b3570570.jpgバルセロナから出港し、セッテ、サントロペ、マルセイユと南フランスを経て、コルシカ島のカルヴィに到着しました。
すべての寄港地、いわば”近所まわり”なので、さほど長い距離を走るわけでもなく、したがって船が揺れることもなく、ヨット系クルーズのゴールデンルートのようなエリアです。
まだバカンスのシーズンははじまっていませんが、これからカンヌ映画祭やモナコGPが始まり、もっとたくさんの人が訪れてきます。
コルシカ島は初めて来ましたが、やはり南仏のリゾート地の雰囲気、でも陸続きでなく島である分、少しのどかな感じがします。南フランスはほぼ毎日テンダーボートで上陸します。
それにしてもフランスの海岸線は美しい。変な建造物や看板などがぜったいにありません。人間が作った建物(人工物)が空や海(自然)と調和しています。
このあたりのクルーズはワインの楽しみもあります。マルセイユからはアヴィニヨンへの観光に出かけ、途中コートデュローヌのワイナリーに立ち寄ることが出来ました。ワインのこと、わからないなりにいろいろ試して、その結果気に入って飲んでいる白がコートデュローヌだったので、偶然に驚き、でもちょっと味が違うのです。一言で言うと「若い」のです。日本へ運ぶと味が変わってしまうのでしょうか。
地中海のクルーズは毎日寄港しますが、毎日都会ばかりだと疲れてしまうのですが、セッテ、サントロペ、カルヴィといったのどかな街が入っていると、その他の都会、例えばこれから訪れるカンヌやモナコなどが、とても楽しみになってきます。
寄港地に都会とのどかな街がうまく選択されていると、メリハリが出てきます。
しかし、大型船の場合どうしても入れる港が限られ、大きな港=都会 という傾向があります。
このあたりのクルーズ、何が一番の贅沢か、と言えば、気候だと私は思います。
亜熱帯のような夏で育った身には、夏でもさらっとした感じがとても心地よく、うらやましく感じます。
毎年、次はどこに行こうか、なんて頭を悩ませることなく、毎年ここでいいじゃないか、と思うほどの魅力があります。事実、いい船は毎年この時期この場所に集まっています。世界中の人がこの地に魅了されていることを証明しています。
それにしても、もう少し日本から近ければいいのに。
いや、遠いから来る価値があるのか。

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コルシカ島・カルヴィにて