d5a97c2d.jpg横浜にいるときは、平均睡眠6時間だが、昨晩からどれぐらい寝ただろうか。朝ルームサービスで目が覚め、それでもまた眠ってしまった。
キャビンの丸窓、鉄のふたを上げてみる、海面がきらきら光って、まぶしい光が差し込んでくる。
フランスの海、コートダジュールは海の青色がとても深い、そして美しい。
ル・ポナンのテンダーボートはゾディアック、ゴムのように膨らんだ船腹に座る。時折交錯するヨットの波紋で波がバシャッとかかり
服がぬれることもある。そんな小さなことを気にしていてはバカンスは楽しめない。
サントロペにもあきれるほどに大きなプライベートヨットが何隻も停泊している。なぜそこまで誇示したいのか、
人の欲望の果てしなさを感じる。
サントロペ、昨年ル・ボレアルで訪れた。たしか5月だったが、今年はバカンスシーズンの真っ只中、全然去年より人が多くにぎわっている。
有名ブランドのブティックはすでに秋冬のコレクションをディスプレイ、そうでないやや庶民的な店は最後の夏のセールといった感じ。
昼過ぎのゾディアックで船に戻り、デッキでランチ。冷えたロゼと日本人はやっぱりビール、どこかピクニックのような気分。
疾走するモーターヨットを上空から追尾するヘリコプター、フランスのご婦人が「あれは、きっとパパラッチが誰かを追ってるのよ」と。
続いて、再び船尾のマリーナからゾディアックに乗り、ル・ポナン自体の撮影会。これは帆船スタークリッパーでアンダマン海に行ったときにも
同じアトラクションがあった。あらためて外見を眺めてみるが、同じ帆を張る船でも、スタークリッパーは純然たる帆船で、ル・ポナンはヨットであると
違いを感じる。まさに私がポナンという会社を語るときに「欧米の富裕層が個人的に所有するヨットで旅するような船旅」である。
夕刻といってもまだ明るい午後6時、船尾のマリーナから海へ飛び込む。わぁ、おれ初めてフランスの海で泳いだ、となぜか感動。
おれは、フランスという響きに弱いんだなぁ。けっこうオレもミーハーだなぁ。