最近は、サガの仕事がとても多く、これもまた反響をいただいていることの証しであり、大変ありがたいことであります。
サガルビー、あとひと月もすればイギリス・サウザンプトンを出港、114泊の長きにわたる世界一周クルーズがスタート。南南西に進路を取り、マデイラ島〜大西洋横断〜カリブ海〜パナマ運河〜南米〜タヒチ〜オーストラリア〜インドネシア〜フィリピンを経て、3月12日には長崎へ寄港。まぁ、世界一周とはあらためて、なんとも凄い船旅であると実感します。もっとも実感するのは、出港したあともそのクルーズの販売が続いているということ。例えばこれが1週間ぐらいのクルーズならありえないですよね。しかし世界一周ともなれば、3/28ホーチミンからサウザンプトン33泊など、まだまだ我々セールスの現場はすでに出港しているクルーズの販売が続いているのです。もちろん長崎乗船の特別区間も連日お問合せをいただいております。
 今、1隻の船が巨費を投じられ、イタリアのフィンカンティエリで大改装が行われています。その船に着けられる新たな名前は、「サガサファイア」。
この船もサガルビー同様、グレートなヒストリーの持ち主なのです。
始まりは1982年、ドイツのハパグロイド社のオイローパでした。就航後ほどなく、クルーズガイド誌で最高のレーティングをたたき出すほどの注目を浴び、主にドイツマーケットでしか販売されなかったこの船はその他の国のクルーズファン羨望の的でした。船内はドイツ語しか通じない、それでも「乗せてくれ!」というファンがいるほどでした。その後以外にもスタークルーズに在籍、「スーパースターエーリス」として博多発着の定期クルーズを行っていました。その時に乗った方の談話、
「あの船は凄いよ。キャビンの添乗に埋め込まれた3人目のベッドが電動で下りて来るんだから。まさにドイツ製だよ。」とのこと。つまりは洋上のメルセデスベンツということか?
その後、クロワジールドフランス社などを経て来春サガサファイアとしでデビュー。
私見ではありますが、この船はハパグロイド以来、サガが最も似合う船社では、と思っています。その素質をいかんなく生かせる船社だと思っています。
今から30〜40年ぐらい前、今よりももっともっと外国船の船旅が遠い存在だった時代、さらにその時代においてもとてもとても手が出ない船がサガルビー(ビスタフィヨルド)、サガサファイア(オイローパ)だったわけでして。
サガサファイアは1980年代の船。同じ80年代にも名船があります。代表格はダイアナ妃が命名者のロイヤルプリンセス(1984年)、ロイヤルバイキングサン(1988年)。今なお現役であり、やはり素晴らしい船ばかり。
サガルビーの販売を日本でスタートしてからいただいた反響で、私の中にはひとつの確信が芽生えました。
それは、「日本は、”本物”が理解してもらえる国」であること。
サガサファイア、2012年3月26日、サウザンプトン発の地中海23泊で新たな歴史が始まります。