420dd6ab.jpg雑誌やテレビなどのメディアがシルバーシーを語るとき、かならず最高峰、ラグジュアリークルーズ、6スターなどと総論的な賞賛の言葉が並べ立てられますが、シルバーシーの実力は実は乗ってみなければ絶対にわからないことがたくさんあって、それはよくメディアで取り上げられるキャビンや美食ディナーなど絵として美しい部分以外にもたくさんあると思っています。その中の一つ、プールサイドのグリルでいただけるハンバーガー。これはどんなホテルよりも美味いと思って気に入っています。たかがハンバーガー? いやいやあなどれませんよ。 肉厚ジューシーなハンバーガーはこの船では焼き加減から聞いてくれます。レアと頼もうものなら、赤い肉汁がしたたる、絵的にはちょっと汚くとも私はこれが好きなのだから仕方がない。ここでハンバーガーを食べるときは必ず生ビールを注文。最初はここでハンバーガーを食べることにより、メインダイニングの美食ランチを1回捨てることになる、うーんもったいない、と思いましたが、今はその価値が十分にあると感じています。時々ホテルのルームサービスでハンバーガーとビールを注文しますが、「えっ、これで4000円取るのか?」ということもあります。そんなときいつもシルバーシーのハンバーガーと比較してしまいます。
そしてシルバーシーに乗って、「ちょっといけないよなぁ。」と思いながらついついやってしまうのが「プチわがまま」。たとえばこのグリルなら、メニューではグリーンサラダとシュリンプカクテルがあるのですが、サラダのドレッシングよりシュリンプカクテルのソースが好きなので、サラダの上にエビをのせてカクテルソースをかけてほしい、とか、ホッドドッグのソーセージだけ焼いてほしいとか。普段日本ではこういうことは言わないんですけど、なんかシルバーシーに乗るとイヤな奴になってしまいます。でもクルーが「ぜーんぜんOK」って感じでいつもニコニコしてるんですよ。このクラスの船のある種の余裕なんでしょうね。 でも、一言言わせていただけるならシルバーシーのクルーも悪いんですよ。例えばプールサイドのジャグジーに入っていたら、そこまでアイスティーとか飲み物を持ってきてくれる、つまり我々お客さんを甘やかす訳ですよ。客観的に見てジャグジーの中でアイスティーとかジャンパン飲んでる奴ってバカ野郎にしか見えないと思うのですが、他ならぬ私がそのバカ野郎な訳でして。