クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

クルーズ予約の知恵

ダイニングテーブルについて5

私にとって、洋上最大の楽しみは「食」であります。
朝、昼、午後、晩、ミッドナイト
メインダイニング、ビュッフェ、ルームサービス、スペシャリティレストラン
すべてを制覇したいという欲望のかたまりであります。

もっとも大事なのはメインダイニングでのディナーですが、
外国船のクルーズ、ディナーのテーブルのこと、気になりませんか?
何人用のテーブル?
相席は外国人? 日本人?
食事の時間は?

例えば10人の外国人ばかりの大きなテーブルに放り込まれたらどうしよう??
などなど。

でもその不安はある程度、予約の段階で解消します。
船会社によって異なりますが、テーブルのサイズ、食事の時間、相席の船客の年齢層
など、リクエストをあげることが出来るのです。
ここにいくつかの例をご紹介します。

■ロイヤルカリビアン■
ダイニングの時間指定 OK
テーブルサイズ OK  スモール(4〜6人)かラージ(8人〜10人)を選択
年齢層の選択 OK 相席は同年代、40代、50代希望など
■セレブリティクルーズ■
ダイニングの時間指定 OK
テーブルサイズ OK 2・4・6・8・10人用から選択
年齢層の選択 OK 相席は同年代、40代、50代希望など
■ホーランドアメリカライン■
ダイニングのスタイル指定 OK 時間指定制、自由時間制
ダイニングの時間指定 OK
ダイニングのフロア指定 OK 1階席、2階席
テーブルサイズ OK 2・4・6・8・10人用から選択

私の知る限り、売る側もあまりこういったリクエストを聞くこともなく、
お客様もこういった仕組みを知らないまま決められていることが多いようです。

何も言わないと、日本人同士を相席にしようとする会社が多いです。
でもせっかくの外国船、外国人と相席となり友達になってみたい、
夫婦で2人テーブルでじっくり味わって食事をしたい、
などお客様ごとに希望はぜったいにあるはず。
ぜひ臆することなく、予約の段階でリクエストをあげてみてください。
きっと何倍も楽しいクルーズになりますよ。


ギャランティという予約制度について5

クルーズの予約にはギャランティという予約の制度があります。
これ、日本の旅行会社ではめんどくさいのか、あまり勧めてないようですが、
弊社では積極的にご案内してます。
その具体例を示します。

とあるクルーズの料金。
カテゴリBA 1200ドル
カテゴリBB 1100ドル
カテゴリBC 1000ドル
とします。
そして、カテゴリBCに部屋番号指定とギャランティという選択肢があるとします。
部屋番号指定は文字通りカテゴリBCにてキャビン番号が確定します。
ギャランティの場合、最低でもカテゴリBCは確約した上で、上位のカテゴリに空きがあれば差額無料でアップグレードされるというものです。
つまり、すぐにキャビン番号は確定しないけれど、カテゴリBB,BAなどに
アップグレードされる可能性があるのです。
ですから、可能性としては、内側から海側へ、海側からベランダ付へと、
キャビンのタイプを越えてアップグレードされることもあります。
時には、すっごいアップグレードもありました。

では、このギャランティという制度、船会社からみれば、どういうメリットが
あるのでしょう?

上記のような料金で販売していてBCが完売したとします。
もしこの状況で、BCにギャランティを設定していなくて、そこに1000ドルなら
乗るのになぁというお客さんがいたとしたら、船会社はこのお客さんを取り逃がして
しまうことになります。
もしギャランティを設定していたら、このお客さんの予約をBCギャランティとして
受け付けて、最終的にはBBなどにもってゆけばいいのです。
こうして1室でも埋めて行こうとする船会社の巧みな戦略があるのです。
出発が近くなる終盤になればなるほどこの傾向が強いです。

こういった制度は価格変動性のアメリカ系のクルーズ会社に多く見られます。
例えばカーニバル、ロイヤルカリビアン、NCLなどは米国に巨大なホスト
コンピューターがあって、過去・現在・未来の膨大なデータを保有しているのですが
例えば出発の60日前でキャビンが30%空いていたら、今の料金から5%値下げ
する、ギャランティを設定する、など、システムにパラメータを設定するのです。
そのさじ加減は、おそらくセールス部門の責任者にあるのでしょう。

とにかく価格変動性とは複雑な仕組みなのですが、私なんぞ10年も前からこの
仕組みと付き合っていますから、だいたい傾向が読めてくるんですね。
そのノウハウでもって、ベストプライス、ベストキャビンをお客様へご案内
するわけです。

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