エジプトの首都カイロから車で３時間、そこは地中海に面した外港ポートサイド。スエズ運河の入り口でもあります。途中スエズ運河と並行して走っているとき、大型タンカー、コンテナ満載の船、自動車運搬船などが等間隔で航行してゆくのが見え、重要な航路であることを感じました。ポートサイドの街に入るも、ガイドが港の位置がわからないようで何やら現地の人とやりとりしています。そしてある場所で車が止まり「ここが港だ。」と言われ降りることに。雑踏の中、車から降りると、鉄格子の向こうにシルバーウインドが停泊していました。鉄格子のゲートを過ぎると現地の男達に囲まれ、強引にスーツケースを船へ持って行かれてしまいます。とにかく早く取り返さなければと、我々５人分の意味で１００エジプトポンドを１人の男に払うも、別の男達が「マネー、マネー」としつこく要求。「１００ポンドで全員分だ！」と大声で蹴散らしてようやく荷物を奪還するというかなり厳しいやりとり。荷物検査を受け、やっとギャングウェイをわたり乗船。ウェルカムシャンパンと冷えたタオルでお出迎え。お部屋のカードキーを受け取りキャビンに入ると、どっと疲れが出てきました。雑踏、喧騒、デタラメの街から開放され、バーに行くとシャンパーニュとオードブルの軽いランチ。それでもまだ頭の中がぐちゃぐちゃの状態。
キャビンのウェルカムシャンパンが、ポメリーではなくドラピエに驚き。ル･レバンで初めて出会ったあの味、まさかシルバーシーで飲めるとは思わず、ちょっとしたうれしい驚き。クローゼットにはふかふかのバスローブとスリッパ、洗面・バスタブ周りには事前に選んだブルガリのアメニティがセットされ、徐々に自分がシルバーシーの船上にいることを実感しました。
PHOTO
夕暮れのプールサイド
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。