5a8b6829.JPGこの曲、なんとなく耳にして、なんとも不思議な、ちょっと気になる曲でした。
今日、「たけしの誰でもピカソ」という番組で初めてちゃんと聴きまして、いい曲だなぁと思いました。
過日、とあるクルーズのお客様、病で逝去された後、その方の偲ぶ会というものが催され、なぜか私も招待されたことがありました。その会場は、ほとんどが故人の高校の同級生の方なので、平均年齢は７５以上でしょうか。
そんな中、奥様から私が手配をさせていただいた、クイーンエリザベス２、ワールドクルーズのことについてぜひみなさんに話をしてほしいと言われ、そのことを皆さんの前でお話をさせていただきました。少し硬めに話をしました。
その昔、客船とはその国の富の象徴であり、威信をかけて建造されるものであったこと。クイーンエリザベス２とはその名のとおり、命名者が女王陛下であること。そんな偉大なる客船で故人は船旅をされたことなど。そして最後に
「この会場の皆さんも、ぜひ彼の航跡をたどってみてください。」と話してしめくくると、大きな拍手をいただきました。
壇上には故人の思い出の写真が並べられていました。その中にＱＥ２の船長と並んで写っている素敵な写真がありました。身長も体重も２倍以上はあろうかという大きな船長とのツーショット。８０余年の故人の人生の中から、とっておきの写真を数枚選ばれたと思うのですが、晩年の晩年のとある旅行の写真がその中に選ばれたのを見て、ＱＥ２のクルーズが彼の人生をより華やかにしたのではないだろうかと思いました。
この会の最後に、同窓生のみなさんが合唱した曲が、今思えば千の風に乗ってだったのです。
この唄のように、彼は自由に今もクルーズを楽しんでおられることでしょう。