来週水曜日にHALのフラッグシップ、アムステルダムが横浜へ入港します。そしてホーランドアメリカラインからセールスディレクターとの個別ミーティングがセッティングされました。大半はセールスに関する数の話であろうと思われますが、この機会に絶対に言ってやろう、と思うことがあります。例えば、５月のアラスカ、ロッテルダムでの経験です。ホーランドアメリカラインは社としては業績を伸ばし船も増えています。しかし５月２９日出港のロッテルダムに乗った者としては、これは絶対におかしい、ということがいくつかありました。船内でのシステム、クルーのサービス等々。「数を伸ばしたかったら、顧客満足度を上げればいい。良い船にはまた乗る、悪い船にはもう乗らない。」簡単なことでしょう。
まぁ、今言ったのは、リピーターへつながるか否かの話ですが。しかしこれはとても重要なことです。新規でホーランドアメリカラインへ乗っていただくお客様を探すのとリピーターになっていただくのとでは数段苦労が違うからです。
そして、新規顧客の獲得について。まずマーキュリートラベルとしては、創業以来ずっと、プレミアムクラスはホーランドアメリカラインにこだわって販売してきました。自身の好きな会社でもあり、自身も時々プライベートでも乗り、膨大な情報を蓄積してきました。このこだわりがいい意味での差別化につながっています。だから、もしかしたらプレミアムクラスでは少数派かもしれないけど、ホーランドアメリカラインに乗りたいというお客様には、最高の提案力と手配力を持ち備えているという自負があります。
しかし、せっかくホーランドアメリカラインへ送客しても、内容がダメだったでは非常に困るわけです。そこは船会社にがんばって最高のサービスを目指してもらわなければなりません。
船会社って大きくなると、どうしてもコスト削減を考えるヤツが出てきます。夕方になるとラウンジやバーでつまむことができたホットオードブル、クレープシュゼットのサービス、キャプテン主催のパーティでキャプテンとの握手、すべて廃止になりました。どれもホーランドアメリカラインならではの１シーンだったのに。
船自体は絶対に素晴らしい。それはお客様からも高い評価をいただいてます。そして最近特に評価が高いのがピナクルグリル。あの追加料金であのサービス、食事、雰囲気は素晴らしい、と。ピナクルも８万トン以上と５〜６万トンでは全く雰囲気が違い、特に５〜６万トンは絶賛の声！。（プリンセンダムのピナクルは超別格であります！） ロッテルダムのオーシャンバーでは、ジャズのカルテットによる素晴らしい演奏も。
とにかくワタクシ、ホーランドアメリカラインへ直談判してまいります。
PHOTO
HAL AMSTERDAM Pinacle Grill
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