クルーズの旅行会社奮闘記

今までにないレジャー、クルーズを専門とする旅行会社代表のクルーズへの情熱、 クルーズの魅力、ちょっとプライベートを伝えるブログ

カンパニー・デュ・ポナン

地元主義5

ちょっと久しぶりでございます。
今週は、広島、福山、大阪に行ってきました。
広島でのクルーズセミナー、
福山の視察、
大阪での会合への参加、
それぞれに感化されるものがありました。
若かりし頃、とにかく私は大阪から出て東京へ行くんだ、と思ってました。
そこそこの大きな町とはいえ、22年住んで、どこか飽きて、これ以上大きな町、それは東京しかなかったのです。
田舎もの、丸出しですよね。
その流れで今、横浜に住み、横浜で会社を興したのですが、
当たり前ですが、広島にも福山にも大阪にも、同年代やもっと若い人がそれぞれの地元で仕事をしている姿を見て、自分はずいぶん軽薄だったなぁ、とちょっと思いました。
でも、東京に出てきていろいろ紆余曲折を経て、例えばポナンの販売に携わって、その船が広島や大阪に寄港、そして福山からもオファーをいただいて、何らかのそれぞれの地域への還元、少し考えるわけです。
私は大阪者です。あんなダーティーなでかい街でも一応ふるさとなんです。
子供の時、野球が好きで、友達と公園で野球して、のどが渇いて、公園の水道で日本一マズイと言われる水を
ガブガブ飲むわけです。
大阪で客船誘致の先頭を切って頑張っている寺尾氏という男は、偶然高校の同級生です。
大きな高校だったので、その時は全然知らなかったのですが、それでも同級生は同級生です。
熾烈な客船誘致の現場で彼も大変な苦労をしています。
大阪は神戸という強烈なライバル港があるのです。
ポナンは、何かの縁で大阪港を基点としています。
何かの縁だけど、それが続けばいいと思ってます。
一応、私も地元のよしみというものはあります。
俺ごときにできることがあるなら、という思いはあります。
そういうことを考える歳になってきたのかもしれません。
一昨日もJ社のS氏と一献かたむけました。
わざわざお店を選んでくださって、それがなんと私の地元福島区の焼き鳥屋。それがミシュランの星を持つ店。
わがふるさと福島村にミシュランの店があるとは驚きました。
そのお店の焼き鳥、既成概念を超えたうまさ、驚きました。
今度、おかあちゃんと妹を連れて行って驚かしてやろうと思ってます。
 昨日の会合でいただいた今年の大阪港の入港リストを見て、
けっこう大阪はスモール&ラグジュアリー船が入っているんだなぁ、と思いました。
ポナンの70%を占めるフランス人は、エールフランスで関空に降り立ち、インペリアルやリーガロイヤルに前泊してロストラルへと乗船。
日本のお客様も、ポナンはなかなか関東へは行かないため、わざわざ新幹線で大阪までおこしいただき、
ご乗船いただいてます。
大阪とフランス船、どこかに大阪らしく、かっこつけない気さくな融合点がないかなぁと
頭をめぐらしています。

ロストラルの魅力、上海・香港の魅力5

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10月13日小樽から金沢・舞鶴・門司・広島・宇和島・鹿児島・長崎・上海・アモイ・香港(10/30)まで、
PONANTロストラルに乗船しておりました。
ご乗船いただいたお客様、米津様ご夫妻。ご主人はリーガロイヤルホテル大阪のエグゼクティブシェフ
を経て、現在料理特別顧問されている方でして、このような素晴らしい方にフランス船にご乗船いただけ
たことも大きな喜びでした。
★米津氏監修ディナーの夕べ、12月7日大阪に参ります。★
http://www.rihga.co.jp/osaka/event/detail/monsieur_yonezu.html
ロストラル、極力新鮮な食材を各地で積み、小樽で仕入れたスズキのソテーなど、相変わらずの美食を
毎晩堪能、フレンチは手間暇がかかり、奥が深く、そのいろんな疑問を米津氏に尋ねると、
すべて丁寧に教えて下さるのです。
寄港各地での思い出はいろいろあるのですが、門司港の花火はちょっと感動しました。
出港時、ロストラルの後方で花火が上がると船客から大きな拍手が起こっていました。
宇和島の入り江、日本の原風景というか、こんな海は久しぶりに見ました。
子供のころ、家族で行った、四国だったか淡路だったかで見た海を思い出しました。
上海は今の情勢や大気汚染など、少し不安がありましたが、街は活気があふれ、ことのほか人が
穏やかで接する人は優しく、陸の旅で来てみたい、と思いました。
香港は、いつも魅了される街、混沌と雑踏の中に人が行き交い、超高層ビルの谷間にローカルな市場があって、その全然変わらないところが魅力なのだと思います。
結果、このコースはけっこう満足度の楽しいコースだと思いました。
そして香港からの帰路は3時間半程度、現在ミレニアムにご乗船中のお客様から教えていただいた香港エクスプレスというLCCで羽田まで片道なんと25000円ぐらい。飲み物も食事も何も出ませんが、3時間半ぐらいいいじゃないですか、こんなに安く乗せてくれるのですから。
18日間過ごしたロストラルの320号室(海側ベランダ付デラックス デッキ3)はとても快適でした。
1人なので大きな1ベッドに設えていただき、毎日新しいタオルやシーツに交換してもらい、ロクシタンの
石鹸やシャンプー類やミニバーのドリンクやミネラルウォーターも補充してくれます。
そしてクリーニングに出すと、出来上がりがとても速い、連日旅行会社向けセミナーなので助かりました。
キャプテン、ホテルマネージャーをはじめとするクルーの惜しみない温かみのあるサービス、
これだからスモールシップはやめられない。18日も乗ればみんな顔見知りですから。
来年、この船が大阪−舞鶴8泊を何回か行います。お陰様で大変好評をいただいております。
12/5,6,7は神戸、京都、大阪にて、12/10,11は東京、横浜にて
このクルーズのプレゼンテーションを行います。
詳細はまた追ってご案内させていただきます。
来春のクルーズをご検討の皆さん、ぜひ上質なスモールシップの日本発着クルーズを
チャレンジしてみてください。
http://ponant.jp/all/japan.html

8月20日、日本橋三越でお待ちしています。

梅雨も明け、夏本番の様相、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今年は、春以降、海外出張もなく、連日横浜をベースとした仕事の毎日であります。
来る8月20日、恒例の日本橋三越でのクルーズフェアがスタートします。
今年は、8月20日〜8月25日までの6日間、日本橋三越新館7階にて昨年よりかなり拡大版で開催されます。
当社もスモールシップアライアンスとしてブースを設けておりますので、ぜひ遊びにいらしてください。
また、下記の日時でクルーズトークをさせていただきます。

日本橋三越本店 新館7階催物会場
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/event/index2.html
8月20日 13:00〜13:50
「洋上のななつ星、美食のフランス船で行く上質な日本発着クルーズ 」
スピーカー:マーキュリートラベル 代表 東山真明

美食のフランス船、カンパニー・デュ・ポナンの日本寄港クルーズをメインに、
2014-15年のエキサイティングな新しいクルーズコース(例:ヨットスタイルのアドリア海、北極圏、南極、アラスカなど)もご紹介させていただきます。

ご参加希望の方は、事前にお席をご用意いたしますので、当社までご連絡くださいませ。
TEL : 045-664-4268 
Email : hgy@mercury-travel.com

皆様のご来場を心からお待ち申し上げております。
セミナーとあとは、いっしょに日本橋をぶらぶらしましょうか。

ル・ソレアルの洋上から

ル・ソレアルの日本寄港クルーズもようやく半分を超えました。
昨日、大阪でお客様の下船、乗船があり、新しい区間がスタートしています。
昨晩ディナーを食べていると、キャプテンから呼ばれました。
「Masaaki、今日は定刻どおり出港、明日は極力飛ばして深夜にも鹿児島の金港湾へ入れる。日本人船客への承知を頼む。」とのこと。フランス人レミ・ジェネバスがそう判断しました。
思えば、小樽から金沢への行程、間に終日航海日がありましたが、最も台風に近い日でもあり、5mはあろうかという波、それでも見た目ほどにル・ソレアルは揺れなかった。その証拠に全員元気にディナーも出てこられていました。そして次の日、金沢へは定刻どおり入港、これがプロというものですね。レミ・ジェネバス船長とは私がカンパニー・デュ・ポナンの販売を始めた2007年、ル・レバンという3500トンの船で初めてお会いしました。ニースから出港し、翌日はポルトフィーノ、あの美しい入り江に降り立つことを頭の中で描いていたのですが、波が高くテンダーが出せないとのことで抜港。その代わりにジェノバへ寄港した思い出があります。
今回、2区間で総勢約50名の日本のお客様へご乗船いただいておりますが、お食事をしながらこれまでの船旅をうかがってみると、クリスタルクルーズやシルバーシーに乗船経験の方がかなり多く、しかもクリスタルクルーズが凄く評判が良いのです。私は今のところ縁がなくまだクリスタルに乗ったことがないのですが、これほどまでに船客の心を惹きつけるクリスタルクルーズの魅力を探るべく、来年は身銭を切ってでも乗ってみようと思いました。きっと何か日本人船客を魅了する秘訣があるのだと思います。
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フランス船社ポナンとう存在

本当は、サガルビーの余韻にもっと浸っていたいところなのですが、そうもいかず、10月15日のル・ソレアルが近づいてきました。1隻の外国船が日本にやってくるということは、けっこう大変なことでして、お客様の乗船への準備、寄港地観光の手配、取材への対応など、様々な仕事が発生します。それでもあのスタイリッシュな船体を日本の各港で実際に見たら、皆さんはどう思うだろう?と思うとちょっとワクワクします。10/15発の小樽−大阪では、私自身、小樽、金沢、境港はいずれも行ったことがなく、訪れるのをとても楽しみにしています。そして釜山を挟んで広島への寄港、船で訪れるのは昔のグリーンフェリー(古い?)以来、広島は美味しいものがたくさんありますからね。そして10/22発の大阪−香港、その寄港地鹿児島、那覇、基隆は今年3月にアマデアで訪れた場所ばかり。あの地元の観光タクシーのおいちゃんとまた再会して面白くなりそうです。
ル・ソレアルという船は、フランスそのものと言えます。機能性や実用性よりもデザイン性重視の船です。だから
「えっ、この場所にこの配色?、この素材?」といった驚きが随所にあります。それとやっぱり食事。一言で言うなら「豊かな食」とでも言いましょうか、手の込んだフレンチディナーを毎晩楽しめるメインダイニング、プールサイドでアルフレスコスタイルの食事が楽しめるグリスレストラン、昼はあの生牡蠣とロゼワイン、朝はクロワッサンとカプチーノなど、我々日本人にとってはフレンチというちょっと特別な日にいただく料理を1週間毎日堪能できる特別なウィークになることでしょう。
そして、ぜひフランス人船客との交わりを楽しんでいただきたい。フランスから飛行機で日本まで来て楽しむクルーズは彼らにとってもけして安くはありません。しかし彼らはfar eastの美しい国「日本」を見たいのです。ポナンの船客はいつも素晴らしく、その優雅なライフスタイルはどこか真似できないだろうかと思ってしまいます。
ドレスコード、これも独特。ポナンは毎日スマートカジュアルなので、ディナー時でも男性はジャケット着用程度でOK.(そもそもヨットスタイルにフォーマルは全然似合わない)
昼間はもちろんカジュアルな服装でOKなのですが、この”普段着”がフランス人は素敵。普段着が素敵ってけっこう難しいものです。
ル・ソレアルの日本寄港クルーズ、それは日仏の文化と美意識が融合するとてもとても特別な船旅であります。
今年、外国船の日本発着はたくさんありましたが、その中においても非常に個性的な船、船旅となります。
この日本発着でポナンという船会社に触れ、ちょっといいなぁと思っていただけたら、次はぜひポナンの本場、南仏のコートダジュールやイタリア・リビエラなどへぜひお出かけ下さい。さらには北極圏や南極など、大人の冒険心をくすぐる刺激的なコースもご用意がございます。

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PONANT SUMMER SEASON 20135

5c619adb.jpgマルセイユから貨物が届きました。
空けてみると、ポナンから写真集のように美しいパンフレットでした。
来夏のバカンスシーズン、ポナンらしいエレガントなコースが満載です。
順次、みなさまへお届けいたします。

カンパニー・デュ・ポナン 2013年スケジュール
http://ponant.jp/all/

注目は、ポナン初の日本寄港、しかも新造船。
10/15 小樽−大阪7泊 New Ship "LE SOLEAL"
10/22 大阪−香港8泊 New Ship "LE SOLEAL"

ヨーロッパのおすすめは
5/3 マルセイユ−ベニス7泊
4/30 マルセイユ−ニース3泊
8/6 アイスランド周遊7泊
11/1 マルセイユ−カサブランカ11泊
7/5 ベニス−コリント運河−イスタンブール 7泊
7/19 黒海7泊

PONANT を語る大切なキーワードは、
ヨットスタイル、
ガストロノミー(グルメの船)、
INTIMATE、
そして FRENCH FLAG

2013年デビューのNew Ship ル・ソレアル(LE SOLEAL)の由来は
ソレイユ(Sunshine) と Solal (who opens the way)

ル・ソレアルのSPAは、パリのコスメブランド「ソティス」がプロデュース。
http://www.sothys.co.jp/index.html

ポナンの洋上は非日常のバカンスです。
時計をはずしてご乗船ください。

ヨットスタイルの船旅にご一緒しましょう5

5ddc9fb0.jpgありがたいことに、今月も大変忙しく過ごし、気がついたら明日は出発の日でした。
自身の遅い夏休み、ごく少数のお客様とベニスへ向かいます。
ポナンのロストラルでベニスからアテネへ、
シードリーム気妊─璽桶ぜ遊。
ヨットスタイルを極める旅がスタートします。
船旅から横浜へ帰ってくるごとにブログやフェイスブックで友達が増えて、また船旅へ向かうとき、そのたくさんの友達とバーチャルに船旅へ出かけるような気分になります。
明日以降、クルーズ中はブログはなかなか落ち着いて書くことが出来ません。
その間は、フェイスブックでお楽しみいただければと思います。
http://www.facebook.com/higashiyama.masaaki
フランスの粋なヨット系船社、カンパニー・デュ・ポナンの2011年就航New Ship「ロストラル」は、今大変注目をいただいている船。ベニスからクロアチア、モンテネグロを周遊、ハイライトはコリント運河を通過、そのライブ感をお伝えできればと思います。
アメリカはマイアミに本社があるゴージャスなヨットカンパニー、シードリーム・ヨットクラブの「シードリーム機廚任蓮▲▲謄佑ら出港、大型船とは一線を画する優雅なエーゲ海クルーズへとご案内いたします。キャビア食べ放題&シャンパン飲み放題のイベントもお楽しみに。たぶんスタークリッパーズとかウィンドスターとかスモールシップの仲間の船に出会えるのでは、と思っています。
今、横浜のビルの29階で仕事をしていて、2日後に本当に自身がベニスにいるのだろうか? そんな不思議な感覚があります。

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カンパニー・デュ・ポナンの船客は約70%がフランス人。
フォーマル不要の船なのに、こういう粋な女性が乗っている船。
このセンスの良さは、フランス人のもって生まれた才能?
フランス人は人生を楽しむことの達人です。

美食のフランス船 日本寄港決定5

0ad6c706.jpgフランス船社「カンパニー・デュ・ポナン」、昨年、一昨年と1万トンクラスの船を就航させました。そして今建造中の3隻目が来年7月にベニスで処女航海をむかえ、
そして早々とこの新造船の日本寄港が決定しました。
2013年
10月4日ペトロパブロフスク発〜10月14日小樽着
10月4日小樽発〜10月28日香港着
船名は、まだ決定ではありませんが「エクアトリアル」(Equatorial:「赤道」を意味)。
ペトロハブロフスク〜小樽〜香港、つまり日本海側を巡ります。
ポナンのようなエクスペディション船という要素を持つ船は日本は日本海側に興味を示しています。
さてこの最高の素材、どう料理するか、腕がなるところです。
毎晩のディナーがフレンチのフルコース、そしてセレクトされた赤・白・ロゼのワインが付きます。
フレンチですから、どかっとデカいステーキなんかは出しません。フレンチですから。
もう少しすれば、寄港地なども決まり発売が開始します。
当社もポナンの販売を手がけて6年目になりますが、このNew Shipの日本寄港、上手くその魅力を伝えたいと思っております。
http://www.cruise-mag.com/news.php?obj=20120113_05

8/20 19:005

fc5734af.jpgマヨルカ島に到着。予想通りビッグシップが停泊していました。ノルウェージャンエピック、最新鋭ビッグシップです。
ル・ポナンが約1500トン、エピックが150000トン、実に100倍の大きさ、あらためてその大きさに驚きです。
このエピックの西地中海クルーズ、とても人気が高く、私もかなり手配に携わってるのですが、その船を目の当たりにすると
少し感慨深くなりました。自身、昨夏エピックのプレビュークルーズにご招待いただいて以来、肉眼で見ることが出来ました。
マヨルカにも思い出があります。もう10年ぐらい前になるでしょうか、MSCクルーズが初めての新造船「リリカ」が
就航したとき、ぜひ乗ってみたいと思い、勇んで乗船し、自身初のヨーロッパでのクルーズに出かけたとき、このマヨルカに
寄港しました。その時は、元サガフィヨルドのサガローズ、シーボーンレジェンドなどが波がきらめくマヨルカに
停泊していたのと今でも思い出します。
軽めの朝食を済ませてシャトルバスで街まで行き、散策してみます。MSCリリカの時は、前港チュニジアからマヨルカが
かなり揺れてマヨルカへの入港がかなり遅れました。そのとき一組日本からの女性お二人とご一緒し、夜はパルマ市内の
スペイン料理店に繰り出したのをおぼえています。今日、街を歩いていて、そのことをふと思い出して、
「あの店、今でもあるかなぁ? でも10年ぶりだし、もうわからないよなぁ。。。」と思っていたら、意外にも
簡単に見つかったのです。少し路地裏のわかりにくいところなのに。そして路地から表通りに出たところにロエベがあって。
一気に記憶がよみがえってきて、なつかしくなりました。
今日は、船のランチに絶対にもどらなければならないので12時のシャトルで船に戻りました。
今日のランチはスペイン料理、パエリアの日なのです。昨夜のカクテルパーティではハモンセラーノひとかたまりが出てきて
びっくり。そして食べ放題。本当に食べることに貪欲な船です。
パエリアとロゼワインのランチ、本当に美味しかった。
午後は、ヴァルデモッサへのオプショナルツアーに参加します。フランス人以外が私一人なのですが、ガイドさんが
私だけのために丁寧に英語で説明してくれます。
ここヴァルデモッサはショパンと深い関係があり、いまでもショパンフェスティバルが開かれます。ツアーの最後、
ショパンのピアノコンサートがあり、すばらしい演奏を聴くことが出来ました。どこからともなく現れたピアニストが
情熱的に、ときに静寂の中の旋律を奏でるすばらしい演奏、そして静かに去ってゆく、シンプルだけどすばらしいコンサート
でした。
午後6時出航のはずが、6時半にパイロットが乗船「いやいや、エピックの出航をやってたので。。。」って、この港は
パイロットは一人しかいないの?
午後7時、出航を試みるも強い風がル・ポナンを岸壁へ押し付けるので、なかなか離岸できません。
この船は前しかバウスラスター(横向きのスクリューみたいなもの)がないので、後部を話すことが出来ないのです。
そこで、後ろだけ綱をつなげた状態で、前のバウスラスターを使って前の部分を岸壁からはなし、かなり離れたところで後ろの綱を解いて、一気にエンジンの出力を上げて船を出す作戦に出ました。少し船体後部が岸壁のラバーではなくコンクリート部分に当たったようで、少し衝撃がありました。それこそエピックのような最新鋭船は360度、自由自在に任意の方向に進めることでしょう。このあたりが、個人所有のクルーザーなどと同じ動きをするので、クルーザーなど所有している方は、たぶんすごく共感するのではないでしょうか?
右手にドイツのクルーズ会社、アイーダを見ながら出航してゆきます。
話は変わりますが、このほど三菱重工長崎がカーニバルコーポレーションから2隻受注したという喜ばしいニュースをこの出張中に聞きました。その2隻はカーニバル傘下のアイーダ向けとのこと。アイーダの船って、船首に大胆な唇の絵が、船腹には大きな目がペインティングされているのが特徴なのですが、世界で最高の技術を誇る日本で造られるのですから、この奇抜なペインティングも見事になされることでしょう。
湾を出るとル・ポナンはいっせいに帆を揚げて風の力だけで進みます。
出航の忙しさが落ち着き、キャプテンとブリッジでグラスのシャンパンを飲みながら、インタビューをさせていただきました。

Q:大半がフランス人で少数のイングリッシュスピーキング、難しさはありますか?
A:いや、まったくありません。我々はイングリッシュスピーキングに限らず世界中からのお客様大歓迎です。フレンチスタイルを存分に楽しんでください。

Q:このクルーズはフランス近海やスペイン周遊、フランス人にとっては近すぎてつまらないということはないのでしょうか?
A:まず、フランス人、スペイン人、イタリア人といったラテン系は英語が苦手なのです。だから言葉の問題があるので、我々ポナンを支持していただいているということがあります。そして自国から出航できれば、わずらわしい飛行機の移動もないため、楽に乗船していただけます。
(つまり、日本のにっぽん丸のようなものなのでしょう。)

Q:キャプテンは日本のことを何か知っていますか?
A:いや、残念ながら行ったことがないので、よく知らないのです。でも私も船乗りですから、一度はこのル・ポナンで世界一周をしてみたいのです。
で、1500トンで世界一周? 
(すごい発想、船乗りの憧れなのですね。)
今日のディナーもこれまた絶品、魚介のスープ、フォアグラのサラダ、牛の生肉のタルタル、ユッケのようなものに生卵をまぜていただくというもの。フランス人もこんなものを食べるのか、と驚きました。お味は申し分なしです。
そして、今日は結局毎日ディナーをご一緒したカナダ人夫妻のご主人が84歳の誕生日、マムのシャンパンが気前よく振舞われ、派手なお祝いがありました。
同じテーブルのブラジル人夫妻、特にご主人は自分のことのようにうれしいようで上機嫌、ついにはシャンパンをみんなのデザートのシャーベットにぶっかけてしまいました。さすがラテンの国の方。
この奥様もすごく陽気で楽しい方。「Masaaki,あなた子供はいるの?」「だめじゃない、もっとがんばらなきゃ、hard push hard push !!」 もう圧倒されっぱなしです。
でも、ディナーの終わりがけ、私が明日下船することもあって、「ぜったいにまた再会しよう。」と強い握手を交わしました。
これこそが、スモールシップならではの人と人の距離感、Intimate ですね。
さぁ、残念だけど今夜は荷物のパックをしなければなりません。この船旅ではたくさんのすばらしい経験をし、たくさんのことを学び、たくさんの収穫を得ました。
もう、毎年この時期にこの船でこの場所のクルーズでいいじゃないか、とさえ思えるほどの船旅でした。
そして、この船旅で夏がまた好きになりました。バカンスって、すばらしい習慣だなぁと。
この視察出張は、当社横浜のスタッフやポナンの関係者、雑誌社の方など、たくさんの人たちの協力を得て実現しています。そして大変だけど連載の仕事をいただきました。私には、こういう船旅があるということを日本で紹介する義務があると思っています。
当然、しっかりと取材をする訳ですが、ある意味それは野暮なことをしている訳です。
こんないい船で夢のような寄港地を巡っているのに、仕事をするなんて。
次回、いつかまたこの船にたどり着けたら、夫婦でのんびり、写真も撮らず、ペンも取らず、純粋にお客さんとして
満喫したいと思っています。
明日、イビーサで下船します。

セレブリティ、アジアへ 、 ヨットスタイルを極めたい

a653f021.jpg最近、ユニワールド(リバー)のチケットが届きましたが、その贅沢なケースに驚き。今こんな立派なチケットは、シルバー、クリスタル、シーボーン、ポナンぐらいしか見たことがありません。船旅は乗るまでの”ワクワク感が大事なんだ”ということをユニワールドはわかってらっしゃる!
伊集院静の本に「物の価格は長い時間をかけて定まっている、大人になって初めて物の値段は理解できる」とのくだりがあります。
このフレーズに出会ったとき、「そうそう、それが言いたかったんだ。」と共感しました。ガンガンコストダウンして価格を下げて、つまらないEチケットに誰がワクワクするだろうか。いや、それでもいいから価格が安い方がいいのか? いろいろと意見が分かれるところでしょうが、私は”チケットらしいチケット”を送って欲しいと今も思っています。
セレブリティクルーズ、初のアジアクルーズが発表になりました。船は改装を経てのミレニアム。もう最高じゃないですか!
ホーランド熱狂ファンの私も心揺らぐニュースであります。
美食度ではセレブリティが若干上回ってるかも、という感を持っています。
さて、ヨットスタイルを極めたい。
究極の船旅って何だろう? 自分が所有する船かなぁと。
それに近いクルーズは? スモールシップのヨットタイプかなぁと。ポナン、シードリームあたりでフランス・イタリアを流せば、それが究極かなぁと。
ここまでは、そう遠い話ではない。
下記のような地味なページをご存知でしょうか?
http://www.mercury-travel.com/princess-myc/
プリンセス、というヨット販売の会社。いつしかこんな会社にたどり着いてしまいました。ロンドンのオフィスを訪ねた時のこと。玄関先にドデカイ犬が寝そべっている。「何じゃこりゃ?」
担当者と打合せをするも、どうも噛み合わない。
「この10人乗りのヨットをチャーターする場合、その価格は?、食事は?、ベッドメーキングは?、シェフは乗るのか?、夜の海を航行したい、可能か?」
それに対する回答は「 Yes All is up to you . 」つまり、オレが人間が小さすぎたのです。すべては金で実現するのです。 数十億のクルーザーを所有しなくても、仲間でチャーターしてバカンスを楽しむ、そんな当たり前のレジャーがヨーロッパにはあるのです。希望するところ、どこへでも行ってくれるのです。プロのシェフに極上のディナーを作らせてもいいし、セブンイレブンでおにぎりとカップ麺を買い込んで食べても誰にも怒られません。ベッドメーキングをクルーズ船並みに頼もうが、自分でシーツを洗濯しようが、何だっていいのです。(くそーっ、情けないほどにおれは人間が小さい!!)
よし、今年はひとつこのジャンルを攻略してやろうじゃないか! 
お客さんに電話しまくって、”究極の10人”で実現しようじゃないか!
モナコでF1見て、マルセイユでブイヤベース食べて、感動のフィナーレはベニスか?
よし、今夜はこの件について真剣に「やきとり大吉弘明寺店」で考えるとしよう。


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