10月はポナン乗船が2本あり、その影響はモロに自身に降りかかってくるわけで、10月動静が
11月の終わりとなってしまいました。
10/5 ロストラル 金沢〜大阪
秋の日本発着は台風直撃、波乱の幕開け。出港が夕方6時から朝9時に変わるという異常事態。
前日日本からのお客様に電話をかけ、「すみません、僕と今日の金沢行き新幹線に乗ってください。」と
頭を下げる始末。「そのハプニング、面白いじゃない!!」とポジティブなお客様。
予定通りロストラルは9時に出港し、とにかく飛ばして舞鶴の入り江で1泊。ただし船客の半分以上が乗り遅れ、翌朝舞鶴で乗船。その後は広島、徳島、東京、大阪で見学会を行い、取材の方も乗船、忙しくも充実の10日間でした。
印象的なのは夜の東京入港。夜景が素晴らしく、フランス人船客も「東京に来たぜ!!」というワクワク感に満ち溢れていました。
年々人気が高まりつつあるポナンの日本寄港、今や日本が人気のクルーズデスティネーションと世界で認知されつつあります。
それに呼応するように激化する日本各地での客船誘致。数年前までは予想もできなかった動きです。
10/14大阪で下船、実家で少し休息して、10/16関西空港に新しいお客様と集合、トルコ航空でアテネへ飛びました。
10/18 ル・リリアル、アテネ〜マルセイユ。これは素晴らしいコースでした。アテネを出港後、夜のコリントス運河を通過。これが凄い!! 昼間の10倍スリリング。これぞスモールシップならではのコースでした。
ポナンの1万トンクラスは、基本姉妹船ながらもインテリアはそれぞれ異なり、微妙に改良を重ねています。
メインダイニングの椅子が重いと感じていたのですが、ル・リリアルは少し軽くなってました。
ラウンジの椅子が少ないと思っていたら、座る場所が増えていました。
毎日天気も良く、デッキ7のアウトドアのバーも元気のOPEN。ランチビュッフェには生ガキやムール貝も出て、このあたりが日本発着とは全然違う。私としては日本発着をもっとフランス色の強いエレガントなクルーズに仕立て上げたいのです。
来年5/10の大阪〜室蘭は、高松や別府など、自主運航として初寄港地も加わり、面白いコースとなりました。今、日本中の港からのポナン誘致セールスが熱いのですが、我々日本人がもっとクルーズに行くようになる、そのことにおいてクルーズ関係者としての存在意義があると思ってますので、客船誘致は地元の観光名所の宣伝(つまりインバウンド)だけではなく、地元から乗船する船客を探し出す(=クルーズへの関心を高める)、アウトバウンド志向でお願いしたいと思っています。
中国人満載のクアンタムが境港に入ってイオンで爆買いして、それで客船誘致成功と言うなら、ちょっと違うと私は思います。
ル・リリアル、後半のエオリア諸島リーパリ〜サレルノ〜アマルフィ〜コルシカ〜マルセイユは海も穏やかで一言でいえば「美しい地中海クルーズ」。個人的には地中海はシードリーム・ヨットクラブで、ポナンは日本と南極などのエクスペディションでいいのかなぁ、と思ってたのですが、さすがホームグラウンドで展開するポナンの地中海は、これまた魅力的でした。正直フランス人、ちょっと変わってます。そこが魅了的です。
10/26 マルセイユ
ポナン本社にて運航部門とのミーティング。香川県港湾の方も同席。大変いい議論が出来ました。
続いてグループセールス部門ともミーティング、今後の日本での販売体制など、本音を語り、今後の強い協力体制をお互い確認しました。
マルセイユ、13年ぶり、MSCリリカという船でした。古い港町、2階建て観光バスに乗ってひと回りしてきました。夜の便でロンドンへ移動。
10/27 英・フォークストン
フォークストンはドーバー近郊の街、サガとのミーティング、実は自身初めてリバークルーズを手がけることになりました。私は外洋船が好きなのでリバーはあまり興味がなかったのですが、サガのプロダクトは素晴らしく、昨年ニュールンベルグからアムステルダムまでサガのライン川クルーズに試乗してきましたが、サガのオーシャンクルーズ同様年齢制限を設け、シングル船客も割増料金がなく、アットホームなおもてなし、けっこうおいしいお食事、ノーチップ、お食事時のワイン・ビールも込みで、コストパフォーマンスも高くいいプロダクトだなぁと感じ、日本マーケットでの販売を決断しました。リバークルーズといえば日本ではオーシャンドリーム社の堅田さんが私の先生ですが、堅田さんの手がけるリバークルーズ、ユニワールドやバイキングはリバークルーズの中でもトップブランドでいわばリバーのラグジュアリー船。サガのリバーはそこまで贅沢ではなく、価格も良心的。外洋船同様、リバーにも 松・竹・梅 があって、それぞれに存在意義と価値があることを丁寧にアピールしてゆきたいと考えています。 近日サガ・リバーのウェブサイトもOPENしますので、”外洋船大好き東山”が、リバークルーズを手がけるとどうなるのか、上手くやれるかちょっと不安ですがお楽しみに。
10/28 ロンドンの休日
地下鉄3ポンド、サンドウィッチとコーヒーで10ポンド、ホテルのアフタヌーンティー50ポンド。
それぞれ150円を掛けてみてください。めちゃくちゃ高いですよね。
それと同時に、日本は何でも安い、これってデフレなのか? と考えました。
大阪ではコーヒー380円、朝10時までは同じ料金でパンとたまごが付いてモーニングセットになります。
20年ぐらい値段が変わってません。
成田空港の駐車場、20年前からずっと1泊500円。
日本は住みよい国だと思いました。
○月○日 横浜の休日
最近の週末の過ごし方、西村京太郎サスペンス十津川シリーズを見るのが楽しい。
十津川は、高橋英樹と渡瀬恒彦がありますが、断然、渡瀬の方が迫力がある!!
亀さん(伊藤四郎)も、部下(小西と西本と女の人)に厳しいところなど、それも迫力がある。
いつか大西洋横断とか終日航海日が多い船に乗るとき、十津川のDVDたくさん持って行って楽しみたいと思っております。
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ロストラルのデッキランチ。フランス人船客と同じものを選ぶとおいしいものにありつけます。
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コルシカ島カルヴィのル・リリアル。10月は暑すぎず、過ごしやすく、地中海クルーズにおすすめです。
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ドイツ・ニュールンベルグ、仕事柄海沿いの街しか行ったことがなかったので、リバークルーズでヨーロッパ内陸の旅にハマりそうです。美しい。2017年サガ・リバークルーズ、ライン川(アムステルダム〜ニュールンベルグ)、ドナウ川(ブダペスト〜プラハ)からスタート予定です。こうご期待。


十津川警部シリーズ、一挙放送中。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/ichioshi/totsugawaikkyo2016/