし、カンパニー・デュ・ポナン社は今回のキャンセルと同時に来年、まったく同じスケジュールでの日本寄港クルーズを決定、寄港する各港のオーダーを正式に入れてきました。それは「1年以内の日本の完全復活を信じて!」との強いメッセージがこめられています。
昨年11月から展開していたル・ディアマンによるアジア各地でのクルーズの中で、実は今回予定されていた日本寄港クルーズが最も人気が高かったのです。フランス人船客は”日本”に来たかったのです。
 今回のル・ディアマン日本寄港クルーズを通して、たくさんの方と出会いました。新たにお取引の始まった旅行会社様、メディア関係の皆さん、熱心に当社へ足を運んでくださった日本各地の港湾関係者の皆さん、今から20年も前にすでに日本でラグジュアリーなクルーズ展開していた川崎汽船の皆さん、マルセイユから送られてくる大量のパンフレット輸送にいつもご尽力をいただいているCMA CGM JAPAN(CMA CGMは世界第3位のフランスのコンテナ船会社)の皆さん、フランスから送られてくるチケットを運んできてくれるDHLのお兄ちゃん。その他今回のクルーズを様々な面でささえていただいた膨大な数の関係者の皆さん。映画の最後のエンドロールにたくさんの出演者やスタッフの名前が流れてゆくように、今回のル・ディアマン日本寄港クルーズはたくさんの方のお陰で実現するところでした。残念な結果にはなりましたが、たくさんの出会いには本当に感謝であります。
 そして、来年大いに盛り上がりたいと思っております。
ぜひ、来年のル・ディアマン日本寄港クルーズにご期待下さい。

PHOTO
ル・ディアマン バルセロナへの入港シーン
(ブリッジは、いつでも出入りOK)