6957269c.jpg今日は、久しぶりに落ち着いた時間を持てています。
一度書いてみたかったことがあるのです。それが90年代のこと。
1990年代、クルーズ各社からとても魅力的な船が次々と就航しました。だいたいが7万トンクラス。船ファンにはとてもとても楽しい時代でした。
セレブリティ:センチュリー、マーキュリー、ギャラクシー
コスタ:ビクトリア
RCI:エンチャントメント、レジェンド、ビジョン、ラプソディ
プリンセス:サン、ドーン
NCL:スカイ
それぞれに当時の思い出があります。セレブリティのマーキュリーを初めて見たとき、そのセンスの素晴らしさに虜になり、社名にまでしてしまいました。
NCLスカイ、当時NCLは苦境から脱出しつつある時期で、スカイはNCL久々の新造船、キャッチフレーズは、"Reach for the SKY"、私もすごく応援していました。
RCIは、まだボイジャーがデビューする前、エンチャントメントは煙突が極端に後部に配置され、最初は変な形と思っていたのが、だんだんかっこよく見えてきて。
サンプリンセスが就航したとき、たしか世界最大のレコードを塗り替えたと記憶しています。QE2とフランス=NCLノルウェーが世界最大の座を30年ぐらい争っていた、その終焉は一つの大きな出来事でした。
コスタビクトリアは、イタリアのセンスが光る秀逸な客船、この船来年なんとアジアに来るのですね。ちょっとアジアに持ってくるには、船が良すぎません?
(と言いながら、ビクトリアの福岡発着とか発表されたら、ワタシ絶対乗りますよ!)
2000年に差し掛かる頃、クルーズ各社の急激な大型化に拍車がかかり、これら7万トンクラスが少し隅に追いやられたように感じて少し寂しい思いがありました。
しかし、この7万トンクラスは今でも十分通用する素晴らしい船ばかりです。
ロイヤルカリビアンといえば22万トンばかりが語られますが、同社の7万トンは
いかにもカリブ海クルーズの会社と思わせるリゾートホテルのようなインテリア、
そしてしっかり船らしさも残っています。ロイヤルカリビアンの背景なんか知らなくても、レジェンドに初めて足を踏み入れる人は、感覚的に「いいなぁ」「すごいなぁ」と感じられるのだと思います。
今RCIの7万トンは、日本では全然紹介されていませんが、例えばパナマのコロン発着コロンビア、ボネール、アルバなど超ディープな南カリブ海や、ボルチモア発着のカリブ海など、非常にユニークなクルーズを行っています。
冷静に考えれば”ロイヤルカリビアンに日本発着で乗れる”コースこそ、超ディープと言えるかも知れませんね。

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ラプソディ・オブザシーズ  アラスカ・スキャグウェイにて