8/28、ドブロブニクからイスタンブール経由、アレクサンドリア行きのターキッシュエアラインズ。
ドブロブニク20:30発が天候の問題で大幅に出発が遅れ、案の定、深夜1:30発のイスタンブールーアレクサンドリア行きに乗り遅れるトラブルに。
次のアレクサンドリア行きは翌日の同時刻までないという。
考えました。乗り継ぎカウンターで交渉すること1時間、
あと6時間後、9:30AMのカイロ行きに振り替えてもらいました。
空港では疲労困憊で、スリに合わぬよう、バックを枕に待合の椅子で横になり寝落ちました。

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8/29、カイロ空港に到着。ここからが大変。まずタクシーでカイロ市内の駅に行き、そこから列車でアレクサンドリアまで(約3時間)と計画しました。
なんと面倒くさい国、エジプト。事前に電子ビザを申請するも入国審査で「その電子ビザはまだコンファームされていないので無効。あそこで買ってください。」と言われ、何の登録もないシールを買わされ、それがビザ。

タクシーはもちろんメーターなんてない。いろんな怪しい輩が声をかけてくる。
誰を信用していいかもわからず、でもどれかに乗るしかないと、ある巧みに話しかけてきた男の車に乗り、値段を確認してカイロ市内の駅に向かう。
約30分で到着したが、気温37度のじりじりとした日差し、あまりの汚さ、ひどい渋滞、どの建物が駅かもわからない。
とてもスーツケースを引っ張って降りる気力もなく、そのままアレクサンドリアまでこのタクシーで行くことにして、値段交渉。


カイロはこんなに汚い荒れた街だったのか。
交通整理が全然なってない。
カイロ市内の渋滞が異常にひどい。その渋滞をようやく抜けて高速を約3時間北へ走りっぱなし。故障して路肩に止まってる車のなんと多いこと。
運転手は、しょっちゅうタバコを吸い、約束したにもかかわらず遠距離だからと値上げを言ってくる。ずっと携帯電話で女と大声で喧嘩している。いい加減にしてくれよ。
アレクサンドリアの街に入るも子の運転手は港の位置がわからない。私はもっとこの街がわからない。
道路がぐちゃぐちゃでグーグルMAPも当てにならない。だんだん険悪なムードになり、かなり厳しい口調の言い争いに。市内に入って2時間ぐらい経ち、ようやく港らしき場所の入り口でイチかバチかで降りる。最悪のドライバーだった。


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白い服の警官らしき男が「何しに来た?」と詰め寄ってくる。
事情を説明するもなかなか埒が明かないなか、後から来た人が「WORLD NAVIGATOR MASAAKI HIGASHIYAMA」と書かれた紙を持っていた。「ここで良かったんだ。」と安堵。
荷物のセキュリティチェックを受け、船まで歩き出す。途中ですごく親切な方が「さぁ、さぁ、どうぞ、お乗りください。」とエアコンの効いたバンに乗せてくれ、船の前まで連れて行ってくれる。
降りるとき、「ところで、この車のお金は誰が払うのですか?」と言ってくる。
この国は、騙し合いの応酬だ。


8/30 アレクサンドリア
あまりに疲れて昨日のことはよく憶えていない。
船に乗船してすぐに抗原検査を受け、すぐに陰性と結果が出たようだ。

この夏、このコロナ下に、新しい船が就航しました。
船の名前はワールドナビゲーター、船会社の名前はアトラス・オーシャンボヤージュ。
1万トンで200名、私が好きなサイズです。

8月の就航から4本目のコース、アレキサンドリアからアテネへ向かう。
途中、キプロス、ロードス、サントリーニ、パトモス、ミコノス とエーゲ海ゴールデンルートを巡ります。明日以降のブログは楽しくなると思いますので、どうぞお楽しみに。


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アトラス・オーシャンボヤージュは、オールインクルーシブ制。その中に寄港地観光も含まれていて、各寄港地に必ず1個無料のツアーが用意されています。
せかっくなのでアレクサンドリア車窓観光に出かけました。


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左がガイドさん、今、観光客激減の中の貴重な外貨獲得、熱心に説明してくれました。


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ずっと警察の車が帯同します。


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腰に銃を持った男が警護しています。


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モンタザ宮殿。王室の夏の宮殿。


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かつて古代世界最大と言われたアレキサンドリア図書館のあった場所に新しい図書館が建てられました。モダンな外観で観光名所になっています。


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比較的奇麗な場所を訪れましたが、
車窓からの風景との乖離に疑問を感じます。


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読めません。


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ここも渋滞、信号がちゃんと整備されていないんです。


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港に戻ってきました。
なつかしいフォルム、サガサファイアがここで活躍してました。
たしか、トルコの会社に売却されたんです。
船名はブルーサファイアになってました。


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出港風景、なーーんにもしない警察官がだらだらおしゃべり。




最新型(?)、ワールドナビゲーターのタラップ収納風景。
(約15分、かなり退屈な映像になります。これ最後までご覧になられた方は心にゆとりのある方だと思います。感謝。)



アレクサンドリアの出港風景。
グダグダの警察官、なつかしいサガサファイアと汽笛のやりとり。
エジプトの気温37度は体にこたえました。


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13:00ようやく出港、エーゲ海へと動き出しました。終日航海日を経てキプロスへ向かいます。
エーゲ海は、海の青がとても濃いです。
来たことがないエリアなのでグールグルマップを見てみました。
エジプトの東はイスラエル、その北はレバノン、シロア、トルコと続きます。



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あらためて、船の名前はワールドナビゲーター、ひとつよろしくお願いします。


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窓側の席に座り、シャンペンを注いていただき、最初のお食事をいただきました。


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アウグスト・ネト船長は、ポルトガル人
ホテルマネージャーのルイス・サントスさんもポルトガル人
ポルトガル資本の船会社のスタートに、ポルトガルの海の男が結集したのです。

<お知らせ>
今回のワールドナビゲーターの模様、3つの雑誌で取り上げてくださることになりました。
ありがとうございます。
誌面では、この新会社の新造船をより詳しくお伝えしますので、発売されたらぜひご覧ください。

「クルーズトラベラー」誌、12月発売号を予定(キャプテンのインタビュー付き)
「パーフェクトボート」誌、12月発売号を予定
「世界の艦船」誌、憧れの目次ページ。


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ディナーテーブル、2人用テーブルが多いので、これは日本のお客様にはうれしいと思います。
小さなテーブルランプが素敵でした。


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メニューの構成、左側は、イタリア、スペイン、フランス、チリなど日替わりテーマメニューになってます。
温かい前菜、冷たい前菜、スープ、サラダ、メインディッシュ、デザートから選びます。
さらに、
右側は、毎日食べられる前菜、スープ、サラダ、メインディッシュ(ソースとサイドディッシュを選ぶ)、デザートがあります。


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記念すべきこの船のディナーの一皿目はフォアグラのテリーヌ。
エジプトから出港ということでピラミッドの形。


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素晴らしいウェイターに出会いました。
SIMさん、「SIMカードのSIMです。」と自己紹介。
17歳でスタークルーズのウェイターになり、その後ドイツのフェニックスライゼンでアルバトロスやアマデア、アルタニアで経験を積み、コロナ下でクルーズ船がほとんど動かない中、アトラス・オーシャンボヤージュで働くことに。とても勉強家で、一皿ずつ、丁寧に調理法なども説明してくれます。フィリピン人。同じアジア人同士、どこかホッとするものがあります。



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メインダイニングのヘッドウェイター、アーロンさん。
飛鳥2での経験が長く、日本語も堪能。
船客に穏やかな笑顔で接しつつも、ダイニングのウェイターにはワイヤレスでテキパキと指示を出して、その振る舞いがとてもスマートな方でした。


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毎日食べられるメニュー、他社ではサーロインは見かけたことがありますが、この船はフィレもあり、それを焼き加減ミディアムレアで注文。
SIMさんによると、ただ焼くだけでなく、マリネして柔らかくして風味付けしてから焼いているとのこと。

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このとおり焼き加減もちょうどよく、本当においしいフィレステーキをいただきました。


■アトラス・オーシャンボヤージュ■
日本語サイト、製作中。
まもなくOPEN。